台本概要

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タイトル 君と甘い時間
作者名 華乃
ジャンル ラブストーリー
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 王子とメイドのらぶ。
作中、相手の名前を○○と□□にしてあります。お好きにどうぞ。

spoonにて別名義で発表したものになります。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
王子 21 王位継承権第3位の王子。 メイドを愛している。 メイドの要望で表面上はただの主従を装っている。
メイド 18 王子の専属メイド。 王子を愛しているが、将来に期待はしていない。
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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メイド:「王子様、お茶のご用意が整いました」 王子:「ああ、ありがとう」 0:カチャリと軽い音を立て優雅にカップを傾ける。 王子:「……うん、美味しい。いつも美味しい紅茶をありがとう□□。スコーンも最高の焼き色だ」 メイド:「ありがたきお言葉ですが、当然のことでございます。これくらい、出来なければ王宮には居られません」 王子:「君はいつもお堅いよなぁ。まるで護衛隊長のようだよ」 メイド:「これくらい普通です」 王子:「いいや、堅いね。メイド長の方がまだ柔らかいよ?」 メイド:「私はこういう人間ですので」 王子:「そういう所も可愛いんだけどね」 0:王子、笑いながら人払いをする 王子:「さぁ……もうここには誰もいない。これでもまだお硬く在り続けるつもりかい?僕のお姫様?」 メイド:「王子様、少々強引では……?」 王子:「な、ま、え」 0:王子、人差し指でメイドの口を軽く叩く メイド:「う……〇〇、さま」 王子:「もうちょっと自然に」 メイド:「……〇〇、さま」 0:徐々に近づく王子の顔にメイド照れる 王子:「もっと微笑みながら」 メイド:「〇〇、さま……」 王子:「ふふ、かわい……」 0:耐えきれず下を向くメイドの顎をすくい上げ、口付けをする王子、赤面するメイド メイド:「〇〇さまのいじわる……」 王子:「ほら、僕好きな子には意地悪したくなっちゃう質でさ」 メイド:「自分で言いますか……」 王子:「いーの、□□だけが知ってる僕だから。それに」 0:王子、メイドの頬を掌で包む 王子:「こんな可愛い□□だって僕しか知らないんだ。お互い様だと思わないかい?」 メイド:「お互い様、なら……」 0:メイド、自分から王子に抱きつき口付けをする メイド:「こんな私でも、いいってことですよね?〇〇様?」 王子:「□□……」 メイド:「さ、さぁ!お食事の時間になりますよ。準備をしてくだ……きゃっ!」 0:王子、メイドを抱き上げる メイド:「お、王子様!?降ろしてくださいっ!」 王子:「なーまーえーは?」 メイド:「〇〇さま!」 王子:「うん。じゃあ□□?」 0:王子、メイドを長椅子に降ろす 王子:「僕を煽った責任、取ってもらおうかな?」 メイド:「〇〇、さま……」 王子:「□□。僕はね。どんな君でも受け止めるし愛しく思うよ?でもね、こんな……煽るような真似はちょっとどうかと思うんだ」 メイド:「〇〇、さま……?」 0:メイド、不安げに声を揺らす 王子:「本当に、そういうのは僕の前だけにしてくれる?絶対に他の男の前でしないと約束して。じゃないと僕は……」 0:王子、メイドの耳元に顔を寄せ囁く 王子:「君を北の塔に閉じ込めて、生涯をそこで過ごさせるかもしれない」 メイド:「〇〇……さま……」 王子:「でも僕はそんなことしたくないんだ。どんなに嫌がったってドロドロに愛して可愛がってあげるから、覚悟してね」 0:おわり

メイド:「王子様、お茶のご用意が整いました」 王子:「ああ、ありがとう」 0:カチャリと軽い音を立て優雅にカップを傾ける。 王子:「……うん、美味しい。いつも美味しい紅茶をありがとう□□。スコーンも最高の焼き色だ」 メイド:「ありがたきお言葉ですが、当然のことでございます。これくらい、出来なければ王宮には居られません」 王子:「君はいつもお堅いよなぁ。まるで護衛隊長のようだよ」 メイド:「これくらい普通です」 王子:「いいや、堅いね。メイド長の方がまだ柔らかいよ?」 メイド:「私はこういう人間ですので」 王子:「そういう所も可愛いんだけどね」 0:王子、笑いながら人払いをする 王子:「さぁ……もうここには誰もいない。これでもまだお硬く在り続けるつもりかい?僕のお姫様?」 メイド:「王子様、少々強引では……?」 王子:「な、ま、え」 0:王子、人差し指でメイドの口を軽く叩く メイド:「う……〇〇、さま」 王子:「もうちょっと自然に」 メイド:「……〇〇、さま」 0:徐々に近づく王子の顔にメイド照れる 王子:「もっと微笑みながら」 メイド:「〇〇、さま……」 王子:「ふふ、かわい……」 0:耐えきれず下を向くメイドの顎をすくい上げ、口付けをする王子、赤面するメイド メイド:「〇〇さまのいじわる……」 王子:「ほら、僕好きな子には意地悪したくなっちゃう質でさ」 メイド:「自分で言いますか……」 王子:「いーの、□□だけが知ってる僕だから。それに」 0:王子、メイドの頬を掌で包む 王子:「こんな可愛い□□だって僕しか知らないんだ。お互い様だと思わないかい?」 メイド:「お互い様、なら……」 0:メイド、自分から王子に抱きつき口付けをする メイド:「こんな私でも、いいってことですよね?〇〇様?」 王子:「□□……」 メイド:「さ、さぁ!お食事の時間になりますよ。準備をしてくだ……きゃっ!」 0:王子、メイドを抱き上げる メイド:「お、王子様!?降ろしてくださいっ!」 王子:「なーまーえーは?」 メイド:「〇〇さま!」 王子:「うん。じゃあ□□?」 0:王子、メイドを長椅子に降ろす 王子:「僕を煽った責任、取ってもらおうかな?」 メイド:「〇〇、さま……」 王子:「□□。僕はね。どんな君でも受け止めるし愛しく思うよ?でもね、こんな……煽るような真似はちょっとどうかと思うんだ」 メイド:「〇〇、さま……?」 0:メイド、不安げに声を揺らす 王子:「本当に、そういうのは僕の前だけにしてくれる?絶対に他の男の前でしないと約束して。じゃないと僕は……」 0:王子、メイドの耳元に顔を寄せ囁く 王子:「君を北の塔に閉じ込めて、生涯をそこで過ごさせるかもしれない」 メイド:「〇〇……さま……」 王子:「でも僕はそんなことしたくないんだ。どんなに嫌がったってドロドロに愛して可愛がってあげるから、覚悟してね」 0:おわり