台本概要
408 views
タイトル | トレーニーvs一般人vs筋トレ人 |
---|---|
作者名 | ドランゴ (@ D_rango22) |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 3人用台本(不問3) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
今ここに筋肉最強バトルが始まる。 15分くらいです。 ※配信で使う際には報告等必要ありません。 台本使用際にはTwitterのDM等で報告されますと励みになります。 アドリブなど言い方などの改変どうぞ。 ご自由にお楽しみください。 408 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
A | 不問 | 76 | 普通の高校生。ヒョロガリ |
B | 不問 | 67 | 最近ジムに行っている。 |
C | 不問 | 50 | 何十年も筋肉を鍛えあげている。トレーニー |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
B:おいー?はよ出ろや居留守するな〜?(ドアを叩きながら)
A:うぅん…なんだよ…うるっせぇなぁ…
B:おーい!起きてねぇのぉ?!はよ起きろや!借金返さんかいボケナスが!!
A:うるっせぇな!なんだよ!?朝っぱらから何の用だ!!
B:おいゴラァ!はよ借金返さんかい!
A:やかましい!お前は闇金業者か!
B:喚くな、さっさと準備せぇやタコ。
A:は?ボンクラが口を慎めよ。今日は折角の休みなんだからゆっくりさせてくれよ。
B:てかなんで鍵かかってんの?
A:あーごめん鍵かけっぱか、今開けるから待ってろ。
B:あーいいよ、入ってくるから
A:は?どうやって
B:(被せて)ふんっ!あーこれじゃダメか…じゃあ
A:おいちょっと待て
B:あ?んだよ。
A:お前平然とドアこじ開けようとすんのやめてくんない?やってる事がヤーさんなんだよ。
B:まぁまぁ待っとけって
A:やめろ。今すぐ開けるからドアをこじ開けるな、修理代半端ないんだから。
B:あぁそうか…
A:ほいほい、んで?なんだよ今日は
B:ジムに行くぞ!
A:は?なんで急に?てかお前普段学ラン着てたから気づかなかったけど…服パッツパツじゃね?
B:最近ジムに行っててさぁ〜?すげぇ気持ちいいんだよね、色んな意味で。
A:はぁ…なるほどね…どうりでパッツパツのボディビルダーみたいになってるわけだわ、しかも俺のドア壊そうとするしな。
B:早く準備しろ。あ、そうだ、プロテインは常備しろよ?飲まないとお前の事をすり潰してミキサーにかけてプロテインにしないといけなくなるからな。
A:なにその変わったカニバリズム、お前は某アニメに毒されたか?
B:うるせぇ!40秒で支度しな!さもないとお前をすり潰す事になる!
A:あー!もう分かったよ!
0:コンビニにて
A:んで、なんでコンビニ?お前ジム行ってるならプロテインくらい買ってんじゃないの?
B:いや普通にコンビニで買ってジムに行ってる
A:変なとこで意識低いなお前。
B:なんか言った?
A:分かったから俺の頭を掴むな。
B:とりあえずこれとこれとこれ…
A:……お前数多くない?
B:俺の飲み物ほとんどプロテインだけど?
A:そのままデブになればいいのに(小声)
B:んー聞き間違えかな?今俺にデブになればいいとか言った?いいの?このままお前の腕を使い物に出来なくしてやってもいいんだぞ?えぇ?コレェイ
A:分かった、分かったから腕を掴むな。
B:ったく…世話が焼けるやつだな。
A:こっちのセリフだ単細胞が。
B:ふーん…
A:ゴメンナサイ
B:さて買ったし早速行くぞ。
A:へいへい…今日は疲れそうだな…
0:ジムにて
B:よしついたな、さてと…
A:ん?お前何取り出そうとしてんの?
B:プロテインだけど。
A:まだ筋トレしてないだろ。
B:言っただろ、俺の主食はプロテインだと。
A:言ってねぇし聞いた事ねぇよ。普段の飲み物がプロテインだとは聞いたけどな。
B:こんなにうめぇとは流石プロテイン様様だな、やはりこいつは俺の恋人だな。
A:お前の恋人色んな奴らと浮気してる設定になるけどいいのか?一夫多妻制でもいいのか?
B:細けぇこたぁどうでもいいんだよ!(大声)
A:うるっせぇなぁ!特に顔!
B:今…俺の悪口言った?おいゴラァ!切腹すんぞ!テメェ!(掴みかかる)
A:ガチになるなっつってんだよ!こんの単細胞脳みそ筋肉が!エンコ詰めろやぁ!
C:待てぇい!貴様らぁ!この神聖な場所で何を騒ぎよる!
A:なんだ?!
B:今こっちは忙しいんだよ!このタンカス野郎を殴らねぇと俺は気がすまねぇんだ!
C:おい、貴様はここの常連だろう!この神聖な地で騒ぎを起こすつもりか?
B:ん?この声…貴方はまさか!これは失礼しました!どうかお許しください!
A:え?なに?なんで急にお前土下座してんの?
C:君は…新人かね?
A:え?新人?いやこいつに連れてこられて…
C:(被せて)そうか!新人君か!君も筋肉が好きなんだな!嬉しいよ!私は!
A:いやあの話を聞いて
B:(被せて)そうなんですよ!トレーニー!こいつも筋肉を鍛えたいらしく!
A:おいゴラァ!筋肉バカ共話を聞けぇ!
B:…
C:…
B:トレーニー。
C:あぁ。お前は腕を持て。
B:合点承知之助!(がってんしょうちのすけ)YES!Sir!
A:おい待て。馬鹿共待て。話をしよう!頼む!話を聞いてくれ!おいバカ手足を持つな!やめろ!やめろぉぉぉぉ!
0:ジム内
A:まさかここまで宙ぶらりんで持ってこられるとはな…
B:お前が細すぎんだよ。良くsitter(サイッター)に上がってる蹴ったら折れそうな女の子みたいな身体してんだよ、お前。
C:1人のトレーニーとして放っておけないな。
A:うるせぇよ筋肉バカ共
C:筋肉…
B:バカだと…?
A:分かった、俺が悪かったから相撲の構えを取るなよ。俺の最期の見た光景が2人の筋肉ダルマに突進されてお亡くなりなんて流石にごめんだぞ。
C:ふむ…君はどうやら私たちがバカに見えてるみたいだが…合ってるかな?
A:そうだね、普通は2人で俺の手足持って運ばないからな。
B:おい!さっきからお前この方に失礼だぞ!!
A:お前がジムに強制的に連れてきたんだろうが!
C:やめたまえ!みっともないぞ、筋肉を鍛えている者がそんな安い挑発に乗せられるな!
B:ハッ!失礼いたしました!!
A:なんだこいつら…
C:まぁいい、それでは今回のトレーニングの内容を発表する!
B:ドキドキ…
A:え、待って。俺も?俺もなの?
C:ドゥルルルルルルルル
A:自分で言うんだ…
B:デデン!
C:たったの1種目をやって頂きます。
A:……え?それだけ?
C:えぇ、たったの1種目です、簡単でしょう?
B:そんな!トレーニー!全身を鍛えなければこいつは死んでしまうんですよ?!
C:甘い!甘いぞ!生クリームの様に甘い!いきなり私たちの様なトレーニングをしたら彼は息絶えてしまうであろう!頭を使え!バカタレが!
A:トレーニーの人が言ってることは間違ってないですけど…あいつに対してストレートすぎない?
B:バk…チッ、反省してまーす。
C:それならばいい。
A:絶対反省してないよ?!いいの?!許して!?
C:彼は嘘はつかない、また筋肉も嘘をつかない。違うかい?
A:いや知らんが…
B:俺は反省してるぞ?心の底からだ。それはもう地球平和を望んでるくらいにな。
A:そんな奴が強引にジム連れてくかよアホか。
C:さて、お話はここまで。種目の説明をします。
B:はい!なんですか!
C:ランニングです。
A:ランニング?走るだけって事ですか?
C:はい、そうです。
B:今回は足だけを鍛えるんですか?
C:いや?足だけではなく全体を鍛えてもらいます。
A:いやどうやって…
C:少し待っててください。
0:トレーニー、スタッフルームに向かう。
B:なんだろうなぁ…足だけじゃなくて全体?どういうことだ?
A:お前やった事あるんじゃねぇの?
B:いや、ないな。まだ普通の筋トレしかやったことねぇよ。
A:全体…いやまさか…体全身に錘(おもり)の服きたりとかしねぇよな…
B:いやいやあのトレーニーさんそんな事しねぇってすげぇ優しいんだから。
A:はは、だよな…そうだよな…?
C:いやー重いなぁ、すみませんお待たせしましたね。
A:……
B:……
C:お2人共?どうしました?
A:あの…その…なんですか?それ?
C:あぁ、これですか?全身錘が入ってるトレーニングルームウェアです。私特製ですよ。
B:いやあの…俺もこれやるんですか?普通に今日腕トレしたいんすけど…
C:金。
B:え?
C:私の指示に従えないなら指を詰めるか、トレーニング料全部で10万円ポッキリ払ってください。それが無理なら友達と一緒にトレーニングです。
B:いやあの
C:5.4.3.2.1
B:分かりました!やります!やりますから指と金だけは勘弁してください!
C:チッ…最初っからそう言えやボケカスが…
A:えぇ…怖ぁ…
C:あ、すみませんね。さてとこれを着てくださいね〜
A:あの…ちなみにそれ何キロあるんですか…?
C:100キロです。
A:…ん?…え?100キロ?
C:はい、100キロです。
A:0が1つ減ったりとかは…
C:ないです。
A:ア、ハイ。
C:それではこれに着替えてください。
0:5分後
A:なんだぁこれぁ…
B:結構重量あるな…いい感じに鍛えられそうだ…
A:ば…かかお前…これ…重…すぎ…
C:それでは2人ともランニングマシンに乗って。
B:はい!俺は準備OKすけど…
A:ハァ…ハァ…ハァ…
B:あのトレーニーさん…本当にこいつ大丈夫なんです?途中からぶっ飛ばされたりしません?
C:大丈夫、筋肉の強さは心の強さから始まります。まずは精神面を鍛えなければいけません。棒忍者アニメでもあったでしょう。ど根性さえあればいいと。
B:あぁ…言ってたっすね…
A:いい…か…ら走ろう…ぜ…
B:お前大丈夫…?
A:大丈夫な…わけ…ある…か…正直…帰り…たい…
C:それではスイッチ入れますよ…よーい、スタート
B:最初はゆっくりな感じか…よし、頑張るぞ!
A:ハァ…ふぅあ…ぐはぁ…
B:なんかあいつ殴られてるみたいな声出しながら走ってるな…
C:お、Aさんいいですね、いい調子ですよ!
A:あいざい…ます…
B:マジであいつすげぇなぁ…あんなヒョロいのに…
C:それでは一気にスピード上げます。
B:え?ちょまっ
A:うわぁぁぁぁぁぁぁぁお前祟ってやるぅぅぅぅ!!
B:Aー!トレーニーさんあいつ吹っ飛んで行ったんですけど大丈夫なんですか?!
C:人の心配ばっかしてんじゃねぇぞ小僧!前向いて走れ!てめぇもぶっ飛ばされてぇか!
B:ひいいぃ!俺の知ってるトレーニーじゃねぇ!
C:さてリモコンはっと…ここに置いておくか…
B:え?!ちょっと?!トレーニー?!
C:さぁ、Bよ。ここにリモコンを置いてやる。止めたきゃ自分で止めろ。俺はトレーニングしてくる。
B:おい!ふざけんな!クソゴリラてめぇぇぇぇぇ!
C:ふっ、いい気味だ。
A:おい…トレーニー…
C:おや、Aさんじゃないか……ん?あのトレーニングルームウェアはどうした…?
A:あぁ…あのクソオモトレーニングルームウェアか?それなら脱ぎ捨ててやったよ…
C:ほぉ…あれ地味に高かったが…なるほど…貴様私に殺される覚悟が出来たと言うわけだな?
A:おぉっと…少し待ってもらおうか…
C:なにかな?まさか恐れを生(な)したのかな?
A:筋トレ後は…これだよなぁ…
0:Bのバッグから大量のプロテインを取り出す。
C:?!貴様まさか!!
A:へへ…いたっだきまーす…!
C:貴様ァ…
A:ふぅ…ごちそうさん…ふんっ!
C:なっ!貴様!なんだその筋肉は?!
A:あぁ…?てめぇが俺をこうさせたんだろうが…覚悟は良いんだろうな!クソゴリラァ!
C:ふふ…ふははは!良いだろう!貴様を最強と認めてやる…だが…何十年もの努力を積み重ねてきたこの私に勝てるかな…?
A:今に分かるぜぇ!
B:馬鹿どもこれ止めろぉぉぉぉ!
B:おいー?はよ出ろや居留守するな〜?(ドアを叩きながら)
A:うぅん…なんだよ…うるっせぇなぁ…
B:おーい!起きてねぇのぉ?!はよ起きろや!借金返さんかいボケナスが!!
A:うるっせぇな!なんだよ!?朝っぱらから何の用だ!!
B:おいゴラァ!はよ借金返さんかい!
A:やかましい!お前は闇金業者か!
B:喚くな、さっさと準備せぇやタコ。
A:は?ボンクラが口を慎めよ。今日は折角の休みなんだからゆっくりさせてくれよ。
B:てかなんで鍵かかってんの?
A:あーごめん鍵かけっぱか、今開けるから待ってろ。
B:あーいいよ、入ってくるから
A:は?どうやって
B:(被せて)ふんっ!あーこれじゃダメか…じゃあ
A:おいちょっと待て
B:あ?んだよ。
A:お前平然とドアこじ開けようとすんのやめてくんない?やってる事がヤーさんなんだよ。
B:まぁまぁ待っとけって
A:やめろ。今すぐ開けるからドアをこじ開けるな、修理代半端ないんだから。
B:あぁそうか…
A:ほいほい、んで?なんだよ今日は
B:ジムに行くぞ!
A:は?なんで急に?てかお前普段学ラン着てたから気づかなかったけど…服パッツパツじゃね?
B:最近ジムに行っててさぁ〜?すげぇ気持ちいいんだよね、色んな意味で。
A:はぁ…なるほどね…どうりでパッツパツのボディビルダーみたいになってるわけだわ、しかも俺のドア壊そうとするしな。
B:早く準備しろ。あ、そうだ、プロテインは常備しろよ?飲まないとお前の事をすり潰してミキサーにかけてプロテインにしないといけなくなるからな。
A:なにその変わったカニバリズム、お前は某アニメに毒されたか?
B:うるせぇ!40秒で支度しな!さもないとお前をすり潰す事になる!
A:あー!もう分かったよ!
0:コンビニにて
A:んで、なんでコンビニ?お前ジム行ってるならプロテインくらい買ってんじゃないの?
B:いや普通にコンビニで買ってジムに行ってる
A:変なとこで意識低いなお前。
B:なんか言った?
A:分かったから俺の頭を掴むな。
B:とりあえずこれとこれとこれ…
A:……お前数多くない?
B:俺の飲み物ほとんどプロテインだけど?
A:そのままデブになればいいのに(小声)
B:んー聞き間違えかな?今俺にデブになればいいとか言った?いいの?このままお前の腕を使い物に出来なくしてやってもいいんだぞ?えぇ?コレェイ
A:分かった、分かったから腕を掴むな。
B:ったく…世話が焼けるやつだな。
A:こっちのセリフだ単細胞が。
B:ふーん…
A:ゴメンナサイ
B:さて買ったし早速行くぞ。
A:へいへい…今日は疲れそうだな…
0:ジムにて
B:よしついたな、さてと…
A:ん?お前何取り出そうとしてんの?
B:プロテインだけど。
A:まだ筋トレしてないだろ。
B:言っただろ、俺の主食はプロテインだと。
A:言ってねぇし聞いた事ねぇよ。普段の飲み物がプロテインだとは聞いたけどな。
B:こんなにうめぇとは流石プロテイン様様だな、やはりこいつは俺の恋人だな。
A:お前の恋人色んな奴らと浮気してる設定になるけどいいのか?一夫多妻制でもいいのか?
B:細けぇこたぁどうでもいいんだよ!(大声)
A:うるっせぇなぁ!特に顔!
B:今…俺の悪口言った?おいゴラァ!切腹すんぞ!テメェ!(掴みかかる)
A:ガチになるなっつってんだよ!こんの単細胞脳みそ筋肉が!エンコ詰めろやぁ!
C:待てぇい!貴様らぁ!この神聖な場所で何を騒ぎよる!
A:なんだ?!
B:今こっちは忙しいんだよ!このタンカス野郎を殴らねぇと俺は気がすまねぇんだ!
C:おい、貴様はここの常連だろう!この神聖な地で騒ぎを起こすつもりか?
B:ん?この声…貴方はまさか!これは失礼しました!どうかお許しください!
A:え?なに?なんで急にお前土下座してんの?
C:君は…新人かね?
A:え?新人?いやこいつに連れてこられて…
C:(被せて)そうか!新人君か!君も筋肉が好きなんだな!嬉しいよ!私は!
A:いやあの話を聞いて
B:(被せて)そうなんですよ!トレーニー!こいつも筋肉を鍛えたいらしく!
A:おいゴラァ!筋肉バカ共話を聞けぇ!
B:…
C:…
B:トレーニー。
C:あぁ。お前は腕を持て。
B:合点承知之助!(がってんしょうちのすけ)YES!Sir!
A:おい待て。馬鹿共待て。話をしよう!頼む!話を聞いてくれ!おいバカ手足を持つな!やめろ!やめろぉぉぉぉ!
0:ジム内
A:まさかここまで宙ぶらりんで持ってこられるとはな…
B:お前が細すぎんだよ。良くsitter(サイッター)に上がってる蹴ったら折れそうな女の子みたいな身体してんだよ、お前。
C:1人のトレーニーとして放っておけないな。
A:うるせぇよ筋肉バカ共
C:筋肉…
B:バカだと…?
A:分かった、俺が悪かったから相撲の構えを取るなよ。俺の最期の見た光景が2人の筋肉ダルマに突進されてお亡くなりなんて流石にごめんだぞ。
C:ふむ…君はどうやら私たちがバカに見えてるみたいだが…合ってるかな?
A:そうだね、普通は2人で俺の手足持って運ばないからな。
B:おい!さっきからお前この方に失礼だぞ!!
A:お前がジムに強制的に連れてきたんだろうが!
C:やめたまえ!みっともないぞ、筋肉を鍛えている者がそんな安い挑発に乗せられるな!
B:ハッ!失礼いたしました!!
A:なんだこいつら…
C:まぁいい、それでは今回のトレーニングの内容を発表する!
B:ドキドキ…
A:え、待って。俺も?俺もなの?
C:ドゥルルルルルルルル
A:自分で言うんだ…
B:デデン!
C:たったの1種目をやって頂きます。
A:……え?それだけ?
C:えぇ、たったの1種目です、簡単でしょう?
B:そんな!トレーニー!全身を鍛えなければこいつは死んでしまうんですよ?!
C:甘い!甘いぞ!生クリームの様に甘い!いきなり私たちの様なトレーニングをしたら彼は息絶えてしまうであろう!頭を使え!バカタレが!
A:トレーニーの人が言ってることは間違ってないですけど…あいつに対してストレートすぎない?
B:バk…チッ、反省してまーす。
C:それならばいい。
A:絶対反省してないよ?!いいの?!許して!?
C:彼は嘘はつかない、また筋肉も嘘をつかない。違うかい?
A:いや知らんが…
B:俺は反省してるぞ?心の底からだ。それはもう地球平和を望んでるくらいにな。
A:そんな奴が強引にジム連れてくかよアホか。
C:さて、お話はここまで。種目の説明をします。
B:はい!なんですか!
C:ランニングです。
A:ランニング?走るだけって事ですか?
C:はい、そうです。
B:今回は足だけを鍛えるんですか?
C:いや?足だけではなく全体を鍛えてもらいます。
A:いやどうやって…
C:少し待っててください。
0:トレーニー、スタッフルームに向かう。
B:なんだろうなぁ…足だけじゃなくて全体?どういうことだ?
A:お前やった事あるんじゃねぇの?
B:いや、ないな。まだ普通の筋トレしかやったことねぇよ。
A:全体…いやまさか…体全身に錘(おもり)の服きたりとかしねぇよな…
B:いやいやあのトレーニーさんそんな事しねぇってすげぇ優しいんだから。
A:はは、だよな…そうだよな…?
C:いやー重いなぁ、すみませんお待たせしましたね。
A:……
B:……
C:お2人共?どうしました?
A:あの…その…なんですか?それ?
C:あぁ、これですか?全身錘が入ってるトレーニングルームウェアです。私特製ですよ。
B:いやあの…俺もこれやるんですか?普通に今日腕トレしたいんすけど…
C:金。
B:え?
C:私の指示に従えないなら指を詰めるか、トレーニング料全部で10万円ポッキリ払ってください。それが無理なら友達と一緒にトレーニングです。
B:いやあの
C:5.4.3.2.1
B:分かりました!やります!やりますから指と金だけは勘弁してください!
C:チッ…最初っからそう言えやボケカスが…
A:えぇ…怖ぁ…
C:あ、すみませんね。さてとこれを着てくださいね〜
A:あの…ちなみにそれ何キロあるんですか…?
C:100キロです。
A:…ん?…え?100キロ?
C:はい、100キロです。
A:0が1つ減ったりとかは…
C:ないです。
A:ア、ハイ。
C:それではこれに着替えてください。
0:5分後
A:なんだぁこれぁ…
B:結構重量あるな…いい感じに鍛えられそうだ…
A:ば…かかお前…これ…重…すぎ…
C:それでは2人ともランニングマシンに乗って。
B:はい!俺は準備OKすけど…
A:ハァ…ハァ…ハァ…
B:あのトレーニーさん…本当にこいつ大丈夫なんです?途中からぶっ飛ばされたりしません?
C:大丈夫、筋肉の強さは心の強さから始まります。まずは精神面を鍛えなければいけません。棒忍者アニメでもあったでしょう。ど根性さえあればいいと。
B:あぁ…言ってたっすね…
A:いい…か…ら走ろう…ぜ…
B:お前大丈夫…?
A:大丈夫な…わけ…ある…か…正直…帰り…たい…
C:それではスイッチ入れますよ…よーい、スタート
B:最初はゆっくりな感じか…よし、頑張るぞ!
A:ハァ…ふぅあ…ぐはぁ…
B:なんかあいつ殴られてるみたいな声出しながら走ってるな…
C:お、Aさんいいですね、いい調子ですよ!
A:あいざい…ます…
B:マジであいつすげぇなぁ…あんなヒョロいのに…
C:それでは一気にスピード上げます。
B:え?ちょまっ
A:うわぁぁぁぁぁぁぁぁお前祟ってやるぅぅぅぅ!!
B:Aー!トレーニーさんあいつ吹っ飛んで行ったんですけど大丈夫なんですか?!
C:人の心配ばっかしてんじゃねぇぞ小僧!前向いて走れ!てめぇもぶっ飛ばされてぇか!
B:ひいいぃ!俺の知ってるトレーニーじゃねぇ!
C:さてリモコンはっと…ここに置いておくか…
B:え?!ちょっと?!トレーニー?!
C:さぁ、Bよ。ここにリモコンを置いてやる。止めたきゃ自分で止めろ。俺はトレーニングしてくる。
B:おい!ふざけんな!クソゴリラてめぇぇぇぇぇ!
C:ふっ、いい気味だ。
A:おい…トレーニー…
C:おや、Aさんじゃないか……ん?あのトレーニングルームウェアはどうした…?
A:あぁ…あのクソオモトレーニングルームウェアか?それなら脱ぎ捨ててやったよ…
C:ほぉ…あれ地味に高かったが…なるほど…貴様私に殺される覚悟が出来たと言うわけだな?
A:おぉっと…少し待ってもらおうか…
C:なにかな?まさか恐れを生(な)したのかな?
A:筋トレ後は…これだよなぁ…
0:Bのバッグから大量のプロテインを取り出す。
C:?!貴様まさか!!
A:へへ…いたっだきまーす…!
C:貴様ァ…
A:ふぅ…ごちそうさん…ふんっ!
C:なっ!貴様!なんだその筋肉は?!
A:あぁ…?てめぇが俺をこうさせたんだろうが…覚悟は良いんだろうな!クソゴリラァ!
C:ふふ…ふははは!良いだろう!貴様を最強と認めてやる…だが…何十年もの努力を積み重ねてきたこの私に勝てるかな…?
A:今に分かるぜぇ!
B:馬鹿どもこれ止めろぉぉぉぉ!