台本概要
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| タイトル | 朗読：拝啓、大切じゃない君へ（改訂版） |
|---|---|
| 作者名 | あかおう (@akaouwaikasuki) |
| ジャンル | その他 |
| 演者人数 | 1人用台本（不問1） |
| 時間 | 10 分 |
| 台本使用規定 | 台本説明欄参照 |
| 説明 |
|°ω°ᔨボイコネで初期に書いたものがあまりにアレでアレだったので今の私が手を加えました。 それでもまだ読みにくくてアレがアレしてて本当にアレですいません私は貝になりたい。 【声劇・配信での使用／連絡不要】 ★配信での投げ銭が発生する場合でも連絡不要です。 ★あなたの気が向いたら・・・（励みになるのでいずれかしてくれたら嬉しいな♪しなくてもOK） →シナリオタイトル横の「つぶやく」を押してご自身のTwitterでツイートする。 →赤王(@akaouwaikasuki)メンションでご自身のTwitterでツイートする。 →赤王のツイッターの該当するシナリオのツイートにいいねする。 →赤王のツイッターの該当するシナリオのツイートをRT。 →その他思いやりある行動で大切にしてくださったら嬉しいです。 【禁止事項】 ★ライターの呼び捨て表記。 ★盗作・自分が書きましたと言う行為。 ★無断で一部分を切り取っての使用や投稿。 ★上記以外で赤王が非常識と判断した行動・表記。 以上をされた方は即ブロックさせて頂き、以降赤王のシナリオ使用を禁止とさせて頂きます。 ★設定上の男役は女性が演じて楽しんで頂いてもかまいません。 ★設定上の女役はオネェ等にしなければ男性が演じても構いません。 ★アドリブは物語のジャンルを超える程曲げなければいくらでも可。 【YouTube・舞台・朗読等入場料を取る場合】 連絡必須：許可が下りるまで使用しないでください。 150 views |
キャラ説明
| 名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 語りべ | 不問 | 8 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
語りべ：「拝啓、大切じゃない君へ」
語りべ：拝啓。お元気ですか。
語りべ：今日はこちらは大雨です。
語りべ：何もする事がないし、ツマラナイし、海外ドラマ一気に見たりして時間を潰しています。
語りべ：君は、元気ですか？それだけが気がかりです。
語りべ：君から離れて、一体どれだけたっただろうか。
語りべ：私はいつもいつも、大切な人を大切にすることが出来ない人生でした。
0：
0：
0：
語りべ：初めて好きになった人は、私の持病の看病で疲れさせてしまいました。
語りべ：結婚の約束もしていたのにね。
語りべ：私も若かったし、余裕が無かったし。
語りべ：多くの人に偏見の目で見られるような病気だったし。
語りべ：精神的にもギリギリの私と君でしたね。
語りべ：今はどうしているのかな。私といた時より幸せだといいな。
0：
0：
0：
語りべ：次は両親。
語りべ：私は深夜に遊びに行って、明け方に帰ってきた日だった。
語りべ：酔っ払いの運転するアクセルベタ踏みの車が、一時停止していた私の車に突っ込んだ。
語りべ：エアバックで生きていたものの、胸部複雑骨折。右半身不随。
語りべ：病院に駆けつけた両親が、ベッドで元気に笑っている私を見て、膝から崩れ落ちたのが忘れられない。
語りべ：あはは、病院の人は一体どんな風に伝えたんだか。
語りべ：ただでさえ健康でもない子供なのに、沢山迷惑をかけてしまった。
0：
0：
語りべ：次は親友。
語りべ：私が部活のグチを毎日毎日帰り道に聞かせてしまっていたね。
語りべ：勝手に親友だなんて思って調子に乗っていた。
語りべ：後で周りのみんなに聞いたよ。
語りべ：「帰り道が同じだからって、毎日グチ言ってきてマジでしんどいんだ」って。
語りべ：本当にごめん。今更謝ったって届かないけれど。それでも。ごめん。
語りべ：まさか君が、大会当日の夜。そのまま還らぬ人になるなんて思わなかった。
0：
0：
0：
語りべ：次は、そうだね。元恋人のあの人だ。
語りべ：あんなに優しくしてくれたのに、私は君の愛が重くて重くてずっと逃げていた。
語りべ：不安に駆られた君は、更に私に過干渉になって。束縛して。
語りべ：私はとうとう、君の前から姿を消した。
語りべ：私もあんなに大好きで、愛おしくて。毎日の何気ない会話や、悪ふざけが楽しかったのに。
語りべ：これ以上、君を傷つけたくなくて。君にあんな事させたくなくて。
語りべ：君をこれ以上傷つける位なら、自分がいなくなった方がいいとか思っちゃって。本当に、卑怯だったよね。
0：
0：
0：
語りべ：今は。君だ。
語りべ：大切じゃない君だ。
語りべ：私は君の事が大切じゃない。ちっとも大切じゃない。
語りべ：君の生き方も理解できないし、愛してくれない言動も、行動も全部全部嫌い。
語りべ：優しくしてくれない。気分でキスをする。
語りべ：ドキドキしてる私をからかう。
語りべ：それなのに、何事もなかったかのように、いつもの君に戻る。
語りべ：地獄みたいな毎日が色付いて、何もかも楽しくて、幸せだったのに。
語りべ：私は君を大切にできなくなって。
語りべ：それでも君はずっと、何も変わらないまま・・・・。
語りべ：私だけが、君を大切に出来なくなってしまった。
0：
0：
0：
語りべ：どうしたら、大切な人を傷つけずに生きられるだろう。
語りべ：どうしたら、大切な人に愛して貰えるのだろう。
語りべ：どうしたら、あの頃に戻れるのだろう・・・・・
語りべ：そんな事を考えたって、何も変えられないのに。
語りべ：繰り返せば繰り返すほど。虚しさが増していくのに。
語りべ：薄っぺらい感情だけが、毎日浮かんでは消えてを繰り返していく。
0：
0：
語りべ：拝啓、大切じゃない君へ。
語りべ：いつか、この記憶が思い出になったら。
語りべ：いつか、この想いが懐かしくなったら。
語りべ：その時はまたゆっくりと君を思い出すと思う。
語りべ：何も変わらないし、何も起きないだろうけど。
語りべ：君を大切に出来なかった日々は、今の私を作っているものだと思うから。
0：
0：おわり
語りべ：「拝啓、大切じゃない君へ」
語りべ：拝啓。お元気ですか。
語りべ：今日はこちらは大雨です。
語りべ：何もする事がないし、ツマラナイし、海外ドラマ一気に見たりして時間を潰しています。
語りべ：君は、元気ですか？それだけが気がかりです。
語りべ：君から離れて、一体どれだけたっただろうか。
語りべ：私はいつもいつも、大切な人を大切にすることが出来ない人生でした。
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語りべ：初めて好きになった人は、私の持病の看病で疲れさせてしまいました。
語りべ：結婚の約束もしていたのにね。
語りべ：私も若かったし、余裕が無かったし。
語りべ：多くの人に偏見の目で見られるような病気だったし。
語りべ：精神的にもギリギリの私と君でしたね。
語りべ：今はどうしているのかな。私といた時より幸せだといいな。
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語りべ：次は両親。
語りべ：私は深夜に遊びに行って、明け方に帰ってきた日だった。
語りべ：酔っ払いの運転するアクセルベタ踏みの車が、一時停止していた私の車に突っ込んだ。
語りべ：エアバックで生きていたものの、胸部複雑骨折。右半身不随。
語りべ：病院に駆けつけた両親が、ベッドで元気に笑っている私を見て、膝から崩れ落ちたのが忘れられない。
語りべ：あはは、病院の人は一体どんな風に伝えたんだか。
語りべ：ただでさえ健康でもない子供なのに、沢山迷惑をかけてしまった。
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語りべ：次は親友。
語りべ：私が部活のグチを毎日毎日帰り道に聞かせてしまっていたね。
語りべ：勝手に親友だなんて思って調子に乗っていた。
語りべ：後で周りのみんなに聞いたよ。
語りべ：「帰り道が同じだからって、毎日グチ言ってきてマジでしんどいんだ」って。
語りべ：本当にごめん。今更謝ったって届かないけれど。それでも。ごめん。
語りべ：まさか君が、大会当日の夜。そのまま還らぬ人になるなんて思わなかった。
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語りべ：次は、そうだね。元恋人のあの人だ。
語りべ：あんなに優しくしてくれたのに、私は君の愛が重くて重くてずっと逃げていた。
語りべ：不安に駆られた君は、更に私に過干渉になって。束縛して。
語りべ：私はとうとう、君の前から姿を消した。
語りべ：私もあんなに大好きで、愛おしくて。毎日の何気ない会話や、悪ふざけが楽しかったのに。
語りべ：これ以上、君を傷つけたくなくて。君にあんな事させたくなくて。
語りべ：君をこれ以上傷つける位なら、自分がいなくなった方がいいとか思っちゃって。本当に、卑怯だったよね。
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語りべ：今は。君だ。
語りべ：大切じゃない君だ。
語りべ：私は君の事が大切じゃない。ちっとも大切じゃない。
語りべ：君の生き方も理解できないし、愛してくれない言動も、行動も全部全部嫌い。
語りべ：優しくしてくれない。気分でキスをする。
語りべ：ドキドキしてる私をからかう。
語りべ：それなのに、何事もなかったかのように、いつもの君に戻る。
語りべ：地獄みたいな毎日が色付いて、何もかも楽しくて、幸せだったのに。
語りべ：私は君を大切にできなくなって。
語りべ：それでも君はずっと、何も変わらないまま・・・・。
語りべ：私だけが、君を大切に出来なくなってしまった。
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語りべ：どうしたら、大切な人を傷つけずに生きられるだろう。
語りべ：どうしたら、大切な人に愛して貰えるのだろう。
語りべ：どうしたら、あの頃に戻れるのだろう・・・・・
語りべ：そんな事を考えたって、何も変えられないのに。
語りべ：繰り返せば繰り返すほど。虚しさが増していくのに。
語りべ：薄っぺらい感情だけが、毎日浮かんでは消えてを繰り返していく。
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語りべ：拝啓、大切じゃない君へ。
語りべ：いつか、この記憶が思い出になったら。
語りべ：いつか、この想いが懐かしくなったら。
語りべ：その時はまたゆっくりと君を思い出すと思う。
語りべ：何も変わらないし、何も起きないだろうけど。
語りべ：君を大切に出来なかった日々は、今の私を作っているものだと思うから。
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0：おわり