台本概要

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タイトル 【シチュボ】耳かき(ゾウさん)
作者名 まりおん  (@marion2009)
ジャンル コメディ
演者人数 1人用台本(女1)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 わたしに実害が無い範囲で、有料無料に関わらず全て自由にお使いください。
過度のアドリブ、内容や性別、役名の改編も好きにしてください。
わたしへの連絡や、作者名の表記なども特に必要ありません。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
9 かわいい
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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私:ぞ~うさん!えへ、来ちゃった。 私:また飼育員さんにお願いして、会いに来ちゃった。 私:ぞうさんも~、わたしに会いたかった? 私:・・・やだ、そんなに鼻を振回して喜んでくれるなんて。 私:・・・わたしも、ぞうさんに会いたかったよ。 私:・・・ちょ、ちょっと、やだ~、やめて。だめだって。 私:ホントに。ホントにダメだから。そんなふざけちゃダメ。 私:・・・いや、マジで。ホント、鼻水付くから。やめてって・・・。 私:やめろ~!・・・やめろっつってんだろ!鼻水付くから! 私:それと!結構ざらざらしてんだよ! 私:肌!ざらざらしてんの!だからやめろって!  :  私:あ、ごめんね。ほら、せっかく髪、可愛くしてきたから。 私:崩れちゃうと嫌だなって。 私:ぞうさんの前では可愛くいたいから・・・。 私:そうだ!今日はね、ぞうさんに耳かきしてあげようと思って。 私:じゃじゃ~ん!耳かき棒~! 私:ぞうさん大きいから、五本も持ってきたんだよ。 私:どう?うれしい? 私:そう!?喜んでくれるの?よかった! 私:じゃあ、届かないからしゃがんでくれる?ぞうさん、大きいからさ。 私:そう。膝をまげて~、そうそうそう。いい感じ~。 私:これならちょうど頭の高さに耳が来るから・・・。  :  私:でか・・・。 私:あ、ごめん。そういうんじゃないの。耳邪魔とか思ってないよ? 私:じゃあ~、ちょっと恥ずかしいかもしれないけど~、 私:耳の内側に入るね?いい?よいしょ・・・くさ!くっさ!なにこれ! 私:発酵してる!?何か発酵してるよ、これ!尋常じゃない臭さ! 私:あと、暗くて何も見えない!これじゃあ耳かきできないって!  :  私:・・・やっぱりさ、耳かきって言ったら寝転んでだよね! 私:ぞうさん、あの~、ごろんってできる?横に~、ごろんって。 私:そうそうそう。横に、ごろんって、あっぶ!あっぶね! 私:・・・ううん、全然大丈夫だよ~。 私:わたし、こう見えて運動神経いいんだから。だから大丈夫。 私:それじゃあ、お耳さん、めくっちゃうね?せ~の。 私:くさ・・・。ううん、なんでもないよ。大丈夫。 私:こもってなければ大丈夫。ギリギリ大丈夫。 私:わ~、耳の奥まで見えるよ~。・・・毛がすごい。 私:すごいな、毛。剛毛だね・・・。もはや、たわしか剣山だね。うん・・・。 私:あ、ううん。すごいな~って。男らしいな~って。 私:うん、大丈夫だよ~。それじゃあ、耳かきしていくね~。  :  私:・・・ちっちゃ。・・・耳かき、ちっちゃ。いや、無理だろ、これ・・・。 私:ん?ん?ん?どうしたの?何か聞こえちゃった? 私:・・・あ~、そっかぁ。うん・・・、ちょっとね~、ちっちゃかった、耳かき。 私:そりゃそうだよね。大きなぞうさんに、人間用の耳かきじゃね~。 私:どうしようか~・・・、う~ん・・・。あ!これは? 私:今日のお昼にファミレスのスープバーからパクってきたスープスプーン! 私:これならぞうさんの大きな耳にちょうど合いそう! 私:・・・ぞうさんもそう思ってくれる?よかった。 私:ちょうどパクって来ててよかった。  :  私:それじゃあ、耳かきしていくね? 私:もし痛かったら教えて? 私:・・・うわぁすごぉい。・・・え?これ、角質なのかな?ぼろぼろ取れるよ。 私:・・・・・・ちょっと。・・・・・・やめて、今ちょっと集中してるから。 私:・・・・・・ぞうさん、鼻邪魔。・・・・・・ホントやめて。 私:・・・・・だから!やめろって言ってんだろ!わかんねぇのかコラ! 私:ざらざらしてるし鼻水付くって何度も言ってんだろうが!ああ!? 私:てめぇ、今度鼻でなんかしやがったら、ぶっ殺すかんなマジで。ったく・・・。  :  私:・・・ごめんね~。お耳の中触ってるときにイタズラすると、 私:お耳いたいいたいしちゃうといけないから。ね? 私:だからちょっとだけ大人しくして待っててね。はい、いい子いい子。うん。 私:それじゃあ、痛いときだけ教えて。お耳、きれいきれいしちゃうからね。 私:・・・くさ。え?なんか臭くない?え?なに?この匂い・・・。 私:これ、完全にアレの匂いだよね?え?ぞうさん、脱糞(だっぷん)した? 私:ええ~!ちょっと!横になりながら脱糞してんじゃん! 私:ぞうさん!やめてよ!わたしが耳かきしてる最中に脱糞はやめて! 私:うわっ!くっさ!もう!マジ最低!飼育員さん!飼育員さ~ん!  :  私:(時間経過)・・・ぞうさん。ほんと、耳かきしてる間は我慢して。 私:飼育員さんが掃除してくれたからいいけど、あのままだったらわたし帰ってたよ。 私:親しき仲にも礼儀ありだよ、ぞうさん。 私:そんなんじゃぞうさんのこと、嫌いになっちゃうからね。 私:・・・う~そ。うそだよ~。嫌いになんてならないよ。大丈夫。 私:だから、そんな悲しい顔しないで。ね?おねがい。 私:・・・うん。じゃあ、耳かきの続きしよっか。 私:それじゃあ、やってくよ。動かないでね~。 私:・・・・・・ふぅ。・・・・・・あぁ~、・・・この体勢、めっちゃ腰に来る・・・。 私:あ~、前かがみ、しんど。そして耳の臭さが地味に来るわ・・・。 私:ついでにここも洗ってくれればよかったのに・・・。 私:・・・・・・はい、え~、こっちは終わりね。・・・え?奥がまだ? 私:あんまり奥は危ないし怖いから、専門の人にやってもらって。 私:はい。じゃあ、これで今日は終わりね。・・・え?反対側がまだ? 私:えっと~・・・、えい!・・・ほら、耳かきが曲がっちゃったの。 私:だから、今日はこれ以上耳かきできないんだ~。ごめんね~。 私:また今度、新品の丈夫な耳かき持ってくるから、それまで待ってて。 私:うん。それじゃあ、立てる?大丈夫?うん、わ~すごいすごい。立てたね~。 私:ぞうさんの体、おおきいね~。お肌も・・・、うん・・・、ざらざらしてる・・・。 私:想像よりもだいぶざらざらしてる・・・。汚れてるからかな?  :  私:ぞうさん。今日は突然来たのに色々とありがとね。 私:耳かき、気持ちよかった?・・・そう、よかった~。 私:また今度耳かきしてあげるね。今度は反対側。 私:それじゃあ、またわたしが来るときまで元気で待ってるんだよ~。 私:寂しくて泣いたりしないでね。約束だよ。うん。 私:じゃあね、ぞうさん。またね! 0:おわり

私:ぞ~うさん!えへ、来ちゃった。 私:また飼育員さんにお願いして、会いに来ちゃった。 私:ぞうさんも~、わたしに会いたかった? 私:・・・やだ、そんなに鼻を振回して喜んでくれるなんて。 私:・・・わたしも、ぞうさんに会いたかったよ。 私:・・・ちょ、ちょっと、やだ~、やめて。だめだって。 私:ホントに。ホントにダメだから。そんなふざけちゃダメ。 私:・・・いや、マジで。ホント、鼻水付くから。やめてって・・・。 私:やめろ~!・・・やめろっつってんだろ!鼻水付くから! 私:それと!結構ざらざらしてんだよ! 私:肌!ざらざらしてんの!だからやめろって!  :  私:あ、ごめんね。ほら、せっかく髪、可愛くしてきたから。 私:崩れちゃうと嫌だなって。 私:ぞうさんの前では可愛くいたいから・・・。 私:そうだ!今日はね、ぞうさんに耳かきしてあげようと思って。 私:じゃじゃ~ん!耳かき棒~! 私:ぞうさん大きいから、五本も持ってきたんだよ。 私:どう?うれしい? 私:そう!?喜んでくれるの?よかった! 私:じゃあ、届かないからしゃがんでくれる?ぞうさん、大きいからさ。 私:そう。膝をまげて~、そうそうそう。いい感じ~。 私:これならちょうど頭の高さに耳が来るから・・・。  :  私:でか・・・。 私:あ、ごめん。そういうんじゃないの。耳邪魔とか思ってないよ? 私:じゃあ~、ちょっと恥ずかしいかもしれないけど~、 私:耳の内側に入るね?いい?よいしょ・・・くさ!くっさ!なにこれ! 私:発酵してる!?何か発酵してるよ、これ!尋常じゃない臭さ! 私:あと、暗くて何も見えない!これじゃあ耳かきできないって!  :  私:・・・やっぱりさ、耳かきって言ったら寝転んでだよね! 私:ぞうさん、あの~、ごろんってできる?横に~、ごろんって。 私:そうそうそう。横に、ごろんって、あっぶ!あっぶね! 私:・・・ううん、全然大丈夫だよ~。 私:わたし、こう見えて運動神経いいんだから。だから大丈夫。 私:それじゃあ、お耳さん、めくっちゃうね?せ~の。 私:くさ・・・。ううん、なんでもないよ。大丈夫。 私:こもってなければ大丈夫。ギリギリ大丈夫。 私:わ~、耳の奥まで見えるよ~。・・・毛がすごい。 私:すごいな、毛。剛毛だね・・・。もはや、たわしか剣山だね。うん・・・。 私:あ、ううん。すごいな~って。男らしいな~って。 私:うん、大丈夫だよ~。それじゃあ、耳かきしていくね~。  :  私:・・・ちっちゃ。・・・耳かき、ちっちゃ。いや、無理だろ、これ・・・。 私:ん?ん?ん?どうしたの?何か聞こえちゃった? 私:・・・あ~、そっかぁ。うん・・・、ちょっとね~、ちっちゃかった、耳かき。 私:そりゃそうだよね。大きなぞうさんに、人間用の耳かきじゃね~。 私:どうしようか~・・・、う~ん・・・。あ!これは? 私:今日のお昼にファミレスのスープバーからパクってきたスープスプーン! 私:これならぞうさんの大きな耳にちょうど合いそう! 私:・・・ぞうさんもそう思ってくれる?よかった。 私:ちょうどパクって来ててよかった。  :  私:それじゃあ、耳かきしていくね? 私:もし痛かったら教えて? 私:・・・うわぁすごぉい。・・・え?これ、角質なのかな?ぼろぼろ取れるよ。 私:・・・・・・ちょっと。・・・・・・やめて、今ちょっと集中してるから。 私:・・・・・・ぞうさん、鼻邪魔。・・・・・・ホントやめて。 私:・・・・・だから!やめろって言ってんだろ!わかんねぇのかコラ! 私:ざらざらしてるし鼻水付くって何度も言ってんだろうが!ああ!? 私:てめぇ、今度鼻でなんかしやがったら、ぶっ殺すかんなマジで。ったく・・・。  :  私:・・・ごめんね~。お耳の中触ってるときにイタズラすると、 私:お耳いたいいたいしちゃうといけないから。ね? 私:だからちょっとだけ大人しくして待っててね。はい、いい子いい子。うん。 私:それじゃあ、痛いときだけ教えて。お耳、きれいきれいしちゃうからね。 私:・・・くさ。え?なんか臭くない?え?なに?この匂い・・・。 私:これ、完全にアレの匂いだよね?え?ぞうさん、脱糞(だっぷん)した? 私:ええ~!ちょっと!横になりながら脱糞してんじゃん! 私:ぞうさん!やめてよ!わたしが耳かきしてる最中に脱糞はやめて! 私:うわっ!くっさ!もう!マジ最低!飼育員さん!飼育員さ~ん!  :  私:(時間経過)・・・ぞうさん。ほんと、耳かきしてる間は我慢して。 私:飼育員さんが掃除してくれたからいいけど、あのままだったらわたし帰ってたよ。 私:親しき仲にも礼儀ありだよ、ぞうさん。 私:そんなんじゃぞうさんのこと、嫌いになっちゃうからね。 私:・・・う~そ。うそだよ~。嫌いになんてならないよ。大丈夫。 私:だから、そんな悲しい顔しないで。ね?おねがい。 私:・・・うん。じゃあ、耳かきの続きしよっか。 私:それじゃあ、やってくよ。動かないでね~。 私:・・・・・・ふぅ。・・・・・・あぁ~、・・・この体勢、めっちゃ腰に来る・・・。 私:あ~、前かがみ、しんど。そして耳の臭さが地味に来るわ・・・。 私:ついでにここも洗ってくれればよかったのに・・・。 私:・・・・・・はい、え~、こっちは終わりね。・・・え?奥がまだ? 私:あんまり奥は危ないし怖いから、専門の人にやってもらって。 私:はい。じゃあ、これで今日は終わりね。・・・え?反対側がまだ? 私:えっと~・・・、えい!・・・ほら、耳かきが曲がっちゃったの。 私:だから、今日はこれ以上耳かきできないんだ~。ごめんね~。 私:また今度、新品の丈夫な耳かき持ってくるから、それまで待ってて。 私:うん。それじゃあ、立てる?大丈夫?うん、わ~すごいすごい。立てたね~。 私:ぞうさんの体、おおきいね~。お肌も・・・、うん・・・、ざらざらしてる・・・。 私:想像よりもだいぶざらざらしてる・・・。汚れてるからかな?  :  私:ぞうさん。今日は突然来たのに色々とありがとね。 私:耳かき、気持ちよかった?・・・そう、よかった~。 私:また今度耳かきしてあげるね。今度は反対側。 私:それじゃあ、またわたしが来るときまで元気で待ってるんだよ~。 私:寂しくて泣いたりしないでね。約束だよ。うん。 私:じゃあね、ぞうさん。またね! 0:おわり