台本概要

 226 views 

タイトル 『過去の自分へ』
作者名 気分屋  (@Kodokusensi)
ジャンル その他
演者人数 1人用台本(不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 貴方へ向けられた一通の手紙。
その手紙は、貴方のことをよく知ってる人が書いた
未来(あす)からの手紙

 226 views 

キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
手紙/俺(私) 不問 - 手紙 手紙の書き手
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:『過去の自分へ』 手紙:今、君はきっと挫けそうになっているだろう。 手紙:思い通りに上手く行かず、失敗ばかり…… 手紙:挑戦することに、嫌気がさしてきた頃じゃないかな? 手紙:諦めて、妥協して 手紙:『これぐらいで良いや』 手紙:なんて、自分自身を見限っているだろう? 手紙:……分かるよ 手紙:自分のことだもの。 手紙:……一度立ち止まって、後ろを見てごらん 手紙:君が今まで頑張ったこと 手紙:君が今まで挑戦してきたこと 手紙:君の今までの経験が、複雑な道のりとなって 手紙:そこにあるはずだ。 手紙:どうだい?凄いだろう? 手紙:これまで君は、それだけの道を歩んで来たんだ。 手紙:そして……これからも 手紙:当然だが、君の『人生』はまだ完結していない。 手紙:君の後ろにあるその道を 手紙:『人生』と呼ぶには、いささか短すぎる。 手紙:だからね…… 手紙:進め 手紙:ただひたすらに。 手紙:ずっと走る必要なんてない。 手紙:疲れたら休んだって良いんだ。 手紙:少しづつ……少しづつでいい。 手紙:しっかり進め。 手紙:立ち止まっているその場所に 手紙:君の望む未来(あした)は無いはずだから 手紙:もし辿り着いた場所が不幸と呼ばれる場所だとしたら? 手紙:そう考えるだけで、足がすくんでしまうかもしれない。 手紙:だが、そんな時こそ 手紙:『もう一歩』 手紙:たった一歩で良い 手紙:苦し紛れの一歩でも 手紙:全く進めない一歩でも良い 手紙:一歩だけ、踏み出せ 手紙:その一歩は 手紙:君が今まで積み重ねてきた歩みの中で 手紙:とっても大事な一歩になるはずだ。 手紙:『人生は迷路だ』なんて言葉があるが、そんなことは無い。 手紙:確かに、君の後ろに複雑な道がある様に 手紙:人生は複雑だ。 手紙:だがね、迷路のように決まった進路なんて無いんだよ。 手紙:君の目の前に広がるのは 手紙:『際限のない可能性』という名の 手紙:真っ白な更地だよ。 手紙:そこを君が 手紙:迷って、悩んで、決断して 手紙:そうして歩いた場所に道ができるんだよ。 手紙:それを死ぬまで続けて、完成した道のりを 手紙:生きた証、『人生』と呼ぶんだよ。 手紙:だからこそ、後戻りはしてはいけないよ。 手紙:複雑な道に飲み込まれてしまうから。 手紙:だから前を向いて進むんだよ。 手紙:進んだ先に君の望んだ未来(あした)は無いかもしれないけど 手紙:進まなければ、君の望む未来(あした)は絶対に訪れないから。 手紙:君が期待する未来(あした)であってみせるから 手紙:俺(私)が誇れる過去(きのう)であってくれ。 0:ーーーー 俺(私):「さて……今日の俺(私)も、明日の自分の為に頑張らないと!」 俺(私):そうして俺(私)は、また歩き始めた。 俺(私):ここではない、何処かを目指して

0:『過去の自分へ』 手紙:今、君はきっと挫けそうになっているだろう。 手紙:思い通りに上手く行かず、失敗ばかり…… 手紙:挑戦することに、嫌気がさしてきた頃じゃないかな? 手紙:諦めて、妥協して 手紙:『これぐらいで良いや』 手紙:なんて、自分自身を見限っているだろう? 手紙:……分かるよ 手紙:自分のことだもの。 手紙:……一度立ち止まって、後ろを見てごらん 手紙:君が今まで頑張ったこと 手紙:君が今まで挑戦してきたこと 手紙:君の今までの経験が、複雑な道のりとなって 手紙:そこにあるはずだ。 手紙:どうだい?凄いだろう? 手紙:これまで君は、それだけの道を歩んで来たんだ。 手紙:そして……これからも 手紙:当然だが、君の『人生』はまだ完結していない。 手紙:君の後ろにあるその道を 手紙:『人生』と呼ぶには、いささか短すぎる。 手紙:だからね…… 手紙:進め 手紙:ただひたすらに。 手紙:ずっと走る必要なんてない。 手紙:疲れたら休んだって良いんだ。 手紙:少しづつ……少しづつでいい。 手紙:しっかり進め。 手紙:立ち止まっているその場所に 手紙:君の望む未来(あした)は無いはずだから 手紙:もし辿り着いた場所が不幸と呼ばれる場所だとしたら? 手紙:そう考えるだけで、足がすくんでしまうかもしれない。 手紙:だが、そんな時こそ 手紙:『もう一歩』 手紙:たった一歩で良い 手紙:苦し紛れの一歩でも 手紙:全く進めない一歩でも良い 手紙:一歩だけ、踏み出せ 手紙:その一歩は 手紙:君が今まで積み重ねてきた歩みの中で 手紙:とっても大事な一歩になるはずだ。 手紙:『人生は迷路だ』なんて言葉があるが、そんなことは無い。 手紙:確かに、君の後ろに複雑な道がある様に 手紙:人生は複雑だ。 手紙:だがね、迷路のように決まった進路なんて無いんだよ。 手紙:君の目の前に広がるのは 手紙:『際限のない可能性』という名の 手紙:真っ白な更地だよ。 手紙:そこを君が 手紙:迷って、悩んで、決断して 手紙:そうして歩いた場所に道ができるんだよ。 手紙:それを死ぬまで続けて、完成した道のりを 手紙:生きた証、『人生』と呼ぶんだよ。 手紙:だからこそ、後戻りはしてはいけないよ。 手紙:複雑な道に飲み込まれてしまうから。 手紙:だから前を向いて進むんだよ。 手紙:進んだ先に君の望んだ未来(あした)は無いかもしれないけど 手紙:進まなければ、君の望む未来(あした)は絶対に訪れないから。 手紙:君が期待する未来(あした)であってみせるから 手紙:俺(私)が誇れる過去(きのう)であってくれ。 0:ーーーー 俺(私):「さて……今日の俺(私)も、明日の自分の為に頑張らないと!」 俺(私):そうして俺(私)は、また歩き始めた。 俺(私):ここではない、何処かを目指して