台本概要

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タイトル 職務詰問
作者名 電【動自転】車男
ジャンル コメディ
演者人数 2人用台本(女2)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ゆっくりめに読んだら20分位の約15分台本です(*' ')*, ,)✨ペコリ
性別変更、一人称変更、アドリブ、語尾変更は出来れば無しの方向でお願いします

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
小峰 92 小峰雛子(こみねひなこ) バイト探し中の酔っ払い。25歳。
彦根 91 彦根美奈子(ひこねみなこ) 30歳の警察官。苗字だけで名前は出てこないのであまり気にしなくてOkです
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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0:道を走る小峰モノロ-グで自己紹介をするカッコが付いてるセリフがモノロ-グです。 小峰:イッケナ-イ遅刻遅刻! 小峰:(ヤッホ-!私の名前は小峰雛子!永遠の推定17歳!最近熱燗が恋しい季節になってきました!) 小峰:(今日はせっかくのオ-ディションなのにアラ-ムをかけ忘れちゃうし、やる気も応募用紙も出し忘れちゃってモ-大変!今日は一体どうなっちゃうんだろう-!?) 0:回想が終わる位の間が空く。 小峰:……という訳なんですよ刑事さぁ-ん 彦根:…え、ええ。 小峰:だから私は普通に道を歩いていただけで別に怪しくはない訳ですよ!信じて下さいよぉ! 彦根:あ-、なるほどね。でも貴女、その…遅刻して急いでいたんじゃないの?さっきフラフラ歩いてたけど? 小峰:ああ、オ-ディションですか?もう…いいんですよ 彦根:間に合わなかったの? 小峰:いえ、先程も言いましたが応募用紙を出し忘れたんです 彦根:ああやっぱり?さっきは聞き間違いだと思ったけどやっぱり出してなかったんだ 小峰:はい 彦根:それで遅刻だ-って急いでたんだ 小峰:はい 彦根:(何この子…ヤバいわね) 小峰:あの、刑事さん 彦根:何かしら? 小峰:カツ丼まだですか? 彦根:カツ丼?…カツ丼って、あの? 小峰:はい、あのカツ丼です 彦根:無いけど 小峰:え-!?なんでですか刑事さん、取調べと言ったらカツ丼でしょうに! 彦根:あのね、ここは取調室じゃないの、そしてこれは職務質問。カツ丼なんてないわよ 小峰:じゃあなんで職務質問するんですか!? 彦根:別にカツ丼基準で職務質問する訳じゃないんだけれど…単純に貴女が夜中に一人で歩いていて怪しいと思ったからよ 小峰:そんな… 彦根:そもそも遅刻してたとして、こんな時間になるほどずっと外にいたの? 小峰:いえ、起きたのはついさっきです。ついさっき起きて、時間見て、焦って、飛び出して、応募用紙出てない事に気付いて、気晴らしにそのまま散歩してました。 彦根:なるほどね 小峰:あぁ…コンビニ店員役のオ-ディション出たかったな… 彦根:まあ、応募用紙出し忘れたならしょうがないわね 小峰:時給良さげだったのに… 彦根:…時給? 小峰:はい、時給。深夜はさらにアップ 彦根:…それバイトの面接じゃないかしら 小峰:はい、そうです 彦根:え?貴女バイトの面接の事をオ-ディションって言ってるという事?じゃあ応募用紙って履歴書じゃない! 小峰:そう…なりますかね 彦根:(この子…頭がおかしいわ…!もしかしたらウソをついてるかもしれないし、もう少し追求してみようかしら) 彦根:じゃあ、面接に遅刻する時にその面接先に電話はしなかったの? 小峰:電話ですか…アラ-ムと一緒にかけ忘れました 彦根:遅刻の連絡に忘れるも何も無いわよ!?今からでも遅くないわ電話しましょう 小峰:え、それは無理ですよ 彦根:何故?電話ができない理由でもあるのかしら?もしかして面接の話自体嘘だったり? 小峰:いえ、そんな事は… 彦根:虚偽の証言は罪にもなるわよ? 小峰:いやぁ…あの…なんというか…面接の応募の連絡すら忘れてて、というかしてなくて… 彦根:え?なら貴女は存在しない面接に遅刻してたの? 小峰:そうなりますね 彦根:怪しいわねぇ 小峰:えぇ!? 彦根:そもそも遅刻という事は指定の日時に間に合わなかったという事。応募の連絡すらしてない貴女がなぜ今日に遅刻をしてるのかしら? 小峰:それは…さっき夢で見たからです 彦根:夢? 小峰:実は私、よく眠れるように寝酒を飲んで寝たんです 小峰:そうしたら面接を受ける夢を見て、焦って起きて飛び出してました 彦根:なるほど、 小峰:はい 彦根:起きた時に何か変だとは思わなかったのかしら? 小峰:どうですかねぇ…お酒が抜け切ってなかったのか色々冷静にはなれなかったですね 彦根:なるほど? 小峰:それでさっき我に返って、気晴らしに散歩してたわけです 彦根:う-ん、怪しいような怪しくないような… 小峰:私は怪しくないですよ、強いて言うなら妖しく舞う夜の蝶です 彦根:あ、もう怪しい 小峰:いえいえ冗談ですって!? 彦根:う-ん、ただの酔っ払いに見えなくもないけど…寝酒の方は推定17歳だからきっと嘘だとは思うけど身分証ある? 小峰:古(いにしえ)のプロフ帳でもいいですか? 彦根:ダメに決まってるでしょ、貴女そんなもの持って出歩いてたの? 小峰:いいえ 彦根:じゃあなんで言ったのよ 小峰:小粋なジョ-クです 彦根:ふざけないで、ここはジョ-クを言う場では無いの。今貴女は何をしてるかちゃんとわかってる?酔いが醒めきってないんじゃないかしら? 小峰:いえいえ、もちろん分かってますよ?警察のオ-ディションですよね? 彦根:職務質問よ 小峰:ですよね!だと思ってました!今職務質問がアツイ! 彦根:何を言ってるのよ 小峰:にしても酔っ払らいの相手も大変ですね刑事さん 彦根:ええ本当に大変よ、あと私は刑事ではないわ 小峰:え、じゃあ制服警官ですか? 彦根:なにその私服警官ありきの言い方は…まあ、でもそうね、警官よ。身分証ある? 小峰:え、ああ…そう言えばそんな話してましたね。免許でいいですか? 彦根:大丈夫よ 0:小峰の免許証を見る彦根 彦根:うん…まあ問題はなさそうね。はい、返すわ 小峰:あ、どうも 彦根:それにしてもあれね、貴女25歳なのね 小峰:な、なんですか、その25歳に見えるのは妥当みたいな顔は 彦根:ええ、概ねそう見えてたから 小峰:見えてたかぁ-、私は17歳…永遠の17歳… 彦根:推定ね 小峰:恐らく17歳… 彦根:ちゃんと25歳よ 小峰:約17歳… 彦根:しっかり25歳ね 小峰:17歳と仮定して… 彦根:25歳で確定しているわ 小峰:25引く17… 彦根:…8ってなんの数字かしら、8歳? 小峰:これはちょうど去年の今頃…16歳の頃に体験した話なんですけど… 彦根:いいえ、貴女は去年24歳 小峰:私は16歳16歳…ツラい…もうお酒が飲みたくなってきた… 彦根:急に若返ったわね…貴女は17歳、そしてホントは25歳 小峰:すみません刑事さん、私25歳だなんて…虚偽の申告をしてました 彦根:安心して虚偽じゃないから 小峰:申告じゃなくても深刻な問題なんです!私にとっては迷宮入りの難事件なんです!捜査してよッ!!! 彦根:そう…さして問題もないから警察は動かないわよ? 小峰:そう…ですよね。 彦根:ええ 0:溜めて決めセリフを言う雰囲気の小峰 小峰:だって…25歳は貴女の年齢ですからねぇ! 彦根:…違うわよ? 小峰:あれ? 彦根:さっき免許見せてくれてじゃない。バッチリよ 小峰:そうでしたっけ? 彦根:もしかして当てずっぽう? 小峰:まぁ…はい 彦根:まだ酔ってるのね 小峰:あの…もう帰っていいですか? 彦根:あら、先祖返りしても若返らないわよ? 小峰:家ですよ!家に帰るんです!ヤケ酒ですよヤケ酒、シラフでやってられるかってんだ…! 彦根:だから酔ってるのよ貴女は 小峰:酔ってるって言う方が酔ってるんですぅ 彦根:私は酔って無いけど、貴女の発言によっては然るべき場所に寄って行かないと行けないわね 小峰:お持ち帰りですか? 彦根:違うわよ? 小峰:レンタル料高いですよ? 彦根:彼女の代行サ-ビスでもないの 小峰:先に断っておきますが休憩までですよ? 彦根:最後まで行き過ぎよ、ゴ-ルテ-プ切ってるじゃない 小峰:オ-バ-ランした分は追加料金にしておきますね 彦根:勝手に突っ走っておいてお金は取るのね 小峰:まあこれも仕事ですから 彦根:いいえ、怪しい貴女を連れていくのは私の仕事よ 0:急にセクシ-になる小峰 小峰:わかったわ…あやして欲しいのね。ほら、たくさんにママに甘えていいんだからね 彦根:あやしてじゃなくて、怪しいって言ってるの 小峰:ほうら後輩女子マネ-ジャ-によしよしされてバブみを感じましょうねぇ-…あれ?刑事さん後輩?何歳? 彦根:私は30歳よ、あと刑事では無いわ 小峰:あといつの間にマネ-ジャ-になったんですか? 彦根:それはあなたでしょう 0:モジモジする振りをする小峰。括弧の中は読まなくてOKです 小峰:あ、あと、後輩って言っても、後ろから(後背)でも交わる(交配)訳でもないですからね! 彦根:分かってるわよそんな事 小峰:まあこれも仕事ですから 彦根:さっきもそれ言ってたけど、貴女バイト探し中じゃなかったの? 小峰:違いますよ、バイトはあくまで本業です 彦根:本業なんじゃない。なんで本業も見つかってないのに副業しようとするのよ… 彦根:まぁいいわ、バックはしないけど話を元に戻すわよ 0:具合が悪くなる小峰 小峰:はい、私もバックはしませんが、熱燗のせいか、体がリバ-スギアに入りました… 彦根:ちょっと、大丈夫?酒気帯び人間、エンストはまだ早いわよ? 小峰:ふふ…さすが刑事さん、吐かせるのが上手い… 彦根:意味が違い過ぎるわ…どうしようかしら 小峰:自ら吐露(とろ)すると書いてじはく…ウエッ 彦根:自白のハクは白状のハクよ…貴女自販機まで歩ける? 小峰:待ってちゃダメですか? 彦根:う-ん、今貴女から目を離す訳にも行かないし…困ったわね 小峰:な-んちゃって 彦根:は? 小峰:今のは全部芝居です 彦根:え? 小峰:どうです?私の吐くシ-ンの演技 彦根:いいわね、宴会してないのに胸のむかつきを覚えたわ 小峰:それは1杯食わされたって事ですか? 彦根:貴女が1杯飲んで来たって事よ 小峰:しょうがないじゃないですか、だって私の中の呼び込みが言うんですもん。お姉さん!熱燗冷えてるよー!って 彦根:冷やしちゃうのね 小峰:熱燗冷やしちゃいました 彦根:流行るといいわね 小峰:そうですね〜…では! 彦根:ちょっと待ちなさい 小峰:なぁんですか?ナンパとセ-ルスはお断りなんですが 彦根:どっちも違うわよ、さっきも言ったけど職務質問よ 小峰:あー私職質と裸NGなんですよね 彦根:脱げとは言ってないわ、場合によっては身体検査する事もあるけど 小峰:そう言って私に触る口実を作ってるんでしょ!触診みたいに!触診みたいにぃ! 彦根:触診ならいいじゃない 小峰:職質ならダメです 彦根:なら、これより触診を行います。メス 小峰:誰がメスだ…触診で何を切る事があるのか 彦根:アレよ、お腹を切って中の黒い物を見ようと思っただけよ 小峰:そんな事ないですよぉ、私の腹の内は綺麗ですよぉ 彦根:そうね、アルコ-ル消毒でいっぱいね 小峰:そうなんで…あ、やべ…吐きそう 彦根:…またそれかしら、もう相手しないわよ 小峰:ぃ、いや、今度はホントに……っ! 0:吐く小峰 小峰:ぅおげぇぇぇぇ…! 彦根:本当に吐いた…大丈夫? 小峰:大丈夫、じゃ…ないです…ふふ、ゲロだまりが人の形に見える 彦根:何言ってるのよ… 小峰:そこの君、ちょっといいかな…? 彦根:ゲロ相手に職質しないで

0:道を走る小峰モノロ-グで自己紹介をするカッコが付いてるセリフがモノロ-グです。 小峰:イッケナ-イ遅刻遅刻! 小峰:(ヤッホ-!私の名前は小峰雛子!永遠の推定17歳!最近熱燗が恋しい季節になってきました!) 小峰:(今日はせっかくのオ-ディションなのにアラ-ムをかけ忘れちゃうし、やる気も応募用紙も出し忘れちゃってモ-大変!今日は一体どうなっちゃうんだろう-!?) 0:回想が終わる位の間が空く。 小峰:……という訳なんですよ刑事さぁ-ん 彦根:…え、ええ。 小峰:だから私は普通に道を歩いていただけで別に怪しくはない訳ですよ!信じて下さいよぉ! 彦根:あ-、なるほどね。でも貴女、その…遅刻して急いでいたんじゃないの?さっきフラフラ歩いてたけど? 小峰:ああ、オ-ディションですか?もう…いいんですよ 彦根:間に合わなかったの? 小峰:いえ、先程も言いましたが応募用紙を出し忘れたんです 彦根:ああやっぱり?さっきは聞き間違いだと思ったけどやっぱり出してなかったんだ 小峰:はい 彦根:それで遅刻だ-って急いでたんだ 小峰:はい 彦根:(何この子…ヤバいわね) 小峰:あの、刑事さん 彦根:何かしら? 小峰:カツ丼まだですか? 彦根:カツ丼?…カツ丼って、あの? 小峰:はい、あのカツ丼です 彦根:無いけど 小峰:え-!?なんでですか刑事さん、取調べと言ったらカツ丼でしょうに! 彦根:あのね、ここは取調室じゃないの、そしてこれは職務質問。カツ丼なんてないわよ 小峰:じゃあなんで職務質問するんですか!? 彦根:別にカツ丼基準で職務質問する訳じゃないんだけれど…単純に貴女が夜中に一人で歩いていて怪しいと思ったからよ 小峰:そんな… 彦根:そもそも遅刻してたとして、こんな時間になるほどずっと外にいたの? 小峰:いえ、起きたのはついさっきです。ついさっき起きて、時間見て、焦って、飛び出して、応募用紙出てない事に気付いて、気晴らしにそのまま散歩してました。 彦根:なるほどね 小峰:あぁ…コンビニ店員役のオ-ディション出たかったな… 彦根:まあ、応募用紙出し忘れたならしょうがないわね 小峰:時給良さげだったのに… 彦根:…時給? 小峰:はい、時給。深夜はさらにアップ 彦根:…それバイトの面接じゃないかしら 小峰:はい、そうです 彦根:え?貴女バイトの面接の事をオ-ディションって言ってるという事?じゃあ応募用紙って履歴書じゃない! 小峰:そう…なりますかね 彦根:(この子…頭がおかしいわ…!もしかしたらウソをついてるかもしれないし、もう少し追求してみようかしら) 彦根:じゃあ、面接に遅刻する時にその面接先に電話はしなかったの? 小峰:電話ですか…アラ-ムと一緒にかけ忘れました 彦根:遅刻の連絡に忘れるも何も無いわよ!?今からでも遅くないわ電話しましょう 小峰:え、それは無理ですよ 彦根:何故?電話ができない理由でもあるのかしら?もしかして面接の話自体嘘だったり? 小峰:いえ、そんな事は… 彦根:虚偽の証言は罪にもなるわよ? 小峰:いやぁ…あの…なんというか…面接の応募の連絡すら忘れてて、というかしてなくて… 彦根:え?なら貴女は存在しない面接に遅刻してたの? 小峰:そうなりますね 彦根:怪しいわねぇ 小峰:えぇ!? 彦根:そもそも遅刻という事は指定の日時に間に合わなかったという事。応募の連絡すらしてない貴女がなぜ今日に遅刻をしてるのかしら? 小峰:それは…さっき夢で見たからです 彦根:夢? 小峰:実は私、よく眠れるように寝酒を飲んで寝たんです 小峰:そうしたら面接を受ける夢を見て、焦って起きて飛び出してました 彦根:なるほど、 小峰:はい 彦根:起きた時に何か変だとは思わなかったのかしら? 小峰:どうですかねぇ…お酒が抜け切ってなかったのか色々冷静にはなれなかったですね 彦根:なるほど? 小峰:それでさっき我に返って、気晴らしに散歩してたわけです 彦根:う-ん、怪しいような怪しくないような… 小峰:私は怪しくないですよ、強いて言うなら妖しく舞う夜の蝶です 彦根:あ、もう怪しい 小峰:いえいえ冗談ですって!? 彦根:う-ん、ただの酔っ払いに見えなくもないけど…寝酒の方は推定17歳だからきっと嘘だとは思うけど身分証ある? 小峰:古(いにしえ)のプロフ帳でもいいですか? 彦根:ダメに決まってるでしょ、貴女そんなもの持って出歩いてたの? 小峰:いいえ 彦根:じゃあなんで言ったのよ 小峰:小粋なジョ-クです 彦根:ふざけないで、ここはジョ-クを言う場では無いの。今貴女は何をしてるかちゃんとわかってる?酔いが醒めきってないんじゃないかしら? 小峰:いえいえ、もちろん分かってますよ?警察のオ-ディションですよね? 彦根:職務質問よ 小峰:ですよね!だと思ってました!今職務質問がアツイ! 彦根:何を言ってるのよ 小峰:にしても酔っ払らいの相手も大変ですね刑事さん 彦根:ええ本当に大変よ、あと私は刑事ではないわ 小峰:え、じゃあ制服警官ですか? 彦根:なにその私服警官ありきの言い方は…まあ、でもそうね、警官よ。身分証ある? 小峰:え、ああ…そう言えばそんな話してましたね。免許でいいですか? 彦根:大丈夫よ 0:小峰の免許証を見る彦根 彦根:うん…まあ問題はなさそうね。はい、返すわ 小峰:あ、どうも 彦根:それにしてもあれね、貴女25歳なのね 小峰:な、なんですか、その25歳に見えるのは妥当みたいな顔は 彦根:ええ、概ねそう見えてたから 小峰:見えてたかぁ-、私は17歳…永遠の17歳… 彦根:推定ね 小峰:恐らく17歳… 彦根:ちゃんと25歳よ 小峰:約17歳… 彦根:しっかり25歳ね 小峰:17歳と仮定して… 彦根:25歳で確定しているわ 小峰:25引く17… 彦根:…8ってなんの数字かしら、8歳? 小峰:これはちょうど去年の今頃…16歳の頃に体験した話なんですけど… 彦根:いいえ、貴女は去年24歳 小峰:私は16歳16歳…ツラい…もうお酒が飲みたくなってきた… 彦根:急に若返ったわね…貴女は17歳、そしてホントは25歳 小峰:すみません刑事さん、私25歳だなんて…虚偽の申告をしてました 彦根:安心して虚偽じゃないから 小峰:申告じゃなくても深刻な問題なんです!私にとっては迷宮入りの難事件なんです!捜査してよッ!!! 彦根:そう…さして問題もないから警察は動かないわよ? 小峰:そう…ですよね。 彦根:ええ 0:溜めて決めセリフを言う雰囲気の小峰 小峰:だって…25歳は貴女の年齢ですからねぇ! 彦根:…違うわよ? 小峰:あれ? 彦根:さっき免許見せてくれてじゃない。バッチリよ 小峰:そうでしたっけ? 彦根:もしかして当てずっぽう? 小峰:まぁ…はい 彦根:まだ酔ってるのね 小峰:あの…もう帰っていいですか? 彦根:あら、先祖返りしても若返らないわよ? 小峰:家ですよ!家に帰るんです!ヤケ酒ですよヤケ酒、シラフでやってられるかってんだ…! 彦根:だから酔ってるのよ貴女は 小峰:酔ってるって言う方が酔ってるんですぅ 彦根:私は酔って無いけど、貴女の発言によっては然るべき場所に寄って行かないと行けないわね 小峰:お持ち帰りですか? 彦根:違うわよ? 小峰:レンタル料高いですよ? 彦根:彼女の代行サ-ビスでもないの 小峰:先に断っておきますが休憩までですよ? 彦根:最後まで行き過ぎよ、ゴ-ルテ-プ切ってるじゃない 小峰:オ-バ-ランした分は追加料金にしておきますね 彦根:勝手に突っ走っておいてお金は取るのね 小峰:まあこれも仕事ですから 彦根:いいえ、怪しい貴女を連れていくのは私の仕事よ 0:急にセクシ-になる小峰 小峰:わかったわ…あやして欲しいのね。ほら、たくさんにママに甘えていいんだからね 彦根:あやしてじゃなくて、怪しいって言ってるの 小峰:ほうら後輩女子マネ-ジャ-によしよしされてバブみを感じましょうねぇ-…あれ?刑事さん後輩?何歳? 彦根:私は30歳よ、あと刑事では無いわ 小峰:あといつの間にマネ-ジャ-になったんですか? 彦根:それはあなたでしょう 0:モジモジする振りをする小峰。括弧の中は読まなくてOKです 小峰:あ、あと、後輩って言っても、後ろから(後背)でも交わる(交配)訳でもないですからね! 彦根:分かってるわよそんな事 小峰:まあこれも仕事ですから 彦根:さっきもそれ言ってたけど、貴女バイト探し中じゃなかったの? 小峰:違いますよ、バイトはあくまで本業です 彦根:本業なんじゃない。なんで本業も見つかってないのに副業しようとするのよ… 彦根:まぁいいわ、バックはしないけど話を元に戻すわよ 0:具合が悪くなる小峰 小峰:はい、私もバックはしませんが、熱燗のせいか、体がリバ-スギアに入りました… 彦根:ちょっと、大丈夫?酒気帯び人間、エンストはまだ早いわよ? 小峰:ふふ…さすが刑事さん、吐かせるのが上手い… 彦根:意味が違い過ぎるわ…どうしようかしら 小峰:自ら吐露(とろ)すると書いてじはく…ウエッ 彦根:自白のハクは白状のハクよ…貴女自販機まで歩ける? 小峰:待ってちゃダメですか? 彦根:う-ん、今貴女から目を離す訳にも行かないし…困ったわね 小峰:な-んちゃって 彦根:は? 小峰:今のは全部芝居です 彦根:え? 小峰:どうです?私の吐くシ-ンの演技 彦根:いいわね、宴会してないのに胸のむかつきを覚えたわ 小峰:それは1杯食わされたって事ですか? 彦根:貴女が1杯飲んで来たって事よ 小峰:しょうがないじゃないですか、だって私の中の呼び込みが言うんですもん。お姉さん!熱燗冷えてるよー!って 彦根:冷やしちゃうのね 小峰:熱燗冷やしちゃいました 彦根:流行るといいわね 小峰:そうですね〜…では! 彦根:ちょっと待ちなさい 小峰:なぁんですか?ナンパとセ-ルスはお断りなんですが 彦根:どっちも違うわよ、さっきも言ったけど職務質問よ 小峰:あー私職質と裸NGなんですよね 彦根:脱げとは言ってないわ、場合によっては身体検査する事もあるけど 小峰:そう言って私に触る口実を作ってるんでしょ!触診みたいに!触診みたいにぃ! 彦根:触診ならいいじゃない 小峰:職質ならダメです 彦根:なら、これより触診を行います。メス 小峰:誰がメスだ…触診で何を切る事があるのか 彦根:アレよ、お腹を切って中の黒い物を見ようと思っただけよ 小峰:そんな事ないですよぉ、私の腹の内は綺麗ですよぉ 彦根:そうね、アルコ-ル消毒でいっぱいね 小峰:そうなんで…あ、やべ…吐きそう 彦根:…またそれかしら、もう相手しないわよ 小峰:ぃ、いや、今度はホントに……っ! 0:吐く小峰 小峰:ぅおげぇぇぇぇ…! 彦根:本当に吐いた…大丈夫? 小峰:大丈夫、じゃ…ないです…ふふ、ゲロだまりが人の形に見える 彦根:何言ってるのよ… 小峰:そこの君、ちょっといいかな…? 彦根:ゲロ相手に職質しないで