台本概要
133 views
タイトル | わたし、めりーさん 15 |
---|---|
作者名 | 荒屋 猫音(あらやねお) (@Araya_Neo) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(男1、女1、不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
メリーさんとカップルの話 コメディ3人劇 1:1:1推奨 語尾、一人称変更○ 過度な改変× 楽しむこと◎ 133 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
メリー | 不問 | 34 | 今回の諸悪の根源 |
男 |
男 ![]() |
33 | 彼女から浮気を疑われる男 |
女 |
女 ![]() |
37 | メリーさんのせいとは知らず彼氏の浮気を疑う女 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
メリーさんとカップル
メリー:M/わたし、メリーさん……
メリー:もう何回これ言わされるのかしら……
0:
男:だーかーら!浮気なんてしてないって!
女:嘘だ!絶対ウソ!
女:浮気してないならなんで毎晩毎晩同じ時間に電話がかかってくるわけ!?仕事なら業務時間に済ませなさいよ!じゃなきゃ女しかないでしょ!?
男:俺だって知らないよ!非通知からの電話だし!怖くて出たくないから放置してるんだよ!1回でも出たことあったか!?
女:だから余計に怪しいんじゃん!安心させたいなら1回電話に出て、浮気じゃないって証明しなさいよ!
男:お前なぁ……!
0:RRRRRRR
女:…ほら!やっぱり同じ時間にかかってきたじゃん!
男:知らねぇってば!!
女:…もう埒が明かない…私が出る!
男:はぁ!?…なら、変な勧誘とかだったらちゃんと謝れよな!
女:その時はちゃんと謝るよ!
0:RRRR.....
女:もしもし!?ちょっと、あんた人の男に…!
メリー:…わたし、メリーさん…
女:…はぁ?メリー?
女:……やっぱり浮気じゃんかぁぁ!!
男:待て待て待て待て!!俺の知り合いにメリーなんて名前の人間はいない!会社にもいない!
女:そんなの信じられるかぁ!
メリー:M/うわぁ……とんでもない修羅場を作り出してしまったの…どーしよ…
メリー:M/とりあえずいつもの感じでメリーさんやって、穏便に済ませましょう……
0:いや電話かけなきゃいいだけだろ
女:あんたがそんな男だったなんて思わなかった!もう別れる!
男:だから!ほんとに知らないんだってば!俺だって気味悪くて放置してるくらいなんだぞ!?
女:女が出たことに変わりないじゃんか!
男:女の声ってだけだろが!そもそもメリーなんて名前の知り合いはいないって言ってるだろ?
0:RRRRRRR
女:またかかってきたぁ!!
男:知るか!放っとけ!!
メリー:M/どーしましょ……誤解を解くにしても電話に出て姿を見てもらわないことには始まらない……仕方ない…出るまでしつこく電話かけてやる…!
0:RRRRRRR
0:RRRRRRR
0:RRRRRRR
男:…だぁぁ!しつこい!!
男:なんだよ!こんだけ無視して出ないんだからしつこく電話かけてくるんじゃねぇよ!てめぇのせいで俺は彼女と初めての大喧嘩の真っ最中だ!ふっざけんな!なんでどこの誰とも分からないやつからの電話のせいでこんな目に遭わなきゃならないんだよ!いいかげんにしろ!
メリー:…わたし、メリーさん……
メリー:ちょっと話を聞いて欲しいのだけど…
メリー:今、あなたの家の前にいるの…
男:はぁ!?知るか!てかキモい!なんで俺の家知ってるんだよ!!
女:なにそれ……ちょっと!どーゆーこと!?
男:知らねぇよ!
メリー:わたし、メリーさん…
メリー:あのぉ…とりあえず外を見てくれるかしら?
男:…はぁ?外?
0:言われるがまま窓から外を見る
0:するとそこには
0:クマのぬいぐるみがこちらを見ながら手を振っていたのである!
男:…。
女:ちょっと、何?
男:なぁ、悪いんだけど、ちょっと、思いっきり俺のほっぺつねってもらっていいか?
女:意味わかんないんだけど……
男:頼む…これが夢じゃなかったら俺はこのメリーさんとやらを信じなきゃならなくなる……
女:……よくわかんないけど…そーゆー事なら…
0:恨みでも込められたかのような力でほっぺをつねる
男:ひへへへへへへへへ!ひはひ!ひはひ!!
女:…ごめん、つい。
男:いや、、これで冷静になれた……
女:私はまだ困惑してるんだけど
男:…お前も見れば納得するよ……ついでに、何も言わずに電話に出てみろ…
女:……?
0:電話を受け取り外を見る女。
0:そしてそこには、やはりクマのぬいぐるみがこちらに向かって手を振っている!
女:…あ、な、なにあれ、へ?くま、ぬいぐるみ、動いてる??
メリー:わたし、メリーさん!
女:ぎゃああああ!!!!
0:間
メリー:やっと落ち着いて貰えたの……
男:いや、これは落ち着くとかいう問題じゃないんだけど…
女:このぬいぐるみが、毎晩俺君(演者様名指し)に電話をかけてたって、こと…?
メリー:あなたたちカップルがいつもニコニコしてるから、ちょっとどんな様子なのか興味があって……それがまさかこんなことになるなんて…
男:いや、さすがに非通知から毎日同じ時間に電話が来たら出ないよ、怖いし……
女:私はてっきり俺君が私にとって都合の悪い相手だから非通知設定にしてるものだと……
メリー:メリーさんの興味本位な行動が招いてしまった事よ…ごめんなさいね…
男:……えっと、とりあえず、
女:……うん、言いたいことがあるんだけど……
メリー:……?何かしら?
0:ほぼ同時に
男:お前は本当にメリーさんなのか!?
女:めっちゃ可愛いんだけど!?
メリー:……ん?!
男:いや、まずツッコむとこがだな!?クマのぬいぐるみがメリーさんってどーゆー事だ!?
女:やっばぁ!喋るぬいぐるみとか可愛すぎるぅ!メリーさんとかどーでもいいからうちの子になりなよォ!
メリー:えっと、どちらの質問から答えればいいのかしら??
男:俺の質問に答えるのが先!
女:私でしょ!
メリー:あわわわ、じゃ、じゃんけんで決めて!!
0:間
メリー:という訳で、前の持ち主から逃げるように飛び出してきたの
メリー:この体自体は不自由していないから問題ないのだけどね……
男:にわかには信じられない…けど、メリーさんってホントにいたんだな…クマのぬいぐるみだけど。
メリー:最後の一言は余計なの!
女:じゃあさ、メリーさんはその体がダメになるまで動くクマのぬいぐるみのままってこと?
メリー:まぁそうなるかしら…
女:えぇ!やばぁ!まじやばい!可愛すぎる!メリーさんうちの子になりなよォ!そしたら毎晩メリーさんごっこ出来るよ!?
メリー:ごっこではなくて!メリーさんはメリーさんなの!
女:怒った声も可愛い!しかもクマのぬいぐるみが怒ってるとかありえなさ過ぎて可愛すぎるぅ!
メリー:この子の頭は、大丈夫なの?
男:時々花畑に行く時があるな……まさに今だ
メリー:あなたも大変ね……
男:まぁ、おかげで飽きないよ
メリー:ふぅん。
女:ねぇメリーさぁん!
男:暫くすれば飽きると思うんだ…悪いけど、付き合って貰えないか…?
メリー:…仕方ないわね…ちょっとの間だけよ!
0:こうして、喧嘩の原因だったメリーさんは何とかその場を収め、ちゃっかり宿を確保
0:その後しばらくカップルと共に生活をしていたのだが……
女:メリーさん!今日はこれ!これ着て!
メリー:あなた暇なの!?毎日着せ替え人形みたいな事をするし!写真撮りすぎだし!毎日吸われて可愛い言われて…!メリーさんハゲる!!
男:お前髪の毛ないだろ
メリー:それぐらいストレスなのよ!!
女:似合ってるし可愛いし、何しても可愛すぎてずっと愛でてたい!
女:メリーさんを可愛くして可愛いメリーさんの写真撮って、可愛いメリーさんとお出かけして、可愛いメリーさんの匂いを取り込む……!
女:私にしか出来ない特権!
男:普段はこんなにのめり込まないのに……
メリー:気持ち悪いレベルなのよ……あなたにこの情熱は向かないの……?
男:…付き合いたての頃……女装させられてた…
メリー:心中お察しするわ……
女:さぁメリーさん!今日もメリーさんの可愛いを私に補給させてぇえ!
メリー……い、いやぁぁぁぁああああああ!!
0:メリーさんか開放されるのは…いや、逃げ出せたのは、こんなやり取りからしばらく後のことになるのですが…まぁ戻っても今度は別のイタズラをされるので、結局変わらないのです!
0:どんまい!メリーさん!
メリー:冗談じゃないのぉ!
メリー:わたし、メリーさんっ!
メリーさんとカップル
メリー:M/わたし、メリーさん……
メリー:もう何回これ言わされるのかしら……
0:
男:だーかーら!浮気なんてしてないって!
女:嘘だ!絶対ウソ!
女:浮気してないならなんで毎晩毎晩同じ時間に電話がかかってくるわけ!?仕事なら業務時間に済ませなさいよ!じゃなきゃ女しかないでしょ!?
男:俺だって知らないよ!非通知からの電話だし!怖くて出たくないから放置してるんだよ!1回でも出たことあったか!?
女:だから余計に怪しいんじゃん!安心させたいなら1回電話に出て、浮気じゃないって証明しなさいよ!
男:お前なぁ……!
0:RRRRRRR
女:…ほら!やっぱり同じ時間にかかってきたじゃん!
男:知らねぇってば!!
女:…もう埒が明かない…私が出る!
男:はぁ!?…なら、変な勧誘とかだったらちゃんと謝れよな!
女:その時はちゃんと謝るよ!
0:RRRR.....
女:もしもし!?ちょっと、あんた人の男に…!
メリー:…わたし、メリーさん…
女:…はぁ?メリー?
女:……やっぱり浮気じゃんかぁぁ!!
男:待て待て待て待て!!俺の知り合いにメリーなんて名前の人間はいない!会社にもいない!
女:そんなの信じられるかぁ!
メリー:M/うわぁ……とんでもない修羅場を作り出してしまったの…どーしよ…
メリー:M/とりあえずいつもの感じでメリーさんやって、穏便に済ませましょう……
0:いや電話かけなきゃいいだけだろ
女:あんたがそんな男だったなんて思わなかった!もう別れる!
男:だから!ほんとに知らないんだってば!俺だって気味悪くて放置してるくらいなんだぞ!?
女:女が出たことに変わりないじゃんか!
男:女の声ってだけだろが!そもそもメリーなんて名前の知り合いはいないって言ってるだろ?
0:RRRRRRR
女:またかかってきたぁ!!
男:知るか!放っとけ!!
メリー:M/どーしましょ……誤解を解くにしても電話に出て姿を見てもらわないことには始まらない……仕方ない…出るまでしつこく電話かけてやる…!
0:RRRRRRR
0:RRRRRRR
0:RRRRRRR
男:…だぁぁ!しつこい!!
男:なんだよ!こんだけ無視して出ないんだからしつこく電話かけてくるんじゃねぇよ!てめぇのせいで俺は彼女と初めての大喧嘩の真っ最中だ!ふっざけんな!なんでどこの誰とも分からないやつからの電話のせいでこんな目に遭わなきゃならないんだよ!いいかげんにしろ!
メリー:…わたし、メリーさん……
メリー:ちょっと話を聞いて欲しいのだけど…
メリー:今、あなたの家の前にいるの…
男:はぁ!?知るか!てかキモい!なんで俺の家知ってるんだよ!!
女:なにそれ……ちょっと!どーゆーこと!?
男:知らねぇよ!
メリー:わたし、メリーさん…
メリー:あのぉ…とりあえず外を見てくれるかしら?
男:…はぁ?外?
0:言われるがまま窓から外を見る
0:するとそこには
0:クマのぬいぐるみがこちらを見ながら手を振っていたのである!
男:…。
女:ちょっと、何?
男:なぁ、悪いんだけど、ちょっと、思いっきり俺のほっぺつねってもらっていいか?
女:意味わかんないんだけど……
男:頼む…これが夢じゃなかったら俺はこのメリーさんとやらを信じなきゃならなくなる……
女:……よくわかんないけど…そーゆー事なら…
0:恨みでも込められたかのような力でほっぺをつねる
男:ひへへへへへへへへ!ひはひ!ひはひ!!
女:…ごめん、つい。
男:いや、、これで冷静になれた……
女:私はまだ困惑してるんだけど
男:…お前も見れば納得するよ……ついでに、何も言わずに電話に出てみろ…
女:……?
0:電話を受け取り外を見る女。
0:そしてそこには、やはりクマのぬいぐるみがこちらに向かって手を振っている!
女:…あ、な、なにあれ、へ?くま、ぬいぐるみ、動いてる??
メリー:わたし、メリーさん!
女:ぎゃああああ!!!!
0:間
メリー:やっと落ち着いて貰えたの……
男:いや、これは落ち着くとかいう問題じゃないんだけど…
女:このぬいぐるみが、毎晩俺君(演者様名指し)に電話をかけてたって、こと…?
メリー:あなたたちカップルがいつもニコニコしてるから、ちょっとどんな様子なのか興味があって……それがまさかこんなことになるなんて…
男:いや、さすがに非通知から毎日同じ時間に電話が来たら出ないよ、怖いし……
女:私はてっきり俺君が私にとって都合の悪い相手だから非通知設定にしてるものだと……
メリー:メリーさんの興味本位な行動が招いてしまった事よ…ごめんなさいね…
男:……えっと、とりあえず、
女:……うん、言いたいことがあるんだけど……
メリー:……?何かしら?
0:ほぼ同時に
男:お前は本当にメリーさんなのか!?
女:めっちゃ可愛いんだけど!?
メリー:……ん?!
男:いや、まずツッコむとこがだな!?クマのぬいぐるみがメリーさんってどーゆー事だ!?
女:やっばぁ!喋るぬいぐるみとか可愛すぎるぅ!メリーさんとかどーでもいいからうちの子になりなよォ!
メリー:えっと、どちらの質問から答えればいいのかしら??
男:俺の質問に答えるのが先!
女:私でしょ!
メリー:あわわわ、じゃ、じゃんけんで決めて!!
0:間
メリー:という訳で、前の持ち主から逃げるように飛び出してきたの
メリー:この体自体は不自由していないから問題ないのだけどね……
男:にわかには信じられない…けど、メリーさんってホントにいたんだな…クマのぬいぐるみだけど。
メリー:最後の一言は余計なの!
女:じゃあさ、メリーさんはその体がダメになるまで動くクマのぬいぐるみのままってこと?
メリー:まぁそうなるかしら…
女:えぇ!やばぁ!まじやばい!可愛すぎる!メリーさんうちの子になりなよォ!そしたら毎晩メリーさんごっこ出来るよ!?
メリー:ごっこではなくて!メリーさんはメリーさんなの!
女:怒った声も可愛い!しかもクマのぬいぐるみが怒ってるとかありえなさ過ぎて可愛すぎるぅ!
メリー:この子の頭は、大丈夫なの?
男:時々花畑に行く時があるな……まさに今だ
メリー:あなたも大変ね……
男:まぁ、おかげで飽きないよ
メリー:ふぅん。
女:ねぇメリーさぁん!
男:暫くすれば飽きると思うんだ…悪いけど、付き合って貰えないか…?
メリー:…仕方ないわね…ちょっとの間だけよ!
0:こうして、喧嘩の原因だったメリーさんは何とかその場を収め、ちゃっかり宿を確保
0:その後しばらくカップルと共に生活をしていたのだが……
女:メリーさん!今日はこれ!これ着て!
メリー:あなた暇なの!?毎日着せ替え人形みたいな事をするし!写真撮りすぎだし!毎日吸われて可愛い言われて…!メリーさんハゲる!!
男:お前髪の毛ないだろ
メリー:それぐらいストレスなのよ!!
女:似合ってるし可愛いし、何しても可愛すぎてずっと愛でてたい!
女:メリーさんを可愛くして可愛いメリーさんの写真撮って、可愛いメリーさんとお出かけして、可愛いメリーさんの匂いを取り込む……!
女:私にしか出来ない特権!
男:普段はこんなにのめり込まないのに……
メリー:気持ち悪いレベルなのよ……あなたにこの情熱は向かないの……?
男:…付き合いたての頃……女装させられてた…
メリー:心中お察しするわ……
女:さぁメリーさん!今日もメリーさんの可愛いを私に補給させてぇえ!
メリー……い、いやぁぁぁぁああああああ!!
0:メリーさんか開放されるのは…いや、逃げ出せたのは、こんなやり取りからしばらく後のことになるのですが…まぁ戻っても今度は別のイタズラをされるので、結局変わらないのです!
0:どんまい!メリーさん!
メリー:冗談じゃないのぉ!
メリー:わたし、メリーさんっ!