台本概要

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タイトル トレーニーvs一般人vs筋トレ人
作者名 ドランゴ  (@ D_rango22)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(不問3)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 今ここに筋肉最強バトルが始まる。
15分くらいです。
※配信で使う際には報告等必要ありません。
台本使用際にはTwitterのDM等で報告されますと励みになります。
アドリブなど言い方などの改変どうぞ。
ご自由にお楽しみください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
A 不問 76 普通の高校生。ヒョロガリ
B 不問 67 最近ジムに行っている。
C 不問 50 何十年も筋肉を鍛えあげている。トレーニー
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
B:おいー?はよ出ろや居留守するな〜?(ドアを叩きながら) A:うぅん…なんだよ…うるっせぇなぁ… B:おーい!起きてねぇのぉ?!はよ起きろや!借金返さんかいボケナスが!! A:うるっせぇな!なんだよ!?朝っぱらから何の用だ!! B:おいゴラァ!はよ借金返さんかい! A:やかましい!お前は闇金業者か! B:喚くな、さっさと準備せぇやタコ。 A:は?ボンクラが口を慎めよ。今日は折角の休みなんだからゆっくりさせてくれよ。 B:てかなんで鍵かかってんの? A:あーごめん鍵かけっぱか、今開けるから待ってろ。 B:あーいいよ、入ってくるから A:は?どうやって B:(被せて)ふんっ!あーこれじゃダメか…じゃあ A:おいちょっと待て B:あ?んだよ。 A:お前平然とドアこじ開けようとすんのやめてくんない?やってる事がヤーさんなんだよ。 B:まぁまぁ待っとけって A:やめろ。今すぐ開けるからドアをこじ開けるな、修理代半端ないんだから。 B:あぁそうか… A:ほいほい、んで?なんだよ今日は B:ジムに行くぞ! A:は?なんで急に?てかお前普段学ラン着てたから気づかなかったけど…服パッツパツじゃね? B:最近ジムに行っててさぁ〜?すげぇ気持ちいいんだよね、色んな意味で。 A:はぁ…なるほどね…どうりでパッツパツのボディビルダーみたいになってるわけだわ、しかも俺のドア壊そうとするしな。 B:早く準備しろ。あ、そうだ、プロテインは常備しろよ?飲まないとお前の事をすり潰してミキサーにかけてプロテインにしないといけなくなるからな。 A:なにその変わったカニバリズム、お前は某アニメに毒されたか? B:うるせぇ!40秒で支度しな!さもないとお前をすり潰す事になる! A:あー!もう分かったよ! 0:コンビニにて A:んで、なんでコンビニ?お前ジム行ってるならプロテインくらい買ってんじゃないの? B:いや普通にコンビニで買ってジムに行ってる A:変なとこで意識低いなお前。 B:なんか言った? A:分かったから俺の頭を掴むな。 B:とりあえずこれとこれとこれ… A:……お前数多くない? B:俺の飲み物ほとんどプロテインだけど? A:そのままデブになればいいのに(小声) B:んー聞き間違えかな?今俺にデブになればいいとか言った?いいの?このままお前の腕を使い物に出来なくしてやってもいいんだぞ?えぇ?コレェイ A:分かった、分かったから腕を掴むな。 B:ったく…世話が焼けるやつだな。 A:こっちのセリフだ単細胞が。 B:ふーん… A:ゴメンナサイ B:さて買ったし早速行くぞ。 A:へいへい…今日は疲れそうだな… 0:ジムにて B:よしついたな、さてと… A:ん?お前何取り出そうとしてんの? B:プロテインだけど。 A:まだ筋トレしてないだろ。 B:言っただろ、俺の主食はプロテインだと。 A:言ってねぇし聞いた事ねぇよ。普段の飲み物がプロテインだとは聞いたけどな。 B:こんなにうめぇとは流石プロテイン様様だな、やはりこいつは俺の恋人だな。 A:お前の恋人色んな奴らと浮気してる設定になるけどいいのか?一夫多妻制でもいいのか? B:細けぇこたぁどうでもいいんだよ!(大声) A:うるっせぇなぁ!特に顔! B:今…俺の悪口言った?おいゴラァ!切腹すんぞ!テメェ!(掴みかかる) A:ガチになるなっつってんだよ!こんの単細胞脳みそ筋肉が!エンコ詰めろやぁ! C:待てぇい!貴様らぁ!この神聖な場所で何を騒ぎよる! A:なんだ?! B:今こっちは忙しいんだよ!このタンカス野郎を殴らねぇと俺は気がすまねぇんだ! C:おい、貴様はここの常連だろう!この神聖な地で騒ぎを起こすつもりか? B:ん?この声…貴方はまさか!これは失礼しました!どうかお許しください! A:え?なに?なんで急にお前土下座してんの? C:君は…新人かね? A:え?新人?いやこいつに連れてこられて… C:(被せて)そうか!新人君か!君も筋肉が好きなんだな!嬉しいよ!私は! A:いやあの話を聞いて B:(被せて)そうなんですよ!トレーニー!こいつも筋肉を鍛えたいらしく! A:おいゴラァ!筋肉バカ共話を聞けぇ! B:… C:… B:トレーニー。 C:あぁ。お前は腕を持て。 B:合点承知之助!(がってんしょうちのすけ)YES!Sir! A:おい待て。馬鹿共待て。話をしよう!頼む!話を聞いてくれ!おいバカ手足を持つな!やめろ!やめろぉぉぉぉ! 0:ジム内 A:まさかここまで宙ぶらりんで持ってこられるとはな… B:お前が細すぎんだよ。良くsitter(サイッター)に上がってる蹴ったら折れそうな女の子みたいな身体してんだよ、お前。 C:1人のトレーニーとして放っておけないな。 A:うるせぇよ筋肉バカ共 C:筋肉… B:バカだと…? A:分かった、俺が悪かったから相撲の構えを取るなよ。俺の最期の見た光景が2人の筋肉ダルマに突進されてお亡くなりなんて流石にごめんだぞ。 C:ふむ…君はどうやら私たちがバカに見えてるみたいだが…合ってるかな? A:そうだね、普通は2人で俺の手足持って運ばないからな。 B:おい!さっきからお前この方に失礼だぞ!! A:お前がジムに強制的に連れてきたんだろうが! C:やめたまえ!みっともないぞ、筋肉を鍛えている者がそんな安い挑発に乗せられるな! B:ハッ!失礼いたしました!! A:なんだこいつら… C:まぁいい、それでは今回のトレーニングの内容を発表する! B:ドキドキ… A:え、待って。俺も?俺もなの? C:ドゥルルルルルルルル A:自分で言うんだ… B:デデン! C:たったの1種目をやって頂きます。 A:……え?それだけ? C:えぇ、たったの1種目です、簡単でしょう? B:そんな!トレーニー!全身を鍛えなければこいつは死んでしまうんですよ?! C:甘い!甘いぞ!生クリームの様に甘い!いきなり私たちの様なトレーニングをしたら彼は息絶えてしまうであろう!頭を使え!バカタレが! A:トレーニーの人が言ってることは間違ってないですけど…あいつに対してストレートすぎない? B:バk…チッ、反省してまーす。 C:それならばいい。 A:絶対反省してないよ?!いいの?!許して!? C:彼は嘘はつかない、また筋肉も嘘をつかない。違うかい? A:いや知らんが… B:俺は反省してるぞ?心の底からだ。それはもう地球平和を望んでるくらいにな。 A:そんな奴が強引にジム連れてくかよアホか。 C:さて、お話はここまで。種目の説明をします。 B:はい!なんですか! C:ランニングです。 A:ランニング?走るだけって事ですか? C:はい、そうです。 B:今回は足だけを鍛えるんですか? C:いや?足だけではなく全体を鍛えてもらいます。 A:いやどうやって… C:少し待っててください。 0:トレーニー、スタッフルームに向かう。 B:なんだろうなぁ…足だけじゃなくて全体?どういうことだ? A:お前やった事あるんじゃねぇの? B:いや、ないな。まだ普通の筋トレしかやったことねぇよ。 A:全体…いやまさか…体全身に錘(おもり)の服きたりとかしねぇよな… B:いやいやあのトレーニーさんそんな事しねぇってすげぇ優しいんだから。 A:はは、だよな…そうだよな…? C:いやー重いなぁ、すみませんお待たせしましたね。 A:…… B:…… C:お2人共?どうしました? A:あの…その…なんですか?それ? C:あぁ、これですか?全身錘が入ってるトレーニングルームウェアです。私特製ですよ。 B:いやあの…俺もこれやるんですか?普通に今日腕トレしたいんすけど… C:金。 B:え? C:私の指示に従えないなら指を詰めるか、トレーニング料全部で10万円ポッキリ払ってください。それが無理なら友達と一緒にトレーニングです。 B:いやあの C:5.4.3.2.1 B:分かりました!やります!やりますから指と金だけは勘弁してください! C:チッ…最初っからそう言えやボケカスが… A:えぇ…怖ぁ… C:あ、すみませんね。さてとこれを着てくださいね〜 A:あの…ちなみにそれ何キロあるんですか…? C:100キロです。 A:…ん?…え?100キロ? C:はい、100キロです。 A:0が1つ減ったりとかは… C:ないです。 A:ア、ハイ。 C:それではこれに着替えてください。 0:5分後 A:なんだぁこれぁ… B:結構重量あるな…いい感じに鍛えられそうだ… A:ば…かかお前…これ…重…すぎ… C:それでは2人ともランニングマシンに乗って。 B:はい!俺は準備OKすけど… A:ハァ…ハァ…ハァ… B:あのトレーニーさん…本当にこいつ大丈夫なんです?途中からぶっ飛ばされたりしません? C:大丈夫、筋肉の強さは心の強さから始まります。まずは精神面を鍛えなければいけません。棒忍者アニメでもあったでしょう。ど根性さえあればいいと。 B:あぁ…言ってたっすね… A:いい…か…ら走ろう…ぜ… B:お前大丈夫…? A:大丈夫な…わけ…ある…か…正直…帰り…たい… C:それではスイッチ入れますよ…よーい、スタート B:最初はゆっくりな感じか…よし、頑張るぞ! A:ハァ…ふぅあ…ぐはぁ… B:なんかあいつ殴られてるみたいな声出しながら走ってるな… C:お、Aさんいいですね、いい調子ですよ! A:あいざい…ます… B:マジであいつすげぇなぁ…あんなヒョロいのに… C:それでは一気にスピード上げます。 B:え?ちょまっ A:うわぁぁぁぁぁぁぁぁお前祟ってやるぅぅぅぅ!! B:Aー!トレーニーさんあいつ吹っ飛んで行ったんですけど大丈夫なんですか?! C:人の心配ばっかしてんじゃねぇぞ小僧!前向いて走れ!てめぇもぶっ飛ばされてぇか! B:ひいいぃ!俺の知ってるトレーニーじゃねぇ! C:さてリモコンはっと…ここに置いておくか… B:え?!ちょっと?!トレーニー?! C:さぁ、Bよ。ここにリモコンを置いてやる。止めたきゃ自分で止めろ。俺はトレーニングしてくる。 B:おい!ふざけんな!クソゴリラてめぇぇぇぇぇ! C:ふっ、いい気味だ。 A:おい…トレーニー… C:おや、Aさんじゃないか……ん?あのトレーニングルームウェアはどうした…? A:あぁ…あのクソオモトレーニングルームウェアか?それなら脱ぎ捨ててやったよ… C:ほぉ…あれ地味に高かったが…なるほど…貴様私に殺される覚悟が出来たと言うわけだな? A:おぉっと…少し待ってもらおうか… C:なにかな?まさか恐れを生(な)したのかな? A:筋トレ後は…これだよなぁ… 0:Bのバッグから大量のプロテインを取り出す。 C:?!貴様まさか!! A:へへ…いたっだきまーす…! C:貴様ァ… A:ふぅ…ごちそうさん…ふんっ! C:なっ!貴様!なんだその筋肉は?! A:あぁ…?てめぇが俺をこうさせたんだろうが…覚悟は良いんだろうな!クソゴリラァ! C:ふふ…ふははは!良いだろう!貴様を最強と認めてやる…だが…何十年もの努力を積み重ねてきたこの私に勝てるかな…? A:今に分かるぜぇ! B:馬鹿どもこれ止めろぉぉぉぉ!

B:おいー?はよ出ろや居留守するな〜?(ドアを叩きながら) A:うぅん…なんだよ…うるっせぇなぁ… B:おーい!起きてねぇのぉ?!はよ起きろや!借金返さんかいボケナスが!! A:うるっせぇな!なんだよ!?朝っぱらから何の用だ!! B:おいゴラァ!はよ借金返さんかい! A:やかましい!お前は闇金業者か! B:喚くな、さっさと準備せぇやタコ。 A:は?ボンクラが口を慎めよ。今日は折角の休みなんだからゆっくりさせてくれよ。 B:てかなんで鍵かかってんの? A:あーごめん鍵かけっぱか、今開けるから待ってろ。 B:あーいいよ、入ってくるから A:は?どうやって B:(被せて)ふんっ!あーこれじゃダメか…じゃあ A:おいちょっと待て B:あ?んだよ。 A:お前平然とドアこじ開けようとすんのやめてくんない?やってる事がヤーさんなんだよ。 B:まぁまぁ待っとけって A:やめろ。今すぐ開けるからドアをこじ開けるな、修理代半端ないんだから。 B:あぁそうか… A:ほいほい、んで?なんだよ今日は B:ジムに行くぞ! A:は?なんで急に?てかお前普段学ラン着てたから気づかなかったけど…服パッツパツじゃね? B:最近ジムに行っててさぁ〜?すげぇ気持ちいいんだよね、色んな意味で。 A:はぁ…なるほどね…どうりでパッツパツのボディビルダーみたいになってるわけだわ、しかも俺のドア壊そうとするしな。 B:早く準備しろ。あ、そうだ、プロテインは常備しろよ?飲まないとお前の事をすり潰してミキサーにかけてプロテインにしないといけなくなるからな。 A:なにその変わったカニバリズム、お前は某アニメに毒されたか? B:うるせぇ!40秒で支度しな!さもないとお前をすり潰す事になる! A:あー!もう分かったよ! 0:コンビニにて A:んで、なんでコンビニ?お前ジム行ってるならプロテインくらい買ってんじゃないの? B:いや普通にコンビニで買ってジムに行ってる A:変なとこで意識低いなお前。 B:なんか言った? A:分かったから俺の頭を掴むな。 B:とりあえずこれとこれとこれ… A:……お前数多くない? B:俺の飲み物ほとんどプロテインだけど? A:そのままデブになればいいのに(小声) B:んー聞き間違えかな?今俺にデブになればいいとか言った?いいの?このままお前の腕を使い物に出来なくしてやってもいいんだぞ?えぇ?コレェイ A:分かった、分かったから腕を掴むな。 B:ったく…世話が焼けるやつだな。 A:こっちのセリフだ単細胞が。 B:ふーん… A:ゴメンナサイ B:さて買ったし早速行くぞ。 A:へいへい…今日は疲れそうだな… 0:ジムにて B:よしついたな、さてと… A:ん?お前何取り出そうとしてんの? B:プロテインだけど。 A:まだ筋トレしてないだろ。 B:言っただろ、俺の主食はプロテインだと。 A:言ってねぇし聞いた事ねぇよ。普段の飲み物がプロテインだとは聞いたけどな。 B:こんなにうめぇとは流石プロテイン様様だな、やはりこいつは俺の恋人だな。 A:お前の恋人色んな奴らと浮気してる設定になるけどいいのか?一夫多妻制でもいいのか? B:細けぇこたぁどうでもいいんだよ!(大声) A:うるっせぇなぁ!特に顔! B:今…俺の悪口言った?おいゴラァ!切腹すんぞ!テメェ!(掴みかかる) A:ガチになるなっつってんだよ!こんの単細胞脳みそ筋肉が!エンコ詰めろやぁ! C:待てぇい!貴様らぁ!この神聖な場所で何を騒ぎよる! A:なんだ?! B:今こっちは忙しいんだよ!このタンカス野郎を殴らねぇと俺は気がすまねぇんだ! C:おい、貴様はここの常連だろう!この神聖な地で騒ぎを起こすつもりか? B:ん?この声…貴方はまさか!これは失礼しました!どうかお許しください! A:え?なに?なんで急にお前土下座してんの? C:君は…新人かね? A:え?新人?いやこいつに連れてこられて… C:(被せて)そうか!新人君か!君も筋肉が好きなんだな!嬉しいよ!私は! A:いやあの話を聞いて B:(被せて)そうなんですよ!トレーニー!こいつも筋肉を鍛えたいらしく! A:おいゴラァ!筋肉バカ共話を聞けぇ! B:… C:… B:トレーニー。 C:あぁ。お前は腕を持て。 B:合点承知之助!(がってんしょうちのすけ)YES!Sir! A:おい待て。馬鹿共待て。話をしよう!頼む!話を聞いてくれ!おいバカ手足を持つな!やめろ!やめろぉぉぉぉ! 0:ジム内 A:まさかここまで宙ぶらりんで持ってこられるとはな… B:お前が細すぎんだよ。良くsitter(サイッター)に上がってる蹴ったら折れそうな女の子みたいな身体してんだよ、お前。 C:1人のトレーニーとして放っておけないな。 A:うるせぇよ筋肉バカ共 C:筋肉… B:バカだと…? A:分かった、俺が悪かったから相撲の構えを取るなよ。俺の最期の見た光景が2人の筋肉ダルマに突進されてお亡くなりなんて流石にごめんだぞ。 C:ふむ…君はどうやら私たちがバカに見えてるみたいだが…合ってるかな? A:そうだね、普通は2人で俺の手足持って運ばないからな。 B:おい!さっきからお前この方に失礼だぞ!! A:お前がジムに強制的に連れてきたんだろうが! C:やめたまえ!みっともないぞ、筋肉を鍛えている者がそんな安い挑発に乗せられるな! B:ハッ!失礼いたしました!! A:なんだこいつら… C:まぁいい、それでは今回のトレーニングの内容を発表する! B:ドキドキ… A:え、待って。俺も?俺もなの? C:ドゥルルルルルルルル A:自分で言うんだ… B:デデン! C:たったの1種目をやって頂きます。 A:……え?それだけ? C:えぇ、たったの1種目です、簡単でしょう? B:そんな!トレーニー!全身を鍛えなければこいつは死んでしまうんですよ?! C:甘い!甘いぞ!生クリームの様に甘い!いきなり私たちの様なトレーニングをしたら彼は息絶えてしまうであろう!頭を使え!バカタレが! A:トレーニーの人が言ってることは間違ってないですけど…あいつに対してストレートすぎない? B:バk…チッ、反省してまーす。 C:それならばいい。 A:絶対反省してないよ?!いいの?!許して!? C:彼は嘘はつかない、また筋肉も嘘をつかない。違うかい? A:いや知らんが… B:俺は反省してるぞ?心の底からだ。それはもう地球平和を望んでるくらいにな。 A:そんな奴が強引にジム連れてくかよアホか。 C:さて、お話はここまで。種目の説明をします。 B:はい!なんですか! C:ランニングです。 A:ランニング?走るだけって事ですか? C:はい、そうです。 B:今回は足だけを鍛えるんですか? C:いや?足だけではなく全体を鍛えてもらいます。 A:いやどうやって… C:少し待っててください。 0:トレーニー、スタッフルームに向かう。 B:なんだろうなぁ…足だけじゃなくて全体?どういうことだ? A:お前やった事あるんじゃねぇの? B:いや、ないな。まだ普通の筋トレしかやったことねぇよ。 A:全体…いやまさか…体全身に錘(おもり)の服きたりとかしねぇよな… B:いやいやあのトレーニーさんそんな事しねぇってすげぇ優しいんだから。 A:はは、だよな…そうだよな…? C:いやー重いなぁ、すみませんお待たせしましたね。 A:…… B:…… C:お2人共?どうしました? A:あの…その…なんですか?それ? C:あぁ、これですか?全身錘が入ってるトレーニングルームウェアです。私特製ですよ。 B:いやあの…俺もこれやるんですか?普通に今日腕トレしたいんすけど… C:金。 B:え? C:私の指示に従えないなら指を詰めるか、トレーニング料全部で10万円ポッキリ払ってください。それが無理なら友達と一緒にトレーニングです。 B:いやあの C:5.4.3.2.1 B:分かりました!やります!やりますから指と金だけは勘弁してください! C:チッ…最初っからそう言えやボケカスが… A:えぇ…怖ぁ… C:あ、すみませんね。さてとこれを着てくださいね〜 A:あの…ちなみにそれ何キロあるんですか…? C:100キロです。 A:…ん?…え?100キロ? C:はい、100キロです。 A:0が1つ減ったりとかは… C:ないです。 A:ア、ハイ。 C:それではこれに着替えてください。 0:5分後 A:なんだぁこれぁ… B:結構重量あるな…いい感じに鍛えられそうだ… A:ば…かかお前…これ…重…すぎ… C:それでは2人ともランニングマシンに乗って。 B:はい!俺は準備OKすけど… A:ハァ…ハァ…ハァ… B:あのトレーニーさん…本当にこいつ大丈夫なんです?途中からぶっ飛ばされたりしません? C:大丈夫、筋肉の強さは心の強さから始まります。まずは精神面を鍛えなければいけません。棒忍者アニメでもあったでしょう。ど根性さえあればいいと。 B:あぁ…言ってたっすね… A:いい…か…ら走ろう…ぜ… B:お前大丈夫…? A:大丈夫な…わけ…ある…か…正直…帰り…たい… C:それではスイッチ入れますよ…よーい、スタート B:最初はゆっくりな感じか…よし、頑張るぞ! A:ハァ…ふぅあ…ぐはぁ… B:なんかあいつ殴られてるみたいな声出しながら走ってるな… C:お、Aさんいいですね、いい調子ですよ! A:あいざい…ます… B:マジであいつすげぇなぁ…あんなヒョロいのに… C:それでは一気にスピード上げます。 B:え?ちょまっ A:うわぁぁぁぁぁぁぁぁお前祟ってやるぅぅぅぅ!! B:Aー!トレーニーさんあいつ吹っ飛んで行ったんですけど大丈夫なんですか?! C:人の心配ばっかしてんじゃねぇぞ小僧!前向いて走れ!てめぇもぶっ飛ばされてぇか! B:ひいいぃ!俺の知ってるトレーニーじゃねぇ! C:さてリモコンはっと…ここに置いておくか… B:え?!ちょっと?!トレーニー?! C:さぁ、Bよ。ここにリモコンを置いてやる。止めたきゃ自分で止めろ。俺はトレーニングしてくる。 B:おい!ふざけんな!クソゴリラてめぇぇぇぇぇ! C:ふっ、いい気味だ。 A:おい…トレーニー… C:おや、Aさんじゃないか……ん?あのトレーニングルームウェアはどうした…? A:あぁ…あのクソオモトレーニングルームウェアか?それなら脱ぎ捨ててやったよ… C:ほぉ…あれ地味に高かったが…なるほど…貴様私に殺される覚悟が出来たと言うわけだな? A:おぉっと…少し待ってもらおうか… C:なにかな?まさか恐れを生(な)したのかな? A:筋トレ後は…これだよなぁ… 0:Bのバッグから大量のプロテインを取り出す。 C:?!貴様まさか!! A:へへ…いたっだきまーす…! C:貴様ァ… A:ふぅ…ごちそうさん…ふんっ! C:なっ!貴様!なんだその筋肉は?! A:あぁ…?てめぇが俺をこうさせたんだろうが…覚悟は良いんだろうな!クソゴリラァ! C:ふふ…ふははは!良いだろう!貴様を最強と認めてやる…だが…何十年もの努力を積み重ねてきたこの私に勝てるかな…? A:今に分かるぜぇ! B:馬鹿どもこれ止めろぉぉぉぉ!