台本概要
518 views
タイトル | わたし、めりーさん 1 |
---|---|
作者名 | 荒屋 猫音(あらやねお) (@Araya_Neo) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
メリーさんできないメリーさんの話 2人劇 コメディ 性別不問 一人称、語尾変更○ 過度な改変× 楽しむこと◎ 518 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
メリー | 不問 | 31 | ただのポンコツ |
僕 | 不問 | 29 | 一人称変更○ 僕とありますが性別不問です |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
めり1
僕:「M/有名な都市伝説、メリーさんの電話をご存知だろうか」
僕:「M/私メリーさん、という言葉に続いて、今の居場所を伝えながら徐々に近づいてくる怪異」
僕:「M/深夜2時…着信音で目を覚ました僕は、非通知の番号だと思いながら、動かない頭でうっかり電話に出てしまった」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「今から、あなたに会いに行くね」
僕:「M/いたずら電話だと思い僕は電話を切ってその場に突っ伏した。しかし5分もしないうちに、また電話がかかってくる」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「今、公園にいるの」
僕:「こうえん……この近くに公園なんてないぞ…電源切っとこ…」
僕:「M/僕は電話を切るのと同時にスマホの電源を切った。これで電話はかかってこない。」
僕:「M/さぁ寝直そう、と思ったのも束の間…電源ごと切ったはずのスマホから、着信音が鳴り響いた」
僕:「おいおい、嘘だろ…」
僕:「M/不気味なことに、着信画面は電話に出ない選択肢が与えられていなかった」
僕:「M/恐る恐る通話開始をタップする。するとやはり、先程の声が聞こえてきた」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「そんなことをしても無駄よ?」
メリー:「今、駅前のコンビニにいるの」
僕:「M/僕は怖くなってスマホを投げ飛ばした」
僕:「M/スマホからはメリーさんを名乗る声が不気味に笑っていた」
メリー:「ふふふっ、今、ペットショップの前にいるの」
メリー:「今、駄菓子屋さんの前にいるの…」
メリー:「今、タバコ屋さんの前にいるの…」
メリー:「今、あなたの家を通り過ぎてしまったの…」
0:ちょっと長めの間
僕:「ん?通り過ぎた?聞き間違いか?今通り過ぎたって聞こえたぞ?」
メリー:「私、メリーさん…聞こえているなら答えて欲しいの」
メリー:「あなたの家がどんどん遠くなっていくの…」
僕:「え、なに?どーゆーこと?」
僕:「あのー、メリーさん?今どこですか?」
メリー:「私、メリーさん…今海にいるの」
僕:「なんで海なんだよ!ここ海ないよ!」
メリー:「ちょっと近道しようとしたら通り過ぎてしまったの」
僕:「どんな近道したら海のない地域から海にたどり着くんだよ!時速何キロで近づいてたんだよ!」
メリー:「私、メリーさん……迎えに来て欲しいの…」
僕:「この時間にどおやって迎えに行くんだよ!ふざけんな!メリーさんならメリーさんらしく、不気味に近づいてこいよ!」
メリー:「私、メリーさん……メリーさん失格なの…」
僕:「知らねぇよ!」
メリー:「私、メリーさん…今アメリカに来ちゃったの」
僕:「海超えてアメリカはもはや笑う」
メリー:「私、メリーさん…国際電話の通話料金にビビり散らかしてるの」
僕:「なら電話切れよ!!!」
メリー:「私、メリーさん……」
メリー:「怖いから電話切りたくないよぉぉ!助けてぇぇぇ!!」
僕:「M/メリーさんを名乗る何かは僕のところに来るはずが、アメリカにたどり着いてしまい、寂しさのせいか泣き出してしまった…」
メリー:「ちょっと恩返しに行こうとしただけなのに…!早く会いに行きたくて近道しようとしてただけなのにぃ…!」
僕:「どうやってアメリカまで行ったかは知らないけど、行けたなら帰って来れるだろ?」
僕:「M/グズグズになりながら、メリーさんを名乗る何かはとんでもないことを言い出した」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「帰りたいよぉぉぉぉ!!!!」
メリー:「メリーさん片道切符で出てきちゃったから帰れないよぉぉぉ!!」
メリー:「帰りたいよぉぉぉぉ!!!!」
僕:「知らねぇよ!なんだよ片道切符って!都市伝説の妖怪が使う片道切符なんて知らねぇよ!迷惑電話はお断りです!!」
メリー:「みーすーてーなーいーでぇぇぇぇ!!!!」
僕:「M/その後、メリーさんと思われる電話は一切無視……僕は静かに日々を過ごした…。」
僕:「M/そして、そんな電話があったことも忘れてた頃、僕はうっかり非通知番号からの着信に出てしまった。それは、あの時のメリーさんだった」
メリー:「…私、メリーさん…やっと帰ってこれたの…今、あなたの家の前にいるの…」
僕:「あ、やっべ、あの時の迷惑電話だ」
メリー:「あの時の恩返しをしたいの」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「あの時助けてもらった、カエルです!」
僕:「メリーさん関係ない!!!!」
めり1
僕:「M/有名な都市伝説、メリーさんの電話をご存知だろうか」
僕:「M/私メリーさん、という言葉に続いて、今の居場所を伝えながら徐々に近づいてくる怪異」
僕:「M/深夜2時…着信音で目を覚ました僕は、非通知の番号だと思いながら、動かない頭でうっかり電話に出てしまった」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「今から、あなたに会いに行くね」
僕:「M/いたずら電話だと思い僕は電話を切ってその場に突っ伏した。しかし5分もしないうちに、また電話がかかってくる」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「今、公園にいるの」
僕:「こうえん……この近くに公園なんてないぞ…電源切っとこ…」
僕:「M/僕は電話を切るのと同時にスマホの電源を切った。これで電話はかかってこない。」
僕:「M/さぁ寝直そう、と思ったのも束の間…電源ごと切ったはずのスマホから、着信音が鳴り響いた」
僕:「おいおい、嘘だろ…」
僕:「M/不気味なことに、着信画面は電話に出ない選択肢が与えられていなかった」
僕:「M/恐る恐る通話開始をタップする。するとやはり、先程の声が聞こえてきた」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「そんなことをしても無駄よ?」
メリー:「今、駅前のコンビニにいるの」
僕:「M/僕は怖くなってスマホを投げ飛ばした」
僕:「M/スマホからはメリーさんを名乗る声が不気味に笑っていた」
メリー:「ふふふっ、今、ペットショップの前にいるの」
メリー:「今、駄菓子屋さんの前にいるの…」
メリー:「今、タバコ屋さんの前にいるの…」
メリー:「今、あなたの家を通り過ぎてしまったの…」
0:ちょっと長めの間
僕:「ん?通り過ぎた?聞き間違いか?今通り過ぎたって聞こえたぞ?」
メリー:「私、メリーさん…聞こえているなら答えて欲しいの」
メリー:「あなたの家がどんどん遠くなっていくの…」
僕:「え、なに?どーゆーこと?」
僕:「あのー、メリーさん?今どこですか?」
メリー:「私、メリーさん…今海にいるの」
僕:「なんで海なんだよ!ここ海ないよ!」
メリー:「ちょっと近道しようとしたら通り過ぎてしまったの」
僕:「どんな近道したら海のない地域から海にたどり着くんだよ!時速何キロで近づいてたんだよ!」
メリー:「私、メリーさん……迎えに来て欲しいの…」
僕:「この時間にどおやって迎えに行くんだよ!ふざけんな!メリーさんならメリーさんらしく、不気味に近づいてこいよ!」
メリー:「私、メリーさん……メリーさん失格なの…」
僕:「知らねぇよ!」
メリー:「私、メリーさん…今アメリカに来ちゃったの」
僕:「海超えてアメリカはもはや笑う」
メリー:「私、メリーさん…国際電話の通話料金にビビり散らかしてるの」
僕:「なら電話切れよ!!!」
メリー:「私、メリーさん……」
メリー:「怖いから電話切りたくないよぉぉ!助けてぇぇぇ!!」
僕:「M/メリーさんを名乗る何かは僕のところに来るはずが、アメリカにたどり着いてしまい、寂しさのせいか泣き出してしまった…」
メリー:「ちょっと恩返しに行こうとしただけなのに…!早く会いに行きたくて近道しようとしてただけなのにぃ…!」
僕:「どうやってアメリカまで行ったかは知らないけど、行けたなら帰って来れるだろ?」
僕:「M/グズグズになりながら、メリーさんを名乗る何かはとんでもないことを言い出した」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「帰りたいよぉぉぉぉ!!!!」
メリー:「メリーさん片道切符で出てきちゃったから帰れないよぉぉぉ!!」
メリー:「帰りたいよぉぉぉぉ!!!!」
僕:「知らねぇよ!なんだよ片道切符って!都市伝説の妖怪が使う片道切符なんて知らねぇよ!迷惑電話はお断りです!!」
メリー:「みーすーてーなーいーでぇぇぇぇ!!!!」
僕:「M/その後、メリーさんと思われる電話は一切無視……僕は静かに日々を過ごした…。」
僕:「M/そして、そんな電話があったことも忘れてた頃、僕はうっかり非通知番号からの着信に出てしまった。それは、あの時のメリーさんだった」
メリー:「…私、メリーさん…やっと帰ってこれたの…今、あなたの家の前にいるの…」
僕:「あ、やっべ、あの時の迷惑電話だ」
メリー:「あの時の恩返しをしたいの」
メリー:「私、メリーさん…」
メリー:「あの時助けてもらった、カエルです!」
僕:「メリーさん関係ない!!!!」