台本概要
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タイトル | 「私の天使。」スピンオフ Vol.2 「デビューと、疑惑。(仮)」 |
---|---|
作者名 | なぎ@泣き虫保護者 (@fuyu_number10) |
ジャンル | その他 |
演者人数 | 4人用台本(男1、女3) |
時間 | 20 分 |
台本使用規定 | 台本説明欄参照 |
説明 |
妹の日和(ひより)が学校に通う日がやってきた。心配な姉、小春をよそに、 日和は順調な学園生活を歩み始めようとしていた・・・。 当台本は拙作「私の天使。」のスピンオフシリーズの第二弾となります。 本編をお読みいただいてからお読みいただくと、より楽しんでいただけると思います。 ※台本をご利用になる際は、Twitterにてぜひお報せくださいませ。 お伺いできる限り聴かせていただければと存じます。 なお、特に商用利用の場合において、著作権は放棄していません。無断での転載はお断りします。 102 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
小春 | 女 | 21 | 姉妹の姉。年齢不詳。事故で喪った妹のクローンを造った人。 |
日和 | 女 | 46 | 姉妹の妹。中学生。事故で命を落とすが、姉によりクローンとして甦る。 |
綺音 | 女 | 24 | 雫が丘学園の新2年生。小動物のような元気さ。兄がいる。 |
綺音兄 | 男 | 2 | 綺音の兄。穏やかな物言いだが、綺音とは毎日のように喧嘩をしているらしい。 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
「私の天使。」スピンオフ Vol.2 「デビューと、疑惑。(仮)」
小春:日和、大丈夫?一人で行ける?
日和:もー、お姉ちゃん、大丈夫ですってば!
小春(N):ついに日和の登校日。アタシは自分でも「親か」とツッコみたくなるほどには、心配なのだった。
小春:そーは言ってもなー・・・忘れ物ない?ハンカチとティッシュ持った?
日和:(笑いながら)お姉ちゃん、完全にお母さんですよね・・・!
小春:いや、ホントに普通に心配だし、言いたくもなるって・・・。そだ、今日はお弁当、いらないんだっけ?
日和:はい!今日は始業式ですし!授業もありませんから。
小春:そうなんだけどさ・・・あー、なんだ、その。
日和:?
小春:・・・変なやつに絡まれそうになったら、すぐアタシに連絡するんだぞ。
日和:はい!
小春:あと、さ・・・。
日和:何ですか?
小春:日和の・・・日和がさ、自分はクローンだ、ってこと。わざわざ話さなくっていいからな。
日和:あ・・・あー・・・。
小春:え?
日和:え?
小春:日和、アンタ・・・。
日和:・・・(可愛く)てへっ!
小春:すっかり忘れてたというか、意識してなかったのな。まぁそれはそれでいいのかも知れんけど・・・。
日和:お姉ちゃん!
小春:んー?
日和:えっと・・・ありがとう!
小春:何が・・・?
日和:だって・・・今日から学校に行かせてくれるし・・・。
小春:あー、うん。でもさ、日和の年だと学校に行ってるのがデフォルトだからな。
日和:それはそうですけど、でも、やっぱりありがたくって、嬉しいです。
小春:・・・(くすぐったそうに笑って)そっか。そろそろ行かなきゃかな?
日和:あ、そうですね。
小春:くれぐれも、絶対に、車に気をつけろよ。
日和:っ(軽く息を呑む)・・・はい!
小春:よし。んじゃ、行ってらっしゃい!
日和:行ってきまーす!
0:
0:-場面転換。通学路を歩く日和。
0:
日和(N):桜が散り始めた通学路。少しだけ、ゆっくりめに歩いてみる。
日和(N):
日和(N):私の周りは同じ制服を着た人たちが、一人だったり、グループだったり、
日和(N):
日和(N):めいめいに学校に歩いていく。その波の中に、ゆっくりと、
日和(N):
日和(N):自分の存在を潜(もぐ)らせてみる。
日和:ううぅ・・・なんかドキドキしてきた・・・。
日和(N):雫が丘(しずくがおか)学園中等部。
日和(N):
日和(N):わたしが通う学校の大きな校舎が、だんだん近づいてきた。
日和(N):
日和(N):編入試験とか、入学手続きの時に来た時とは、違う緊張感。
日和(N):
日和(N):正門を通り、玄関から入ると、すぐに掲示板が見えて、クラス分けの紙が貼られていた。
日和:えっと・・・あ、あった・・・2年C組・・・。
日和(N)クラスを確認したら、人ごみをかき分けながら、始業式がある体育館に向かう。
日和:わ、もういっぱい人がいる・・・。
日和(N):とはいえ、知り合いがいるわけじゃないので、「2-C」と書かれた札の近くでぼーっとしていると。
綺音(あやね):あの・・・
日和:はい?
日和(N):振り返ると、わたしより少し小柄な生徒さんがこちらをじっと見つめていました。なんだか・・・リスみたい・・・。
綺音:えっと、間違ってたらごめんなさい!あなた転入生・・・だよね?
日和:あ、はい・・・。
綺音:アタシ、2-Cの神南 綺音(かんなみ あやね)って言うの!あなたのこと、実はこの間職員室で見かけてて、何となく覚えてたから声かけちゃった!
日和:そうなんだ!わたし、同じ2-Cの霜月 日和っていいます!編入手続きの時に見られてたのかな・・・?
綺音:そか、それで学校に来てたのね・・・ってか同じクラスじゃん!霜月・・・日和ちゃん!・・・ひよりん?
日和:「ひよりん」・・・?
綺音:あ、どっちで呼ぶのがいいかな、なんて・・・あの・・・ごめん・・・。
日和:え?そうだったの!?いいですよ、好きな方で!神南さんは・・・
綺音:「あやね」でいいよ!呼び捨てで!
日和:えと・・・いきなり呼び捨てはちょっと・・・だから「あやねちゃん」でいいですか?
綺音:うんうん!えへへ、いきなり馴れ馴れしくしすぎちゃったかな?
日和:いえいえ!正直ちょっと不安だったから、声かけてもらって助かりました!
綺音:よかったー!あ、もうすぐ始業式始まっちゃうね・・・また後でね!
日和:はいっ!
日和(N):まさか始業式前に知り合いが出来るなんて思わなかったなぁ・・・。始業式は何事もなく終わって、みんなそれぞれのクラスに戻っていきます。
0:
0:-場面転換。始業式終了後の廊下にて。
0:
綺音:ひーよりん!
日和:あやねちゃん!さっきぶりです!
綺音:どもどもー!なんてねー!
日和:あはは!あやねちゃんテンション高すぎですよ!
綺音:やー、だってひよりんみたいな可愛い子と知り合えたんだもん、テンションも上がるって!
日和:えー!わたしなんて全然ですよ!
綺音:またまたー!こんなにきれいなお肌してるしー!
日和:わわ・・・えへへ・・・
綺音:なんだか・・・えっと、透明感?すごくない!?コスメ何使ってるのぉ~!?
日和:何も、わぅ・・・うふっ、使ってな、くふっ、ですよぉ・・・綺音ちゃん、くすぐった・・・!
綺音:はいー綺麗ぃー!・・・あ、そだひよりん、今日は何か予定ある?
日和:えっと・・・あ、すみません、今日は終わったらすぐに帰るように姉に言われていて・・・。
綺音:そうなんだ。謝らなくっていいよー。実はね、この辺っておいしいスイーツのお店がいくつかあってね。ひよりん一緒にどうかな、って思って!
日和:そうなんですね!わたし甘いもの、大好きなんです!ぜひ行きましょう!
綺音:良かったー!約束だよ!?ってかひよりんってお姉さんがいるんだ。
日和:はい!
綺音:ウチにもおにいちゃ・・・兄貴がいてねー。もーほぼ毎日喧嘩ー!
日和:ありゃ。それは大変ですねー。
綺音:そーなの。まだ私のこと小学生扱いするしさー!
日和:あはは・・・でも、私たちはまだまだこれからですし!
綺音:そうだよね!ひよりんもそう思うよね!そうそう、まだまだ成長期!
日和:ふふ、綺音ちゃんってお話してて退屈しませんね!
綺音:そう?今日はひよりんに会えてテンションが上がってるからかなぁ。
日和:あはは!またまたー!
綺音:普段はね・・・(声のトーンを落として「すん」となる)
日和:えっ・・・。
綺音:こんな感じ?
日和:変わりすぎですっ!
二人:(笑う)
0:
0:-場面転換。小春と日和の家にて。
0:
小春:そか、いきなり友達出来たのかあ~・・・さすが日和だね。
日和:そうなんですよ!それで、今度綺音ちゃんのお家にも遊びに行くことに・・・なりまして・・・。
小春:うん。そりゃいいけどさ、あんまりその、綺音ちゃん?の家に迷惑かけないようにね。お菓子か何かを持って行った方がいいかなぁ・・・。
日和:やっぱりお姉ちゃん、「お母さん」ですね!(笑う)
小春:あーまぁ・・・一応礼儀ってもんをね。
日和:そうですね・・・何をもっていけばいいでしょう?
小春:まぁそれは考えておくから、楽しんでおいで。
日和:はい!ありがとうございます!
小春:これからもっと友達が増えるといいねぇ。
日和:そうですねぇ・・・がんばります!
0:
0:-場面転換。綺音の自宅にて。
0:
綺音:というわけで、今度「霜月 日和ちゃん」って子が来るから、お兄ちゃん、邪魔しないでね。
綺音兄:はいはい。・・・ん?霜月・・・ひより・・・?どっかで・・・?
綺音兄:
綺音兄:綺音、その子本当に「霜月 日和」っていう子なの?
綺音:(呆れて)何でウソ言わないといけないの・・・ちゃんと「霜月 日和」ちゃんだって。
綺音兄:そっか・・・いや、でもなぁ・・・人違い、だよなぁ・・・。
綺音:?
0:
0:-つづく-
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「私の天使。」スピンオフ Vol.2 「デビューと、疑惑。(仮)」
小春:日和、大丈夫?一人で行ける?
日和:もー、お姉ちゃん、大丈夫ですってば!
小春(N):ついに日和の登校日。アタシは自分でも「親か」とツッコみたくなるほどには、心配なのだった。
小春:そーは言ってもなー・・・忘れ物ない?ハンカチとティッシュ持った?
日和:(笑いながら)お姉ちゃん、完全にお母さんですよね・・・!
小春:いや、ホントに普通に心配だし、言いたくもなるって・・・。そだ、今日はお弁当、いらないんだっけ?
日和:はい!今日は始業式ですし!授業もありませんから。
小春:そうなんだけどさ・・・あー、なんだ、その。
日和:?
小春:・・・変なやつに絡まれそうになったら、すぐアタシに連絡するんだぞ。
日和:はい!
小春:あと、さ・・・。
日和:何ですか?
小春:日和の・・・日和がさ、自分はクローンだ、ってこと。わざわざ話さなくっていいからな。
日和:あ・・・あー・・・。
小春:え?
日和:え?
小春:日和、アンタ・・・。
日和:・・・(可愛く)てへっ!
小春:すっかり忘れてたというか、意識してなかったのな。まぁそれはそれでいいのかも知れんけど・・・。
日和:お姉ちゃん!
小春:んー?
日和:えっと・・・ありがとう!
小春:何が・・・?
日和:だって・・・今日から学校に行かせてくれるし・・・。
小春:あー、うん。でもさ、日和の年だと学校に行ってるのがデフォルトだからな。
日和:それはそうですけど、でも、やっぱりありがたくって、嬉しいです。
小春:・・・(くすぐったそうに笑って)そっか。そろそろ行かなきゃかな?
日和:あ、そうですね。
小春:くれぐれも、絶対に、車に気をつけろよ。
日和:っ(軽く息を呑む)・・・はい!
小春:よし。んじゃ、行ってらっしゃい!
日和:行ってきまーす!
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0:-場面転換。通学路を歩く日和。
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日和(N):桜が散り始めた通学路。少しだけ、ゆっくりめに歩いてみる。
日和(N):
日和(N):私の周りは同じ制服を着た人たちが、一人だったり、グループだったり、
日和(N):
日和(N):めいめいに学校に歩いていく。その波の中に、ゆっくりと、
日和(N):
日和(N):自分の存在を潜(もぐ)らせてみる。
日和:ううぅ・・・なんかドキドキしてきた・・・。
日和(N):雫が丘(しずくがおか)学園中等部。
日和(N):
日和(N):わたしが通う学校の大きな校舎が、だんだん近づいてきた。
日和(N):
日和(N):編入試験とか、入学手続きの時に来た時とは、違う緊張感。
日和(N):
日和(N):正門を通り、玄関から入ると、すぐに掲示板が見えて、クラス分けの紙が貼られていた。
日和:えっと・・・あ、あった・・・2年C組・・・。
日和(N)クラスを確認したら、人ごみをかき分けながら、始業式がある体育館に向かう。
日和:わ、もういっぱい人がいる・・・。
日和(N):とはいえ、知り合いがいるわけじゃないので、「2-C」と書かれた札の近くでぼーっとしていると。
綺音(あやね):あの・・・
日和:はい?
日和(N):振り返ると、わたしより少し小柄な生徒さんがこちらをじっと見つめていました。なんだか・・・リスみたい・・・。
綺音:えっと、間違ってたらごめんなさい!あなた転入生・・・だよね?
日和:あ、はい・・・。
綺音:アタシ、2-Cの神南 綺音(かんなみ あやね)って言うの!あなたのこと、実はこの間職員室で見かけてて、何となく覚えてたから声かけちゃった!
日和:そうなんだ!わたし、同じ2-Cの霜月 日和っていいます!編入手続きの時に見られてたのかな・・・?
綺音:そか、それで学校に来てたのね・・・ってか同じクラスじゃん!霜月・・・日和ちゃん!・・・ひよりん?
日和:「ひよりん」・・・?
綺音:あ、どっちで呼ぶのがいいかな、なんて・・・あの・・・ごめん・・・。
日和:え?そうだったの!?いいですよ、好きな方で!神南さんは・・・
綺音:「あやね」でいいよ!呼び捨てで!
日和:えと・・・いきなり呼び捨てはちょっと・・・だから「あやねちゃん」でいいですか?
綺音:うんうん!えへへ、いきなり馴れ馴れしくしすぎちゃったかな?
日和:いえいえ!正直ちょっと不安だったから、声かけてもらって助かりました!
綺音:よかったー!あ、もうすぐ始業式始まっちゃうね・・・また後でね!
日和:はいっ!
日和(N):まさか始業式前に知り合いが出来るなんて思わなかったなぁ・・・。始業式は何事もなく終わって、みんなそれぞれのクラスに戻っていきます。
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0:-場面転換。始業式終了後の廊下にて。
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綺音:ひーよりん!
日和:あやねちゃん!さっきぶりです!
綺音:どもどもー!なんてねー!
日和:あはは!あやねちゃんテンション高すぎですよ!
綺音:やー、だってひよりんみたいな可愛い子と知り合えたんだもん、テンションも上がるって!
日和:えー!わたしなんて全然ですよ!
綺音:またまたー!こんなにきれいなお肌してるしー!
日和:わわ・・・えへへ・・・
綺音:なんだか・・・えっと、透明感?すごくない!?コスメ何使ってるのぉ~!?
日和:何も、わぅ・・・うふっ、使ってな、くふっ、ですよぉ・・・綺音ちゃん、くすぐった・・・!
綺音:はいー綺麗ぃー!・・・あ、そだひよりん、今日は何か予定ある?
日和:えっと・・・あ、すみません、今日は終わったらすぐに帰るように姉に言われていて・・・。
綺音:そうなんだ。謝らなくっていいよー。実はね、この辺っておいしいスイーツのお店がいくつかあってね。ひよりん一緒にどうかな、って思って!
日和:そうなんですね!わたし甘いもの、大好きなんです!ぜひ行きましょう!
綺音:良かったー!約束だよ!?ってかひよりんってお姉さんがいるんだ。
日和:はい!
綺音:ウチにもおにいちゃ・・・兄貴がいてねー。もーほぼ毎日喧嘩ー!
日和:ありゃ。それは大変ですねー。
綺音:そーなの。まだ私のこと小学生扱いするしさー!
日和:あはは・・・でも、私たちはまだまだこれからですし!
綺音:そうだよね!ひよりんもそう思うよね!そうそう、まだまだ成長期!
日和:ふふ、綺音ちゃんってお話してて退屈しませんね!
綺音:そう?今日はひよりんに会えてテンションが上がってるからかなぁ。
日和:あはは!またまたー!
綺音:普段はね・・・(声のトーンを落として「すん」となる)
日和:えっ・・・。
綺音:こんな感じ?
日和:変わりすぎですっ!
二人:(笑う)
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0:-場面転換。小春と日和の家にて。
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小春:そか、いきなり友達出来たのかあ~・・・さすが日和だね。
日和:そうなんですよ!それで、今度綺音ちゃんのお家にも遊びに行くことに・・・なりまして・・・。
小春:うん。そりゃいいけどさ、あんまりその、綺音ちゃん?の家に迷惑かけないようにね。お菓子か何かを持って行った方がいいかなぁ・・・。
日和:やっぱりお姉ちゃん、「お母さん」ですね!(笑う)
小春:あーまぁ・・・一応礼儀ってもんをね。
日和:そうですね・・・何をもっていけばいいでしょう?
小春:まぁそれは考えておくから、楽しんでおいで。
日和:はい!ありがとうございます!
小春:これからもっと友達が増えるといいねぇ。
日和:そうですねぇ・・・がんばります!
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0:-場面転換。綺音の自宅にて。
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綺音:というわけで、今度「霜月 日和ちゃん」って子が来るから、お兄ちゃん、邪魔しないでね。
綺音兄:はいはい。・・・ん?霜月・・・ひより・・・?どっかで・・・?
綺音兄:
綺音兄:綺音、その子本当に「霜月 日和」っていう子なの?
綺音:(呆れて)何でウソ言わないといけないの・・・ちゃんと「霜月 日和」ちゃんだって。
綺音兄:そっか・・・いや、でもなぁ・・・人違い、だよなぁ・・・。
綺音:?
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0:-つづく-
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