台本概要

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タイトル 【シチュボ】原宿デート(カッパ)
作者名 まりおん  (@marion2009)
ジャンル コメディ
演者人数 1人用台本(女1)
時間 10 分
台本使用規定 台本説明欄参照
説明 わたしに実害が無い範囲で、有料無料に関わらず全て自由にお使いください。
過度のアドリブ、内容や性別、役名の改編も好きにしてください。
わたしへの連絡や、作者名の表記なども特に必要ありません。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
8 かわいい
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
私:かっぱっち~!ごめ~ん、待った~? 私:ほんとごめんね~。出掛けにママが養命酒の瓶たおしちゃってさ~。 私:床がびちゃびちゃになっちゃって、ママが泣いてたから慰めてたの。 私:マジごめん。だいぶ待ったでしょ?・・・え? 私:・・・かっぱっちマジ優しんご~。だって一時間も遅刻したんだよ? 私:待ってないはずないのに・・・。お皿だってほら、こんなに乾いて・・・。 私:待って。あたしが水かけてあげるね。 私:今日は晴れだから、お皿乾くと思って持ってきたんだ~。 私:ジャ~ン!コントレックス~!どうどう?好き? 私:・・・え?硬水苦手・・・?日本の妖怪だから、軟水じゃないと、無理・・・? 私:そう・・・なんだ。そっか。ごめんね。あたしそういうの詳しくなくて。 私:あ、いいいい。いいって。無理しなくていいよ。硬水苦手なんでしょ? 私:あたし、ダイエット用にいつも飲んでるから大丈夫。自分で飲むから。 私:じゃあ、その、南アルプスの天然水、貸して。あたしがかけてあげるから。 私:・・・はい。・・・どう?気持ちいい?・・・ふふ、そっか。よかった。 私:でも、ホントかっぱっちって優しいよね。マジ優しんご。 私:じゃあ、今日はいっぱい楽しもうね!  :  私:・・・なんかさ、今日のかっぱっち、いつもと雰囲気ちがうよね。 私:なんていうか~、大人っぽいっていうか~、お洒落っていうか~。 私:う~ん・・・、あっ!今日の甲羅!なんか雰囲気がちがうと思ったら、これ! 私:ブランド物の甲羅じゃない!?ほら!VVって書いてある! 私:え~!?これ、もしかして、ブイ・ヴィトン!?ブイ・ヴィトンの甲羅じゃない!? 私:え!?マジかっぱっちお洒落なんですけど~!うそ!マジ!? 私:なんか急にかっぱっちが大人に見えてきた~。マジかっこよ~。 私:え?なに?・・・え!?マジで?・・・ホントだ!クチバシもブイ・ヴィトンじゃ~ん! 私:え?それってやっぱ、甲羅に合わせてってこと?・・・超やば~!激やば~! 私:え!?なに!?かっぱっち、マジ神なの!?超かっこよくない? 私:一瞬松じゅんに見えたわ~。いやマジマジ、ホントだって。 私:え、ちょっとどうしよ~。ドキドキしてきちゃったじゃん。 私:かっぱっち本気出しすぎ~。いったいあたしをどうする気なの~。  :  私:え?ああ、気付いてくれた?そうなんだ。 私:いつも学校では髪まとめてるじゃん?だから・・・、今日はおろしてみたんだ。 私:どう・・・かな?変じゃないかな・・・? 私:・・・ほんとに?似合ってる?・・・ありがとう。すごく嬉しい! 私:・・・今日さ、結構楽しみにしてたんだ。 私:ほら、みんなではよく遊びに来てるけど、・・・二人でって無かったじゃん? 私:・・・かっぱっちと、二人きりで遊びたかったんだ・・・。 私:あ~!なんだか恥ずかしいな!ほら!もう行こ!  :  私:やっぱ竹下通りはいつも混んでるね~。かっぱっちはぐれないでよ。 私:あ!ねえねえ、あそこ行かない?いつもの!アイスの店! 私:それから、可愛いアクセも見たいし~、小物も見たいし~、 私:あ、クレープも食べたいかも!・・・え?なに?なんで笑ってるの? 私:え?か、可愛くない!あたし、全然可愛くないよ!もう!やめてって! 私:恥ずかしいじゃん・・・。もう・・・。え? 私:人が多いから、はぐれないように手をつなごう?でも・・・。 私:・・・うん。じゃあ・・・、あ・・・。水かきが・・・。 私:・・・そっか。そうだよね。かっぱっち水かきあるから恋人つなぎできないよね・・・。 私:ううん!ちがう!ちがうよ!かっぱっちは悪くないよ! 私:むしろ、恋人でもないのに恋人つなぎしようとしたあたしが悪いんだよ! 私:ごめんね。ほんとごめん。・・・ごめん。 0:時間経過  私:クレープ美味しかったね~。ふふ、そのサングラスも似合ってるよ。 私:ほんとだよ~。甲羅とクチバシと比べたら安物だけど。 私:・・・ホント?大切にしてくれる?・・・嬉しい。ありがとね。 私:やっぱり日曜日だと、代々木公園にも結構人いるね~。 私:どうする?どこかに座って休む?・・・え?かっぱっち、どこ行くの? 私:あ・・・・・・、頭から水浴びてる・・・。 私:・・・そうだよね。今日、日差しすごいもんね。 私:ごめんね、お皿の水に気付いてあげられなくて。 私:あたし、自分が楽しいのに夢中で、かっぱっちの体のこと忘れてた・・・。 私:大丈夫って、そんなこと言って、すごい浴びてるじゃん! 私:水道の蛇口全開で水浴びてるじゃん!本当はカラカラだったんでしょ!? 私:あたしのせいで、あたしに気を遣って言い出せなかったんでしょ!? 私:水かきだって、ほら!そんなに薄くペラペラになってるじゃん! 私:ごめんね、かっぱっち・・・。・・・もう、なんでそんなに優しんご? 私:・・・うん。ありがと・・・。これからはあたしも気をつけるね。  :  私:・・・もう大丈夫?十分給水できた?南アルプスの天然水、買って来ようか? 私:そう?ならいいけど・・・。じゃあ、どうしようか。 私:・・・公園の奥のほうに行きたいの?いいよ。じゃあ行こ。 私:・・・かっぱっち~、木の陰にいると結構涼しいね。 私:東京のど真ん中なのに、こんなに緑に囲まれてるなんてすごいよね~。 私:・・・奥のほうは、さすがに人も少なくなってくるね。 私:・・・あのさぁ、かっぱっち・・・。 私:あたしね、今日、かっぱっちに言おうと思ってたことがあるんだ。 私:・・・あのね、かっぱっち、・・・かっぱっち?どこ?え?かっぱっち? 私:いない!かっぱっちがいない!・・・え?ここってどこ?見えないよ! 私:周りに緑が多すぎて、緑色のかっぱっちが保護色になって見えないよ! 私:かっぱっち!どこなの!?かっぱっち~!?  :  私:っ!・・・え?今のって・・・、キス・・・? 私:ねえ、かっぱっち、今のって・・・。あたしの、ファーストキス・・・。 私:ごめんって・・・、謝らないでよ。ねえ、かっぱっち。手・・・、つないで。 私:周りに緑が多すぎてかっぱっちのこと見えないから、手、つないで。 私:恋人つなぎじゃなくていいから・・・。・・・あっ。 私:・・・かっぱっち、いた・・・。うん・・・、捕まえた。 私:もう、いなくならないでね。・・・うん。 私:・・・え?ハンカチ?持ってるよ。・・・くち?え?切れてる? 私:・・・あ、ホントだ。すごい血が出てる。どうりで痛いと思った。 私:ああ、それでごめんって言ってたんだ。キスというか、怪我させたから。 私:・・・やっぱブランド物は切れ味もすごいんだね~。びっくり~。  :  私:かっぱっち、今日はありがとね。とっても楽しかった。 私:それで、もしよかったら・・・、また二人で遊びたいな~って、思ってるんだけど・・・。 私:・・・ホント?よかった~! 私:色々やらかしちゃったから、嫌われてないか心配だったんだ。 私:・・・やっぱり、かっぱっちは優しんごだね。・・・あ、電車来た。 私:じゃあ、今日はホントにありがとね。また明日、学校で。 私:じゃあね、かっぱっち。・・・大好きだよ、ばいばい! 0:おわり

私:かっぱっち~!ごめ~ん、待った~? 私:ほんとごめんね~。出掛けにママが養命酒の瓶たおしちゃってさ~。 私:床がびちゃびちゃになっちゃって、ママが泣いてたから慰めてたの。 私:マジごめん。だいぶ待ったでしょ?・・・え? 私:・・・かっぱっちマジ優しんご~。だって一時間も遅刻したんだよ? 私:待ってないはずないのに・・・。お皿だってほら、こんなに乾いて・・・。 私:待って。あたしが水かけてあげるね。 私:今日は晴れだから、お皿乾くと思って持ってきたんだ~。 私:ジャ~ン!コントレックス~!どうどう?好き? 私:・・・え?硬水苦手・・・?日本の妖怪だから、軟水じゃないと、無理・・・? 私:そう・・・なんだ。そっか。ごめんね。あたしそういうの詳しくなくて。 私:あ、いいいい。いいって。無理しなくていいよ。硬水苦手なんでしょ? 私:あたし、ダイエット用にいつも飲んでるから大丈夫。自分で飲むから。 私:じゃあ、その、南アルプスの天然水、貸して。あたしがかけてあげるから。 私:・・・はい。・・・どう?気持ちいい?・・・ふふ、そっか。よかった。 私:でも、ホントかっぱっちって優しいよね。マジ優しんご。 私:じゃあ、今日はいっぱい楽しもうね!  :  私:・・・なんかさ、今日のかっぱっち、いつもと雰囲気ちがうよね。 私:なんていうか~、大人っぽいっていうか~、お洒落っていうか~。 私:う~ん・・・、あっ!今日の甲羅!なんか雰囲気がちがうと思ったら、これ! 私:ブランド物の甲羅じゃない!?ほら!VVって書いてある! 私:え~!?これ、もしかして、ブイ・ヴィトン!?ブイ・ヴィトンの甲羅じゃない!? 私:え!?マジかっぱっちお洒落なんですけど~!うそ!マジ!? 私:なんか急にかっぱっちが大人に見えてきた~。マジかっこよ~。 私:え?なに?・・・え!?マジで?・・・ホントだ!クチバシもブイ・ヴィトンじゃ~ん! 私:え?それってやっぱ、甲羅に合わせてってこと?・・・超やば~!激やば~! 私:え!?なに!?かっぱっち、マジ神なの!?超かっこよくない? 私:一瞬松じゅんに見えたわ~。いやマジマジ、ホントだって。 私:え、ちょっとどうしよ~。ドキドキしてきちゃったじゃん。 私:かっぱっち本気出しすぎ~。いったいあたしをどうする気なの~。  :  私:え?ああ、気付いてくれた?そうなんだ。 私:いつも学校では髪まとめてるじゃん?だから・・・、今日はおろしてみたんだ。 私:どう・・・かな?変じゃないかな・・・? 私:・・・ほんとに?似合ってる?・・・ありがとう。すごく嬉しい! 私:・・・今日さ、結構楽しみにしてたんだ。 私:ほら、みんなではよく遊びに来てるけど、・・・二人でって無かったじゃん? 私:・・・かっぱっちと、二人きりで遊びたかったんだ・・・。 私:あ~!なんだか恥ずかしいな!ほら!もう行こ!  :  私:やっぱ竹下通りはいつも混んでるね~。かっぱっちはぐれないでよ。 私:あ!ねえねえ、あそこ行かない?いつもの!アイスの店! 私:それから、可愛いアクセも見たいし~、小物も見たいし~、 私:あ、クレープも食べたいかも!・・・え?なに?なんで笑ってるの? 私:え?か、可愛くない!あたし、全然可愛くないよ!もう!やめてって! 私:恥ずかしいじゃん・・・。もう・・・。え? 私:人が多いから、はぐれないように手をつなごう?でも・・・。 私:・・・うん。じゃあ・・・、あ・・・。水かきが・・・。 私:・・・そっか。そうだよね。かっぱっち水かきあるから恋人つなぎできないよね・・・。 私:ううん!ちがう!ちがうよ!かっぱっちは悪くないよ! 私:むしろ、恋人でもないのに恋人つなぎしようとしたあたしが悪いんだよ! 私:ごめんね。ほんとごめん。・・・ごめん。 0:時間経過  私:クレープ美味しかったね~。ふふ、そのサングラスも似合ってるよ。 私:ほんとだよ~。甲羅とクチバシと比べたら安物だけど。 私:・・・ホント?大切にしてくれる?・・・嬉しい。ありがとね。 私:やっぱり日曜日だと、代々木公園にも結構人いるね~。 私:どうする?どこかに座って休む?・・・え?かっぱっち、どこ行くの? 私:あ・・・・・・、頭から水浴びてる・・・。 私:・・・そうだよね。今日、日差しすごいもんね。 私:ごめんね、お皿の水に気付いてあげられなくて。 私:あたし、自分が楽しいのに夢中で、かっぱっちの体のこと忘れてた・・・。 私:大丈夫って、そんなこと言って、すごい浴びてるじゃん! 私:水道の蛇口全開で水浴びてるじゃん!本当はカラカラだったんでしょ!? 私:あたしのせいで、あたしに気を遣って言い出せなかったんでしょ!? 私:水かきだって、ほら!そんなに薄くペラペラになってるじゃん! 私:ごめんね、かっぱっち・・・。・・・もう、なんでそんなに優しんご? 私:・・・うん。ありがと・・・。これからはあたしも気をつけるね。  :  私:・・・もう大丈夫?十分給水できた?南アルプスの天然水、買って来ようか? 私:そう?ならいいけど・・・。じゃあ、どうしようか。 私:・・・公園の奥のほうに行きたいの?いいよ。じゃあ行こ。 私:・・・かっぱっち~、木の陰にいると結構涼しいね。 私:東京のど真ん中なのに、こんなに緑に囲まれてるなんてすごいよね~。 私:・・・奥のほうは、さすがに人も少なくなってくるね。 私:・・・あのさぁ、かっぱっち・・・。 私:あたしね、今日、かっぱっちに言おうと思ってたことがあるんだ。 私:・・・あのね、かっぱっち、・・・かっぱっち?どこ?え?かっぱっち? 私:いない!かっぱっちがいない!・・・え?ここってどこ?見えないよ! 私:周りに緑が多すぎて、緑色のかっぱっちが保護色になって見えないよ! 私:かっぱっち!どこなの!?かっぱっち~!?  :  私:っ!・・・え?今のって・・・、キス・・・? 私:ねえ、かっぱっち、今のって・・・。あたしの、ファーストキス・・・。 私:ごめんって・・・、謝らないでよ。ねえ、かっぱっち。手・・・、つないで。 私:周りに緑が多すぎてかっぱっちのこと見えないから、手、つないで。 私:恋人つなぎじゃなくていいから・・・。・・・あっ。 私:・・・かっぱっち、いた・・・。うん・・・、捕まえた。 私:もう、いなくならないでね。・・・うん。 私:・・・え?ハンカチ?持ってるよ。・・・くち?え?切れてる? 私:・・・あ、ホントだ。すごい血が出てる。どうりで痛いと思った。 私:ああ、それでごめんって言ってたんだ。キスというか、怪我させたから。 私:・・・やっぱブランド物は切れ味もすごいんだね~。びっくり~。  :  私:かっぱっち、今日はありがとね。とっても楽しかった。 私:それで、もしよかったら・・・、また二人で遊びたいな~って、思ってるんだけど・・・。 私:・・・ホント?よかった~! 私:色々やらかしちゃったから、嫌われてないか心配だったんだ。 私:・・・やっぱり、かっぱっちは優しんごだね。・・・あ、電車来た。 私:じゃあ、今日はホントにありがとね。また明日、学校で。 私:じゃあね、かっぱっち。・・・大好きだよ、ばいばい! 0:おわり