台本概要

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タイトル 第一話 やまぶきいろ
作者名 桜美さくら  (@Omi_Sakura1007)
ジャンル 童話
演者人数 1人用台本(不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 絵のない絵本より『やまぶきいろ』シリーズ

絵本の読み聞かせ作品です
どうぞ優しいお声で読んでください

第一話 やまぶきいろ

今日もやまぶきいろの動物たちは
楽しく生活しています
少し、やまぶきいろの様子を
見に行きましょう

性別不問・年齢設定演者と同期・アドリブは作品を壊さない程度

※配信、収録等、なさいましたら作者に一報くださると聞きたいので嬉しいです

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
語り手 不問 23 やまぶきいろの世界を伝える人 作中にいろいろな動物が出てきますがお声を変えても変えなくても構いません 絵本の読み聞かせの様に読んでください
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
:(語り手が呼びかける様に始まる) 語り手:はーい。ここに集まってください。 語り手:今から『やまぶきいろ』って 語り手:絵本を読みますよ。 語り手:みんな静かに聞いてくださいね。 :(ページをめくる) 語り手:『やまぶきいろ』 語り手:深い深い山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は『やまぶきいろ』 :(ページをめくる) 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:みんなの先生役で何でも知っています 語り手:きつねの兄弟は今日もどこかで 語り手:何かたくらんでひそひそ話をしています 語り手:くまの親子は村のみんなへ 語り手:お手紙やお届け物を運ぶ仕事をしています :(ページをめくる) 語り手:ピヨピヨピッピ 語り手:おや、どこからでしょう? 語り手:かわいい小鳥の声が聞こえてきます 語り手:いろいろな動物が 語り手:思い思いに生活しています 語り手:今日は何が起こるのでしょうか 語り手:少し村の様子をのぞいてみましょう :(ページをめくる) 語り手:『ふくろうのおじさんのお話』 ねずみ君:「おじさん教えておじさん教えて!」 語り手:トントントンと 語り手:扉をたたく音と一緒にねずみ君が 語り手:ふくろうのおじさんの所にやってきました ふくろうのおじさん:「どうしたんだい、そんなあわてて」 語り手:ふくろうのおじさんが 語り手:お家から出てきました :(ページをめくる) 語り手:ねずみ君は慌てて言いました ねずみ君:「なんで、お空のお日様は落ちてこないの?」 語り手:ふくろうのおじさんは言いました ふくろうのおじさん:「はっはっはっ。そんなことで悩んでいたのかい。 ふくろうのおじさん:困った子たちだなぁ。そんなの簡単だよ。 ふくろうのおじさん:お空のお日様はね、実はずっとずっと遠い所に居て ふくろうのおじさん:けして落ちたりしないんだよ。 ふくろうのおじさん:落ちそうに見えているのは君達のほうだろう? ふくろうのおじさん:お日様は、あの場所だから皆を照らしているんだよ。 ふくろうのおじさん:分かったかい? ふくろうのおじさん:また、分からないことがあればいつでも来なさい。」 語り手:ねずみ君は 語り手:ふくろうのおじさんにお礼を言って 語り手:さっそく、お友達にお日様の話を伝えました :(ページをひらく) 語り手:『きつねの兄弟のお話』 語り手:やまぶきいろのホラ穴から 語り手:しっぽをのぞかせヒソヒソと 語り手:あたりを気にしながら 語り手:きつねの兄弟がお話しています きつね君:「それで、それであのお話の続きなんだけど。」 語り手:きつねの兄弟はいろんなことを 語り手:知っていると有名です :(ページをめくる) 語り手:何を話しているのかと言うと 語り手:どうやって皆を笑わせようか 語り手:どうやって皆のお腹の風船を 語り手:いっぱいにしようかと考えていました きつね君:「面白いことかぁ・・・ きつね君:おどろかすのは好きじゃない きつね君:笑い話って難しいね。」 語り手:きつねの兄弟は考えていました 語り手:今日もきつねの兄弟は 語り手:仲良くひそひそ話をして 語り手:誰かの笑顔を作ろうとしています :(ぺーじをめくる) 語り手:『くまの親子のお話』 語り手:古くなった木の看板には 語り手:『くまのお届け物』と書いてあります 語り手:うさぎのおばあさんが小包を持って 語り手:お願いしまぁす。と 語り手:くまさんのところへやってきました 語り手:うさぎさんは家族がたくさんいて 語り手:よく、くまさんにお届け物を頼みます :(ページをめくる) くまのお父さん:「はいはい、いらっしゃい。 くまのお父さん:今日は何を送りますか?」 語り手:くまのお父さんが優しいお声で出てきました うさぎのおばあさん:「今日はね、ニンジンのケーキを作ったから うさぎのおばあさん:子供たちに食べてもらおうと思ったの。 うさぎのおばあさん:だけど、自分で行けなくてね。 うさぎのおばあさん:くまさん、お願いできるかしら」 語り手:そう言って大事そうに 語り手:小包をくまさんへ渡そうとすると 語り手:お店の奥からタッタッタッと 語り手:走ってくる音が聞こえます :(ページをめくる) 語り手:元気なこぐま君が こぐま君:「僕が預かるよ!」 語り手:と手をふっています 語り手:くまさんのお手伝いをしている 語り手:働き者のこぐま君です 語り手:うさぎのおばあさんは 語り手:お任せします。と 語り手:笑顔で小包を渡しました 語り手:うさぎのおばあさんは 語り手:嬉しくなりお店を出ました :(ページをめくる) 語り手:『やまぶきいろの広間』 ことり:「ピヨピヨ・・・ピヨピヨ」 語り手:可愛いお声で小鳥たちが歌っています 語り手:森の広間は大きな舞台で 語り手:円を描くように 語り手:色とりどりの小鳥たちが 語り手:自慢しあいながら森に色をそえています :(ページをめくる) 語り手:深い深い山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は『やまぶきいろ』 語り手:いろいろな動物が思い思いに 語り手:生活しています 語り手:明日も何か起きるそうですよ 語り手:また遊びにきてください :(えほんをとじる) 語り手:はい、今日のお話はここまで 語り手:良い子に聞けたかな? 語り手:さいごまで聞いてくれて 語り手:ありがとう : : : :(次回のお話へ続く)

:(語り手が呼びかける様に始まる) 語り手:はーい。ここに集まってください。 語り手:今から『やまぶきいろ』って 語り手:絵本を読みますよ。 語り手:みんな静かに聞いてくださいね。 :(ページをめくる) 語り手:『やまぶきいろ』 語り手:深い深い山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は『やまぶきいろ』 :(ページをめくる) 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:みんなの先生役で何でも知っています 語り手:きつねの兄弟は今日もどこかで 語り手:何かたくらんでひそひそ話をしています 語り手:くまの親子は村のみんなへ 語り手:お手紙やお届け物を運ぶ仕事をしています :(ページをめくる) 語り手:ピヨピヨピッピ 語り手:おや、どこからでしょう? 語り手:かわいい小鳥の声が聞こえてきます 語り手:いろいろな動物が 語り手:思い思いに生活しています 語り手:今日は何が起こるのでしょうか 語り手:少し村の様子をのぞいてみましょう :(ページをめくる) 語り手:『ふくろうのおじさんのお話』 ねずみ君:「おじさん教えておじさん教えて!」 語り手:トントントンと 語り手:扉をたたく音と一緒にねずみ君が 語り手:ふくろうのおじさんの所にやってきました ふくろうのおじさん:「どうしたんだい、そんなあわてて」 語り手:ふくろうのおじさんが 語り手:お家から出てきました :(ページをめくる) 語り手:ねずみ君は慌てて言いました ねずみ君:「なんで、お空のお日様は落ちてこないの?」 語り手:ふくろうのおじさんは言いました ふくろうのおじさん:「はっはっはっ。そんなことで悩んでいたのかい。 ふくろうのおじさん:困った子たちだなぁ。そんなの簡単だよ。 ふくろうのおじさん:お空のお日様はね、実はずっとずっと遠い所に居て ふくろうのおじさん:けして落ちたりしないんだよ。 ふくろうのおじさん:落ちそうに見えているのは君達のほうだろう? ふくろうのおじさん:お日様は、あの場所だから皆を照らしているんだよ。 ふくろうのおじさん:分かったかい? ふくろうのおじさん:また、分からないことがあればいつでも来なさい。」 語り手:ねずみ君は 語り手:ふくろうのおじさんにお礼を言って 語り手:さっそく、お友達にお日様の話を伝えました :(ページをひらく) 語り手:『きつねの兄弟のお話』 語り手:やまぶきいろのホラ穴から 語り手:しっぽをのぞかせヒソヒソと 語り手:あたりを気にしながら 語り手:きつねの兄弟がお話しています きつね君:「それで、それであのお話の続きなんだけど。」 語り手:きつねの兄弟はいろんなことを 語り手:知っていると有名です :(ページをめくる) 語り手:何を話しているのかと言うと 語り手:どうやって皆を笑わせようか 語り手:どうやって皆のお腹の風船を 語り手:いっぱいにしようかと考えていました きつね君:「面白いことかぁ・・・ きつね君:おどろかすのは好きじゃない きつね君:笑い話って難しいね。」 語り手:きつねの兄弟は考えていました 語り手:今日もきつねの兄弟は 語り手:仲良くひそひそ話をして 語り手:誰かの笑顔を作ろうとしています :(ぺーじをめくる) 語り手:『くまの親子のお話』 語り手:古くなった木の看板には 語り手:『くまのお届け物』と書いてあります 語り手:うさぎのおばあさんが小包を持って 語り手:お願いしまぁす。と 語り手:くまさんのところへやってきました 語り手:うさぎさんは家族がたくさんいて 語り手:よく、くまさんにお届け物を頼みます :(ページをめくる) くまのお父さん:「はいはい、いらっしゃい。 くまのお父さん:今日は何を送りますか?」 語り手:くまのお父さんが優しいお声で出てきました うさぎのおばあさん:「今日はね、ニンジンのケーキを作ったから うさぎのおばあさん:子供たちに食べてもらおうと思ったの。 うさぎのおばあさん:だけど、自分で行けなくてね。 うさぎのおばあさん:くまさん、お願いできるかしら」 語り手:そう言って大事そうに 語り手:小包をくまさんへ渡そうとすると 語り手:お店の奥からタッタッタッと 語り手:走ってくる音が聞こえます :(ページをめくる) 語り手:元気なこぐま君が こぐま君:「僕が預かるよ!」 語り手:と手をふっています 語り手:くまさんのお手伝いをしている 語り手:働き者のこぐま君です 語り手:うさぎのおばあさんは 語り手:お任せします。と 語り手:笑顔で小包を渡しました 語り手:うさぎのおばあさんは 語り手:嬉しくなりお店を出ました :(ページをめくる) 語り手:『やまぶきいろの広間』 ことり:「ピヨピヨ・・・ピヨピヨ」 語り手:可愛いお声で小鳥たちが歌っています 語り手:森の広間は大きな舞台で 語り手:円を描くように 語り手:色とりどりの小鳥たちが 語り手:自慢しあいながら森に色をそえています :(ページをめくる) 語り手:深い深い山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は『やまぶきいろ』 語り手:いろいろな動物が思い思いに 語り手:生活しています 語り手:明日も何か起きるそうですよ 語り手:また遊びにきてください :(えほんをとじる) 語り手:はい、今日のお話はここまで 語り手:良い子に聞けたかな? 語り手:さいごまで聞いてくれて 語り手:ありがとう : : : :(次回のお話へ続く)