台本概要

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タイトル 第三話 やさしいおおかみさん ~やまぶきいろシリーズより~
作者名 桜美さくら  (@Omi_Sakura1007)
ジャンル 童話
演者人数 1人用台本(不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 絵のない絵本より『やまぶきいろ』シリーズ
第三話 やさしいおおかみさん

絵本の読み聞かせ作品です
どうぞ優しいお声で読んでください

今日もおおかみさんは
やまぶきいろのみんなが
安心に暮らせるように
見守ってくれています
一緒に村の様子を見てみましょう

性別不問・年齢設定演者と同期・アドリブは作品を壊さない程度

※やさしいおおかみさんのモデル演者様ありがとうございます
※配信、収録等、なさいましたら作者に一報くださると聞きたいので嬉しいです

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
語り手 不問 19 やまぶきいろの世界を語る者 作中複数の動物たちが出てきますが声変更自由です
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
語り手:はーい。ここに集まってください。 語り手:今から「やさしいおおかみさん」って 語り手:絵本を読みますよ。 語り手:みんな静かに聞いてくださいね。 語り手:分かりましたか。 :(ページをめくる) 語り手:『やさしいおおかみさん』 語り手:深い深い山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は「やまぶきいろ」 :(ページをめくる) ふくろうのおじさん:「おおかみさぁん。おおかみさぁん。」 語り手:ふくろうのおじさんが森の交番で 語り手:おおかみさんを呼んでいます 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:とても困った顔をしています 語り手:どうしたのでしょうか ふくろうのおじさん:「おおかみさぁん。いないのかな・・・おや!?」 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:交番の入り口に置いてある 語り手:案内板が目にとまりました :(ページをめくる) 語り手:“パトロール中” 語り手:おおかみさんの字で書かれていて 語り手:とても見やすい大きな文字が 語り手:並んでいます ふくろうのおじさん:「うーん。どうりで返事がないわけだ。きつねくん達ならおおかみさんがどこにいるか知っているかもしれないな」 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:きつねたちが遊んでいるホラ穴へ 語り手:向かうことにしました 0:(ページをめくる) ふくろうのおじさん:「おーい!きつねくんたちー!」 語り手:かわいい尻尾がゆらゆら揺れて 語り手:ヒソヒソ話をしているきつねの兄弟が 語り手:びっくりして出てきました きつねの兄弟:「なんだなんだ!」 語り手:まんまるおめめで 語り手:ふくろうのおじさんを見ています 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:おおかみさんがどこにいるか 語り手:きつねの兄弟に聞きました きつねの兄弟:「おおかみさんなら、うさぎのおばあちゃんが荷物を運ぶって言うから、そのお手伝いをしていたよー」 :(ページをめくる) 語り手:きつねの兄弟は 語り手:いつも面白いことがないか 語り手:村をアチコチ動き回っているので 語り手:すぐ答えることができました 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:ありがとうとお礼を行って 語り手:うさぎのおばあちゃんのところへ 語り手:急ぎ足で向かいました 0:(ページをめくる) おおかみさん:「そんな、お礼なんていいんですよ、自分は交番に戻りますから、何かあったらまた、呼んでください」 語り手:元気なお声でおおかみさんが 語り手:うさぎのおばあちゃんに 語り手:お礼を言っているところでした ふくろうのおじさん:「おおかみさん!おおかみさん!」 語り手:遠くのお空から 語り手:ふくろうのおじさんの声がして 語り手:おおかみさんと、うさぎのおばあちゃんが 語り手:合わせて声のする方を見上げました :(ページをめくる) 語り手:慌てた様子でふくろうのおじさんが 語り手:おおかみさんの隣に来ました ふくろうのおじさん:「はぁはぁ、探しましたよ、実は“これ”を拾ったんです。持ち主が困っているかと思ってあわてておおかみさんを探していました」 語り手:ふくろうのおじさんの言葉を 語り手:さえぎるようにうさぎのおばあちゃんが 語り手:喋りだしました うさぎのおばあさんさん:「わたしのお財布!」 語り手:ピンク色のがま口で 語り手:可愛い人参の鈴がついている 語り手:小さなお財布をふくろうのおじさんは 語り手:大切そうに持っていました :(ページをめくる) うさぎのおばあさん:「良かったわ。わたしの大切な子供たちからの贈り物なのよ。 うさぎのおばあさん:うふふ。でも、わたしには可愛すぎるお財布でしょ。子供たちがおばあちゃんにはぜったい、このお財布だって言ってきかないから、使っていたのよ。 うさぎのおばあさん:ほんとうにありがとう。くまさんのところへも行かなきゃ。お財布がないからお届け物は出来ないかしらって言ったらくまさんったら、お代はいつでも良いよ、ゆっくりお探しって素敵よね。 うさぎのおばあさん:あらあら、お出かけの予定が出来ちゃったわね。おおかみさん、ふくろうのおじさん、ありがとうね。今度、チョコクッキーごちそうさせてね」 語り手:うさぎのおばあさんはとても嬉しそうに 語り手:くまさんのところへ向かいました :(ページをめくる) 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:お財布の持ち主が見つかったこと 語り手:おおかみさんが見つかったこと 語り手:二つ合わせて嬉しくなり 語り手:あははっと声を出して笑いだしました 0:(ページをめくる) 語り手:おおかみさんは森の交番へ 語り手:ふくろうのおじさんは木のお家へ 語り手:帰っていきました 語り手:帰り道はとても楽しいものになりました 語り手:今日も村のどこかで何か起きています 0:(ページをめくる) 語り手:深い深い山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は「やまぶきいろ」 語り手:いろいろな動物が思い思いに 語り手:生活しています 語り手:明日もどんな動物さんのお話が 語り手:聞けるのでしょうね 語り手:また遊びに来てください 0:(ページをめくる) 語り手:はい、今日のお話はここまで 語り手:良い子で聞けたかな? 語り手:さいごまで聞いてくれて 語り手:ありがとう : : :(次回のお話へ続く)

語り手:はーい。ここに集まってください。 語り手:今から「やさしいおおかみさん」って 語り手:絵本を読みますよ。 語り手:みんな静かに聞いてくださいね。 語り手:分かりましたか。 :(ページをめくる) 語り手:『やさしいおおかみさん』 語り手:深い深い山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は「やまぶきいろ」 :(ページをめくる) ふくろうのおじさん:「おおかみさぁん。おおかみさぁん。」 語り手:ふくろうのおじさんが森の交番で 語り手:おおかみさんを呼んでいます 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:とても困った顔をしています 語り手:どうしたのでしょうか ふくろうのおじさん:「おおかみさぁん。いないのかな・・・おや!?」 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:交番の入り口に置いてある 語り手:案内板が目にとまりました :(ページをめくる) 語り手:“パトロール中” 語り手:おおかみさんの字で書かれていて 語り手:とても見やすい大きな文字が 語り手:並んでいます ふくろうのおじさん:「うーん。どうりで返事がないわけだ。きつねくん達ならおおかみさんがどこにいるか知っているかもしれないな」 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:きつねたちが遊んでいるホラ穴へ 語り手:向かうことにしました 0:(ページをめくる) ふくろうのおじさん:「おーい!きつねくんたちー!」 語り手:かわいい尻尾がゆらゆら揺れて 語り手:ヒソヒソ話をしているきつねの兄弟が 語り手:びっくりして出てきました きつねの兄弟:「なんだなんだ!」 語り手:まんまるおめめで 語り手:ふくろうのおじさんを見ています 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:おおかみさんがどこにいるか 語り手:きつねの兄弟に聞きました きつねの兄弟:「おおかみさんなら、うさぎのおばあちゃんが荷物を運ぶって言うから、そのお手伝いをしていたよー」 :(ページをめくる) 語り手:きつねの兄弟は 語り手:いつも面白いことがないか 語り手:村をアチコチ動き回っているので 語り手:すぐ答えることができました 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:ありがとうとお礼を行って 語り手:うさぎのおばあちゃんのところへ 語り手:急ぎ足で向かいました 0:(ページをめくる) おおかみさん:「そんな、お礼なんていいんですよ、自分は交番に戻りますから、何かあったらまた、呼んでください」 語り手:元気なお声でおおかみさんが 語り手:うさぎのおばあちゃんに 語り手:お礼を言っているところでした ふくろうのおじさん:「おおかみさん!おおかみさん!」 語り手:遠くのお空から 語り手:ふくろうのおじさんの声がして 語り手:おおかみさんと、うさぎのおばあちゃんが 語り手:合わせて声のする方を見上げました :(ページをめくる) 語り手:慌てた様子でふくろうのおじさんが 語り手:おおかみさんの隣に来ました ふくろうのおじさん:「はぁはぁ、探しましたよ、実は“これ”を拾ったんです。持ち主が困っているかと思ってあわてておおかみさんを探していました」 語り手:ふくろうのおじさんの言葉を 語り手:さえぎるようにうさぎのおばあちゃんが 語り手:喋りだしました うさぎのおばあさんさん:「わたしのお財布!」 語り手:ピンク色のがま口で 語り手:可愛い人参の鈴がついている 語り手:小さなお財布をふくろうのおじさんは 語り手:大切そうに持っていました :(ページをめくる) うさぎのおばあさん:「良かったわ。わたしの大切な子供たちからの贈り物なのよ。 うさぎのおばあさん:うふふ。でも、わたしには可愛すぎるお財布でしょ。子供たちがおばあちゃんにはぜったい、このお財布だって言ってきかないから、使っていたのよ。 うさぎのおばあさん:ほんとうにありがとう。くまさんのところへも行かなきゃ。お財布がないからお届け物は出来ないかしらって言ったらくまさんったら、お代はいつでも良いよ、ゆっくりお探しって素敵よね。 うさぎのおばあさん:あらあら、お出かけの予定が出来ちゃったわね。おおかみさん、ふくろうのおじさん、ありがとうね。今度、チョコクッキーごちそうさせてね」 語り手:うさぎのおばあさんはとても嬉しそうに 語り手:くまさんのところへ向かいました :(ページをめくる) 語り手:ふくろうのおじさんは 語り手:お財布の持ち主が見つかったこと 語り手:おおかみさんが見つかったこと 語り手:二つ合わせて嬉しくなり 語り手:あははっと声を出して笑いだしました 0:(ページをめくる) 語り手:おおかみさんは森の交番へ 語り手:ふくろうのおじさんは木のお家へ 語り手:帰っていきました 語り手:帰り道はとても楽しいものになりました 語り手:今日も村のどこかで何か起きています 0:(ページをめくる) 語り手:深い深い山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は「やまぶきいろ」 語り手:いろいろな動物が思い思いに 語り手:生活しています 語り手:明日もどんな動物さんのお話が 語り手:聞けるのでしょうね 語り手:また遊びに来てください 0:(ページをめくる) 語り手:はい、今日のお話はここまで 語り手:良い子で聞けたかな? 語り手:さいごまで聞いてくれて 語り手:ありがとう : : :(次回のお話へ続く)