台本概要

 208 views 

タイトル 唐揚げと恋バナ
作者名 ウサ月あさ  (@domakisaramoon)
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(女2)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ただただ女性二人が居酒屋で飲んで食べて雑談するだけ。

・ユイ 成人女性。彼氏無し
・ミオ 成人女性。彼氏あり 

高頻度で「良い」が出てきますが「いい」でも「よい」でもノリや雰囲気でどちらでも。
「良き」は「よき」です。
アドリブは世界観を壊さない程度にお好きにどうぞ。
・方言可
・おふざけなければ食べながらも可(咀嚼音苦手な方もいるので聴く方に配慮お願いします)

 208 views 

キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ユイ 95 成人女性。彼氏無し。
ミオ 95 成人女性。彼氏有り。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0: 0:『唐揚げと恋バナ』 :   0:ユイ、タッチパネルを叩く。 ユイ:唐揚げ…。ねえ、普通の唐揚げと軟骨の唐揚げどっちがいいかな? ミオ:どっちでも良いけど…好きなほうに(しなよ) ユイ:*良《い》いや。二つ頼もう ミオ:え? ユイ:あと…ポ〜テ〜ト…っと…ポテトポテト…どこだ ミオ:揚げ物以外も欲しいんだけど ユイ:ちょい待ってね…揚げ物以外って? ミオ:うーん、それ貸して ユイ:ポテト…1と…。はい ミオ:ありがとう ユイ:焼きそば? ミオ:唐揚げにポテトに焼きそばって文化祭じゃん。お祭りとか学生メシじゃん… ユイ:鶏軟骨は大人感*醸《かも》し出してると思うけど ミオ:そうかぁ? ユイ:で、何にすんの? ミオ:やっぱこれっしょ…たこわさ…エイヒレ ユイ:だし巻き卵もいかない? ミオ:どっち味? ユイ:あーチーズいいな ミオ:じゃあチーズ…よし。ひとまずこれで…送信 ユイ:注文完了〜。後は飲みながら待つだけ ミオ:ほい、乾杯 0:ミオ、カチンと自分のジョッキをユイの置いてるジョッキにぶつける。 ユイ:*雑《ざつ》い(笑) : 0:二人思い思いに飲む。 : ミオ:でー? ユイ:ん? ミオ:今日はどした? ユイ:え?何が? ミオ:飲みたい!てLINEしてきたじゃん。 ミオ:何かぶちまけたいんじゃないの? ユイ:は? ミオ:ん? ユイ:いや、そのまんまなんだけど ミオ:え? ユイ:飲みたいーて、ただそのまんま ミオ:はぁ? ユイ:何かさ、久々に飲んで、これぞ居酒屋!みたいなご飯、食べたかっただけなんだけど ミオ:…まじかー ユイ:まじだなー ミオ:そっかぁ ユイ:なんで残念そうなんだよ ミオ:いやー愚痴聞くテンションだったからさ ユイ:なんじゃそりゃ…あ :   0:店員がたこわさとエイヒレを運んでくる。 : ユイ:あ。ありがとうございまぁす ミオ:ありがとうございます :   0:店員が去った後、ユイがたこわさの皿をミオの前に押す。 : ユイ:ほーい。たこわさ食べらんないから全部どーぞ ミオ:あ、ユイこれ嫌いだったっけ ユイ:です ミオ:じゃあ全部食べちゃうね ユイ:エイヒレは食べるー ミオ:おう。食え食え ユイ:ミオは何かないの? ミオ:あん? ユイ:愚痴〜 ミオ:愚痴かぁ…そうだなぁ…まあ無いわけじゃ… ミオ:て、あ、料理来た : 0:店員が残りの料理を運んでくる。 : ミオ:ああ、ありがとうございます ユイ:ありがとうございまーす。はーい : 0:店員去る。 : ユイ:全部来た!よっし食べよ食べよ ミオ:たまごやきー♪ ユイ:チーズの量がなかなかに罪深いね ミオ:良いねー ユイ:たまらんねー。あ、お酒おかわりしよ ミオ:あ、梅酒ロック入れといて ユイ:おけー。梅酒ロック…と。私何にしよう。 ユイ:焼酎とか行くか? ミオ:あんた焼酎飲めたっけ? ユイ:んにゃ。飲めぬ。苦手だわ ミオ:じゃあ何で選ぼうとしてんだよ ユイ:ワンランク、アップを目指して ミオ:意味わからん ユイ:こんなときじゃないと挑戦できないじゃん? ユイ:職場の飲み会で試すわけにもいかないし、一人じゃわざわざ頼まないし ミオ:あっそ。無理して飲む必要ないとは思うけど ユイ:飲めるようにはなりたいんだよね ミオ:うーん…まあわからん事もないかな ユイ:あるよね ミオ:まあね。こんな風に飲めたら…とかあるね ユイ:二階堂行こう二階堂…よっしゃ ミオ:私もあとでワイン頼もうかなぁ ユイ:おお、良いねー。どうせなら白と赤で頼む? ミオ:唐揚げにはこちらですね…とかやっちゃう? ユイ:だし巻き卵のほのかな甘味にはこちらですね ミオ:濃厚なチーズにはやはりこちらです ユイ:こちらしか言ってない(笑う) ミオ:どちら様だよ(笑う) 0:二人一緒に笑う。 ユイ:じゃあもう頼むか ミオ:あれ?二階堂は? ユイ:そっちも頼むー。 ユイ:えっと…赤と白…グラスワインのほう、それぞれ二つで良いよね ミオ:いいよー。ユイあんた三杯じゃん ユイ:しかも飲めるかわからんものを ミオ:飲めよ ユイ:飲むよ。そりゃもう頑張って ミオ:おう。頑張れ ユイ:いや、頑張らない ミオ:どっちだよ ユイ:程良く頑張る ミオ:どんな飲み方よ ユイ:知らん。適当に言った ミオ:でしょうねー。あ、私も梅酒あるから三杯だ ユイ:頑張れよ ミオ:梅酒は普通に飲めるから ユイ:唐揚げうまー… ミオ:ポテトってマヨつけると美味しいよねー : 0:しばらく飲んだり食べたり。 : ユイ:…で ミオ:ん? ユイ:愚痴 ミオ:…ああ ユイ:何かある? ミオ:愚痴なぁー ユイ:無いの? ミオ:そりゃ、無いわけじゃ無いけど… ミオ:これと言って、そんなにパンパンになっても無いからなぁ。 ミオ:ユイこそどうなのさ? ユイ:愚痴なぁー…そりゃ人生愚痴だらけですけども ミオ:愚痴だらけなんかい ユイ:そりゃそうでしょーよ。え?ミオは違うの? ミオ:いや、愚痴だらけ ユイ:ほれみろ ミオ:そりゃそうでしょーよ ユイ:とりあえず私は…良い恋愛がしたい ミオ:唐突だな ユイ:少しくらい人生に彩りが欲しい ミオ:彩りかぁ。趣味で良いじゃん ユイ:それはあれかい?彼氏持ちの余裕てやつかい? ミオ:なんじゃそりゃ ユイ:わからん。適当言った ミオ:わからんのかい ユイ:いや、並々ならぬ本心だね ミオ:だろうね ユイ:良い恋愛したいー…超良き顔面を拝みたい ミオ:それ何なの?彼氏じゃなくて推しが欲しいって話? ユイ:推しだっけ?どの辺が? ミオ:良い顔面拝みたいてとこ。 ミオ:顔面拝みたいって…彼氏じゃないでしょそれ ユイ:いや、超絶イケメン彼氏が欲しい!って事じゃない? ミオ:何でこっちに聞くんだよ。拝むなよ彼氏 ユイ:確かに彼氏拝みたくは無いなー…対等が良い ミオ:良い人いないの? ユイ:いない ミオ:即答。性格?それとも顔面?  ユイ:顔面はさすがに、実際そこまで考えてないですよ。 ユイ:人様の顔面がどうのこうのなんて、どの口が言うんだって話だし。 ユイ:あーあ…良き顔面の彼氏欲しい 0:ユイ、テーブルに突っ伏す。 ミオ:言った早々にどの口が言ってんだよ。あ、店員さんこっち来てる。 ミオ:ほら頭どけろ : 0:店員がワインと梅酒と二階堂を持ってくる。 : ミオ:すみません。ありがとうございます ユイ:…まーす : 0:店員が去る。 : ミオ:ほい。二階堂。目指すんでしょランクアップ ユイ:ありがとう 0:ユイ、二階堂飲む。 ユイ:うーん… ミオ:どうよ? ユイ:頑張って飲む ミオ:うん。飲めよ ユイ:梅酒うまい? ミオ:とてもうまい ユイ:だよねー。 ユイ:焼酎、ワイン、日本酒と、幅広く飲める良き大人を目指すわ ミオ:酒豪になりたいわけ? ユイ:バーとか居酒屋とか屋台で、一人で飲めるの目指したい ミオ:さっきの彼氏のくだり何だったんだよ ユイ:いや、それはそれ、これはこれでしょうよ。 ユイ:ミオだって彼氏いるけど私と飲んでんじゃん ミオ:まあね ユイ:彼氏の愚痴も出て来ないくらいラブラブってか? ミオ:ラブラブって…。 ミオ:まあ、長いしね、ラブラブと言うか、ダラダラだよ ユイ:ダラダラかぁ。言ってみたいもんですな。 ユイ:良い顔面拝みたい ミオ:もう芸能人でも追っかけなよ。推し活しろ推し活 ユイ:いや、彼氏が欲しいて話しなんだが ミオ:顔面拝みたいなんて言うからだろ ユイ:顔面だけならどちら様でも拝めるよ ミオ:はいはい。良い顔面ね ユイ:そう。良い顔面 ミオ:大真面目に、結局何が欲しいわけ?彼氏?推し? ユイ:え?…うーん…何だろ。彩りが欲しいんだよなぁ ミオ:必ずしも側に居なくても良いわけ? ユイ:うーん…居てくれたらラッキー。 ユイ:でも自分が楽しくなれるなら、それで良いなーて思う。 ユイ:だけど趣味とかじゃなく人が良い。生身の人間 ミオ:生身の人間かぁ… ユイ:自分が楽しくなれて、人生が少し華やかになるような、そんな人が良い ミオ:恋愛すりゃ一発だけどね ユイ:そんな相手が身近にご不在なんでね ミオ:じゃあ身近で見つかるまで、ひとまずテレビとか動画配信とかさ、舞台とかあるじゃん? ミオ:その辺いろいろと観てみなよ。はまる人居るかもよ ユイ:そうだねー ミオ:ちょっとメルヘンだけど、「たった一人の運命の人」なんてのだって、どこで出会うかわかんないし、 ミオ:そもそも、視野をどこにも向けなかったら、出会う機会無いよね。 ミオ:まずは観るもの行くとこを広げてみるのも手だと思うよ ユイ:さーすがダラダラ期の彼氏持ち。…どこで出会ったんだっけ ミオ:高校 ユイ:あー高校の同級生て言ってたね。…出かけてないじゃん流れじゃん ミオ:高校は自分で選んだもん ユイ:あっそー。何か運命の人!ってやつっぽくない?メルヘーン ミオ:運命なんて大袈裟なもんじゃなく普通の人ですー ユイ:たまたま選んだ高校で、出会うべくして出会った…運命ぽいじゃん ミオ:そんな事言ったら、どんな人だってそうでしょ ユイ:まあね。どんな人でも袖振り合うも多生の縁。 ユイ:好き嫌い関わらず、多かれ少なかれ…みんな運命の人だね ミオ:…やだなぁクソ部長も運命の人とか ユイ:等しく運命だねー ミオ:最悪過ぎる 0:ミオ、ワイングラスを取る。 ミオ:運命はさて置き、そろそろ、赤と白のこのワインがどんな料理に合うか、検証したいのだが ユイ:確かに。本日一番のメインどころはこれだわ。 ユイ:あ…でも唐揚げも玉子ももう無いじゃん ミオ:本当だ。話しながら無心で食べてたね ユイ:んじゃ、検証のため追加注文しときますかぁ ミオ:全部同じなのはなー。違うやつも食べたい 0:ユイ、タッチパネルを取る。 ユイ:んじゃ、じっくり選びますかぁ…赤にはこちらから ミオ:ならば…白には…こちら 0:二人、笑う。  :   :  0:ーーーー終ーーーー

0: 0:『唐揚げと恋バナ』 :   0:ユイ、タッチパネルを叩く。 ユイ:唐揚げ…。ねえ、普通の唐揚げと軟骨の唐揚げどっちがいいかな? ミオ:どっちでも良いけど…好きなほうに(しなよ) ユイ:*良《い》いや。二つ頼もう ミオ:え? ユイ:あと…ポ〜テ〜ト…っと…ポテトポテト…どこだ ミオ:揚げ物以外も欲しいんだけど ユイ:ちょい待ってね…揚げ物以外って? ミオ:うーん、それ貸して ユイ:ポテト…1と…。はい ミオ:ありがとう ユイ:焼きそば? ミオ:唐揚げにポテトに焼きそばって文化祭じゃん。お祭りとか学生メシじゃん… ユイ:鶏軟骨は大人感*醸《かも》し出してると思うけど ミオ:そうかぁ? ユイ:で、何にすんの? ミオ:やっぱこれっしょ…たこわさ…エイヒレ ユイ:だし巻き卵もいかない? ミオ:どっち味? ユイ:あーチーズいいな ミオ:じゃあチーズ…よし。ひとまずこれで…送信 ユイ:注文完了〜。後は飲みながら待つだけ ミオ:ほい、乾杯 0:ミオ、カチンと自分のジョッキをユイの置いてるジョッキにぶつける。 ユイ:*雑《ざつ》い(笑) : 0:二人思い思いに飲む。 : ミオ:でー? ユイ:ん? ミオ:今日はどした? ユイ:え?何が? ミオ:飲みたい!てLINEしてきたじゃん。 ミオ:何かぶちまけたいんじゃないの? ユイ:は? ミオ:ん? ユイ:いや、そのまんまなんだけど ミオ:え? ユイ:飲みたいーて、ただそのまんま ミオ:はぁ? ユイ:何かさ、久々に飲んで、これぞ居酒屋!みたいなご飯、食べたかっただけなんだけど ミオ:…まじかー ユイ:まじだなー ミオ:そっかぁ ユイ:なんで残念そうなんだよ ミオ:いやー愚痴聞くテンションだったからさ ユイ:なんじゃそりゃ…あ :   0:店員がたこわさとエイヒレを運んでくる。 : ユイ:あ。ありがとうございまぁす ミオ:ありがとうございます :   0:店員が去った後、ユイがたこわさの皿をミオの前に押す。 : ユイ:ほーい。たこわさ食べらんないから全部どーぞ ミオ:あ、ユイこれ嫌いだったっけ ユイ:です ミオ:じゃあ全部食べちゃうね ユイ:エイヒレは食べるー ミオ:おう。食え食え ユイ:ミオは何かないの? ミオ:あん? ユイ:愚痴〜 ミオ:愚痴かぁ…そうだなぁ…まあ無いわけじゃ… ミオ:て、あ、料理来た : 0:店員が残りの料理を運んでくる。 : ミオ:ああ、ありがとうございます ユイ:ありがとうございまーす。はーい : 0:店員去る。 : ユイ:全部来た!よっし食べよ食べよ ミオ:たまごやきー♪ ユイ:チーズの量がなかなかに罪深いね ミオ:良いねー ユイ:たまらんねー。あ、お酒おかわりしよ ミオ:あ、梅酒ロック入れといて ユイ:おけー。梅酒ロック…と。私何にしよう。 ユイ:焼酎とか行くか? ミオ:あんた焼酎飲めたっけ? ユイ:んにゃ。飲めぬ。苦手だわ ミオ:じゃあ何で選ぼうとしてんだよ ユイ:ワンランク、アップを目指して ミオ:意味わからん ユイ:こんなときじゃないと挑戦できないじゃん? ユイ:職場の飲み会で試すわけにもいかないし、一人じゃわざわざ頼まないし ミオ:あっそ。無理して飲む必要ないとは思うけど ユイ:飲めるようにはなりたいんだよね ミオ:うーん…まあわからん事もないかな ユイ:あるよね ミオ:まあね。こんな風に飲めたら…とかあるね ユイ:二階堂行こう二階堂…よっしゃ ミオ:私もあとでワイン頼もうかなぁ ユイ:おお、良いねー。どうせなら白と赤で頼む? ミオ:唐揚げにはこちらですね…とかやっちゃう? ユイ:だし巻き卵のほのかな甘味にはこちらですね ミオ:濃厚なチーズにはやはりこちらです ユイ:こちらしか言ってない(笑う) ミオ:どちら様だよ(笑う) 0:二人一緒に笑う。 ユイ:じゃあもう頼むか ミオ:あれ?二階堂は? ユイ:そっちも頼むー。 ユイ:えっと…赤と白…グラスワインのほう、それぞれ二つで良いよね ミオ:いいよー。ユイあんた三杯じゃん ユイ:しかも飲めるかわからんものを ミオ:飲めよ ユイ:飲むよ。そりゃもう頑張って ミオ:おう。頑張れ ユイ:いや、頑張らない ミオ:どっちだよ ユイ:程良く頑張る ミオ:どんな飲み方よ ユイ:知らん。適当に言った ミオ:でしょうねー。あ、私も梅酒あるから三杯だ ユイ:頑張れよ ミオ:梅酒は普通に飲めるから ユイ:唐揚げうまー… ミオ:ポテトってマヨつけると美味しいよねー : 0:しばらく飲んだり食べたり。 : ユイ:…で ミオ:ん? ユイ:愚痴 ミオ:…ああ ユイ:何かある? ミオ:愚痴なぁー ユイ:無いの? ミオ:そりゃ、無いわけじゃ無いけど… ミオ:これと言って、そんなにパンパンになっても無いからなぁ。 ミオ:ユイこそどうなのさ? ユイ:愚痴なぁー…そりゃ人生愚痴だらけですけども ミオ:愚痴だらけなんかい ユイ:そりゃそうでしょーよ。え?ミオは違うの? ミオ:いや、愚痴だらけ ユイ:ほれみろ ミオ:そりゃそうでしょーよ ユイ:とりあえず私は…良い恋愛がしたい ミオ:唐突だな ユイ:少しくらい人生に彩りが欲しい ミオ:彩りかぁ。趣味で良いじゃん ユイ:それはあれかい?彼氏持ちの余裕てやつかい? ミオ:なんじゃそりゃ ユイ:わからん。適当言った ミオ:わからんのかい ユイ:いや、並々ならぬ本心だね ミオ:だろうね ユイ:良い恋愛したいー…超良き顔面を拝みたい ミオ:それ何なの?彼氏じゃなくて推しが欲しいって話? ユイ:推しだっけ?どの辺が? ミオ:良い顔面拝みたいてとこ。 ミオ:顔面拝みたいって…彼氏じゃないでしょそれ ユイ:いや、超絶イケメン彼氏が欲しい!って事じゃない? ミオ:何でこっちに聞くんだよ。拝むなよ彼氏 ユイ:確かに彼氏拝みたくは無いなー…対等が良い ミオ:良い人いないの? ユイ:いない ミオ:即答。性格?それとも顔面?  ユイ:顔面はさすがに、実際そこまで考えてないですよ。 ユイ:人様の顔面がどうのこうのなんて、どの口が言うんだって話だし。 ユイ:あーあ…良き顔面の彼氏欲しい 0:ユイ、テーブルに突っ伏す。 ミオ:言った早々にどの口が言ってんだよ。あ、店員さんこっち来てる。 ミオ:ほら頭どけろ : 0:店員がワインと梅酒と二階堂を持ってくる。 : ミオ:すみません。ありがとうございます ユイ:…まーす : 0:店員が去る。 : ミオ:ほい。二階堂。目指すんでしょランクアップ ユイ:ありがとう 0:ユイ、二階堂飲む。 ユイ:うーん… ミオ:どうよ? ユイ:頑張って飲む ミオ:うん。飲めよ ユイ:梅酒うまい? ミオ:とてもうまい ユイ:だよねー。 ユイ:焼酎、ワイン、日本酒と、幅広く飲める良き大人を目指すわ ミオ:酒豪になりたいわけ? ユイ:バーとか居酒屋とか屋台で、一人で飲めるの目指したい ミオ:さっきの彼氏のくだり何だったんだよ ユイ:いや、それはそれ、これはこれでしょうよ。 ユイ:ミオだって彼氏いるけど私と飲んでんじゃん ミオ:まあね ユイ:彼氏の愚痴も出て来ないくらいラブラブってか? ミオ:ラブラブって…。 ミオ:まあ、長いしね、ラブラブと言うか、ダラダラだよ ユイ:ダラダラかぁ。言ってみたいもんですな。 ユイ:良い顔面拝みたい ミオ:もう芸能人でも追っかけなよ。推し活しろ推し活 ユイ:いや、彼氏が欲しいて話しなんだが ミオ:顔面拝みたいなんて言うからだろ ユイ:顔面だけならどちら様でも拝めるよ ミオ:はいはい。良い顔面ね ユイ:そう。良い顔面 ミオ:大真面目に、結局何が欲しいわけ?彼氏?推し? ユイ:え?…うーん…何だろ。彩りが欲しいんだよなぁ ミオ:必ずしも側に居なくても良いわけ? ユイ:うーん…居てくれたらラッキー。 ユイ:でも自分が楽しくなれるなら、それで良いなーて思う。 ユイ:だけど趣味とかじゃなく人が良い。生身の人間 ミオ:生身の人間かぁ… ユイ:自分が楽しくなれて、人生が少し華やかになるような、そんな人が良い ミオ:恋愛すりゃ一発だけどね ユイ:そんな相手が身近にご不在なんでね ミオ:じゃあ身近で見つかるまで、ひとまずテレビとか動画配信とかさ、舞台とかあるじゃん? ミオ:その辺いろいろと観てみなよ。はまる人居るかもよ ユイ:そうだねー ミオ:ちょっとメルヘンだけど、「たった一人の運命の人」なんてのだって、どこで出会うかわかんないし、 ミオ:そもそも、視野をどこにも向けなかったら、出会う機会無いよね。 ミオ:まずは観るもの行くとこを広げてみるのも手だと思うよ ユイ:さーすがダラダラ期の彼氏持ち。…どこで出会ったんだっけ ミオ:高校 ユイ:あー高校の同級生て言ってたね。…出かけてないじゃん流れじゃん ミオ:高校は自分で選んだもん ユイ:あっそー。何か運命の人!ってやつっぽくない?メルヘーン ミオ:運命なんて大袈裟なもんじゃなく普通の人ですー ユイ:たまたま選んだ高校で、出会うべくして出会った…運命ぽいじゃん ミオ:そんな事言ったら、どんな人だってそうでしょ ユイ:まあね。どんな人でも袖振り合うも多生の縁。 ユイ:好き嫌い関わらず、多かれ少なかれ…みんな運命の人だね ミオ:…やだなぁクソ部長も運命の人とか ユイ:等しく運命だねー ミオ:最悪過ぎる 0:ミオ、ワイングラスを取る。 ミオ:運命はさて置き、そろそろ、赤と白のこのワインがどんな料理に合うか、検証したいのだが ユイ:確かに。本日一番のメインどころはこれだわ。 ユイ:あ…でも唐揚げも玉子ももう無いじゃん ミオ:本当だ。話しながら無心で食べてたね ユイ:んじゃ、検証のため追加注文しときますかぁ ミオ:全部同じなのはなー。違うやつも食べたい 0:ユイ、タッチパネルを取る。 ユイ:んじゃ、じっくり選びますかぁ…赤にはこちらから ミオ:ならば…白には…こちら 0:二人、笑う。  :   :  0:ーーーー終ーーーー