台本概要

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タイトル ドМ戦争「前編」
作者名 世忍(よしのぶ)  (@@yosinobu_voice)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(男2、女1)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 ドМな執事とドМな勇者が女王様(魔王様)を取り合います?

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ロイ 35 魔王のセバスチャン、ドМのド変態、フローラという妹がいる ロイの兼役、戦士:一言だけ
勇者 43 オルガ、魔王に一目惚れされる
魔王エリス 48 ロイに想われるがオルガに一目惚れする、ドS エリスの兼役、賢者、ナレーション:後半少しあります
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

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ロイ:魔王のセバスチャン、ドМのド変態、フローラという妹がいる、 勇者:オルガ、魔王に一目惚れされる 魔王エリス:ロイに想われるがオルガに一目惚れ、ドS ロイの兼役、戦士:一言だけ 魔王エリスの兼役、賢者:一言だけ エリスの兼役、ナレーション:後半少しあります 0:ここから本編 0:~とある魔王城、魔王の間~ 魔王エリス:ふぁぁぁ・・・暇じゃのう~わらわが魔王になって随分と経ったが・・とうとう誰も挑んで来なくなってしまったわ 0:(魔王エリス手を叩きながら) 魔王エリス:(パン!パン!)・・おい!・・セバスチャン!セバスチャンはおらぬか!? ロイ:は!・・貴方様の犬はココに! 魔王エリス:は?・・・いつからお前はわらわの犬となったのだ?少し目にかけているからと言って調子に乗るなよゴミめが!! ロイ:申し訳ありません魔王様、私ごときゴミ屑が魔王様の犬を名乗るなど・・ 魔王エリス:図が高い!・・ヨツンヴァインになれ・・ ロイ:・・はっ!、ありがとうございます!! 魔王エリス:ふん・・汚らわしい(セバスチャンの背中を踏む) ロイ:あふぅ! 魔王エリス:それはそうと、貴様、知らぬか・・わらわと張り合える様な猛者(もさ)を? ロイ:はぁはぁ・・魔王様のレベルは限界突破の9999ですからね、張り合える人間なんてまず居ないでしょう、しかし!魔王といえば勇者!対極の存在!こやつならば必ずや、魔王様を満足させることが出来るのではないでしょうか? ロイ:あ、そういえば数時間前に魔王城への勇者パーティの侵入が報告されていたのでもうじき来るはずです! 0:(魔王、セバスチャンの胸倉を掴み無理やり起こし、ビンタする) 魔王エリス:おい・・バシーン!(顔面をビンタ) ロイ:はぅん、魔王様のビンタ!最高です! 魔王エリス:まったく、貴様は報連相(ほうれんそう)も出来んのか?その程度でわらわの犬を名乗ろうとはおこがましいにも程があるな。 ロイ:はぁはぁ、わたくしめにどうか・・どうか、ご慈悲を! 0:(魔王、ビンタしながら) 魔王エリス:はっ!!汚らしいゴミめが!これが!・・これが!・・これが欲しいのか! ロイ:あぁ・・あぁぁぁ・・・あああぁぁ・・!!ありがとうございます!!ありがとうございます! 魔王エリス:くく、くははは!貴様、こんなに叩かれて喜ぶとはどうしようもない本物のドМじゃわい ロイ:魔王さまぁ 勇者:・・ばーーん!!(扉を開ける音)魔王!!今日こそお前を倒す! 勇者:私は勇者・・今日こそ魔王、貴様を倒す!!! 魔王エリス:貴様が勇者か、ほほう・・なかなかのイケメンよ!! 勇者:・・貴様を倒すためにようやく此処まで辿り着いた、みんなの為にも・・必ず、魔王・・貴様を打ち倒してみせる! ロイ:くっくっく・・それはそうと勇者殿!、ほかの仲間はどうした?パーティで来たとは聞いておったが、死んだか? 勇者:ふ、みんなは俺を行かせるために下で戦っているさ・・ ロイ:そうか・・・ならばじきに我らの援軍が向かうだろう、これは死ぬなぁww ロイ:しかし案ずるな、貴様は魔王様の忠実な犬である、このセバスチャンがあの世へおくってやろう!! 勇者:犬www 魔王エリス:・・まて、セバスチャンまず貴様はわらわの犬ではない!今日からは勇者!!貴様をわらわの犬としてやろう!! ロイ:ふぁ!?そんな! 勇者:犬だと?ふざけるな!・・誰がなるか! ロイ:私は犬になりたい・・! 勇者:行くぞ魔王!!Lv999カンスト勇者の力を見せてやろう!!ゴッドライジングソードォォォ!! 勇者: 勇者:ぐっ!!俺の・・最上級魔法剣が止められただと! 魔王エリス:これが貴様の全力かぁ?・・ぬるいのぅ!!(顔面をビンタ) 勇者:な、ビンタ?ビンタされただと 魔王エリス:ふははははははは(往復ビンタSE) 勇者:ぐあぁ・・・やばい!!コレは・・コレは・・なんかだんだん気持ちよくなって、ああぁぁん! 勇者:みんな、すまない・・俺に力を貸してくれぇ ロイの兼役、戦士:みんなの為に・・魔王を倒してくれ・・お前なら、勇者なら出来るはずだ 魔王エリスの兼役、賢者:貴方なら出来る・・平和な世界を作り出せるわ 勇者:N(次の瞬間、勇者の中で何かが切れる音がした・・) 勇者:勇者の体が金色のオーラに包まれる。おおおおおおおおおおおお、ドエムゥ~~~!! 勇者:Nオーラ音(ゴゴゴゴ・・・シュイン!シュイン!シュイン!シュイン!) ロイ:もしやアレは、伝説のドМ形態!すべての痛みを欲しがる!!特殊な形態!!! 勇者:ふしゅるるぅぅ・・欲しい・・欲しい・・痛み、魔王ぅぅ!! ロイ:ってオイ!!まてまてまて~い勇者!、魔王さまに責められて喜ぶのは私の特権だぞ!!!   ロイ:魔王様!!そやつは危険です!!私がそやつを倒します!! 006 魔王エリス:小声で(勇者かっこいい・・)くはははは・・セバスチャン・・控えろ・・・わらわは今!!勇者と楽しんでいるのだ!!シャドウバインド!! 勇者:N(魔王の手から影が伸びセバスチャンの体に絡みつく) ロイ:ぐあああ・・そんな・・魔王様~~!! 魔王エリス:さぁ勇者よこいつは耐えることが出来るか?・・レインアロー!!!! 魔王エリス:N(勇者の頭上より多数の光の矢が降り注ぎ勇者の体をハチの巣にする) 勇者:イ・・イタミ~~!!あひゃひゃひゃ・・いいぞ、いい感じだぁぁ!! ロイ:バカな!!バカな~~!!喜ぶ前に死ねよ・・致命傷だろう!? 勇者:セバスチャンよ貴様は一つ勘違いしているぞ!!今の私は痛みを・・喰らったダメージの数十分の一をレベルに変換しているのだ・・ 勇者:エクスリジェネ!勇者の体中から血が噴き出しているが、すぐに傷が塞ぎ何事も無かったように歩き出す。 ロイ:そんな・・そんなドМは・・邪道だ!!うおおおおおおおお ロイ:N(怒りに震えたセバスチャンはその怒りで自身を縛っていた影を振りほどく、その体は、金色のオーラに包まれていたぁ!) ロイ:これが私のドМ形態!!貴様のドМ形態はただ、レベルを吸収したいがだけの強欲!!邪道!!邪悪!!・・レベルは自力で上げるのが正道よ!! ロイ:Nオーラ音(ゴゴゴゴゴ・・シュイン!シュイン!シュイン!) 魔王エリス:セバスチャン・・なんてレベルじゃ・・この眼鏡型レベル測定器によると1万・・2万・・2万五千だと!!セバスチャンの勇者への怒りが彼を変えてしまったのか・・ 魔王エリス:ちなみに勇者のレベルは2千ぐらいじゃ、このままでは勇者は殺されてしまう ロイ:・・いくぞ、勇者! ロイ:N(瞬間、勇者へと急速に接近・・拳と蹴りの乱打で魔王城の壁を突き破り外へ飛び出してしまう)ハハハハ・・皮肉なものだな勇者・・これほどのレベルになると耐えられる武具も無い・・!!結局は素手!!素手が至高よ! 勇者:あひゃひゃ、うっかりイっちまいそうだったぜ、くははは、なんだアノ執事化け物ではないか!まさか、こんな荒野まで吹っ飛ばされるとは、しかし今の猛攻で大分レベルを上げさせてもらったわ 魔王エリス:おい!勇者よ・・ 勇者:うわっ・・いきなり背後に立つんじゃない、なんなんだ 魔王エリス:今の貴様ではわらわはおろか、セバスチャンに勝つ事は出来ん、だから今からわらわと特訓してもらうぞ 魔王エリス:(どらえ〇ん風に)精神と時の扉、ぽーたぶるぅ~♪ 勇者:うぉ・・何も無い所から巨大な扉が!? 魔王エリス:大丈夫じゃ、この中では5秒が1年の遅さで時間が経過するから、しっかりとレベルを上げてセバスチャンと対決することが出来るんじゃ~食料や生活に必要なものも一通り揃っておるからなその気になれば・・・はぁはぁ♪ 勇者:心配はそこじゃないんだが・・、なぁ・・なんで魔王はそこまでしてくれるんだ 魔王エリス:正確にはもう魔王ではない・・セバスチャンのレベルがわらわを大幅に超えてしまったから実質セバスチャンが魔王じゃわい・・わらわが魔王の座に戻るためにもおぬしにセバスチャンを倒してもらうほかないのじゃ 魔王エリス:小声で(・・実際には貴様をわらわの犬にする為じゃがな・・くはははは) 勇者:そういう事情か、とにかく今の時点でセバスチャンには勝てないのは分かった 勇者:鍛えてくれるというなら願ったり叶ったりだ、魔王、じゃないのか・・名前を教えてくれ、私はオルガ、勇者オルガだ 魔王エリス:エリスじゃ!!!そうと決まったら行こう!!今すぐ行くぞ!! 0:(間) 勇者:N(こうして勇者とエリスは精神と時の扉(愛の巣)へと入り修行を開始したのであった。・・・それから三年後・・) ロイ:なんなんだここは、・・何故か勇者と魔王様が手を繋いで、変な扉に入って行くところが見えたから自分も入ってみたが・・ ロイ:真っ白な空間に巨大な宮殿・・そこにいるんですか?魔王様・・・すぐに私が参りますぞ!! 0:(間) 魔王エリス:・・・・・ふふふ、今日も勇者とSとMのプレイと楽しめるとは最高じゃのう 魔王エリス:セバスチャンが魔王の座を奪ったときは本当に殺してやろうかと思ったものじゃが 魔王エリス:お陰でこんな最高の環境が出来上がってしもうたから奴には感謝の言葉しかないわい 魔王エリス:ぐふふふ、・・さぁ今日も勇者と特訓の為、訓練場へいくのじゃ 0:(間) 勇者:ま・・待たせたなエリス・・はぁはぁ 魔王エリス:・・ようやく来たな、勇者よ服を脱ぐが良い!! 007 勇者:わかった・・ 魔王エリス:さっそく今日の特訓を行うぞよ!ヨツンヴァインになるが良かろう 勇者:・・早く、痛みを! 魔王エリス:大分着け慣れてきたのじゃ・・では今日もお前に、お前の大好きな痛みをくれてやろう!! 魔王エリス:ポチっとな 勇者:枷から電流が!!おおおお!ぐはぁぁ!! 魔王エリス:あははは、どうじゃ勇者!気持ち良いか? 勇者:エリス・・どうか・・貴方の手で次の痛みを!! 魔王エリス:ふふふ、わらわ、みずから甚振ってほしいと?我儘な犬め! 勇者:早く!・・早くぅ!・・次の痛みを~~~ 魔王エリス:勇者・・貴様は犬じゃ・・わらわの犬・・ポチじゃ 勇者:は・・はい!エリス様ぁ!! 魔王エリス:は?・・なんで、犬が人間の言葉を喋っておる? 勇者:は・・申し訳・・わ・・わん・・わんわん!! 魔王エリス:良くできたのう!・・褒美じゃ!(蹴り) 勇者:ぐはぁぁ・・最高だわん 0:(二~三秒の間) 魔王エリス:(小声で)あぁ・・勇者オルガ!貴様をわらわ抜きでは生きられぬ体にしてやるわ・・ 魔王エリス:わらわの犬としてその生涯を此処で捧げるがよい・・ははははは!! 勇者:(N)その時!、訓練室のその最奥で、その様子を覗き見る、孤高の紳士の姿がそこにはあった! ロイ:はぁ、はぁ、勇者が犬に・・・魔王様・・なんで・・なんでぇ・・ 魔王エリス:あははは、勇者の!!うめき声!!たまらぬぞぉ!! 勇者:その時!勇者の中で何かが切れる音がした!!おおおおおおおおおおおぉ・・どえむううううううううううう!! 勇者:(オーラ音)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・シュイン、シュイン、シュイン、シュイン!!勇者の体を金色のオーラが包み込む!! 魔王エリス:ふはははは・・勇者よ、ようやくドМ形態となったか・・ここからが本当の修行じゃぞ。 勇者:はぁはぁ・・痛み・・もっと・・はぁぁぁぁぁん 魔王エリス:くっくっくお主にはセバスチャンを倒してもらわねばならんからのう 魔王エリス:しっ~かりと痛みをレベルに変えてヤツを倒せるほどに成長してもらわなければのう ロイ:え・・なに・・魔王様?・・魔王様は私を倒すためにコレをやっているのですか?・・・なんで?わからない・・ ロイ:私を倒そうとしている魔王様の真意がわからない!!・・・あああああああぁぁ!! 0:(二~三秒の間) 魔王エリス:さぁ次はこういうのはどうじゃ!!バトルウィップ!!(N)魔王の手のひらから無数の鞭が勇者へと襲い掛かる! 勇者:ぶぺぺぺぺぺ!!・・はぁ・・はぁ・・このうねうねした感じ!!最高です!! 魔王エリス:はははぁ・・そうであろう、そうであろう・・くくく・・最高じゃ勇者!!尊い!尊しぃぃ! ロイ:違う・・二人とも私をダシに遊んでるだけ?なんで? 勇者:あぁ・・もっと!もっとぉぉ!! 魔王エリス:良きっ良きぞおおおぉぉ!!勇者ぁぁ! ロイ:魔王様ぁ・・貴方は勇者に騙されているだけなのです・・おのれぇぇ・・おのれぇぇぇ・・勇者!!・・勇者ァァ!!・・ニクイィィ!! エリスの兼役、ナレーション:固有名セバスチャンの(えぬてぃーあーる)N・T・R、システムが解放しました 魔王エリス:さぁ次はこいつを試して ロイ:(かぶせ気味で)魔王様!・・目を覚ましてください!! 魔王エリス:な!・・貴様はセバスチャン!!何故ここにいるのじゃ? ロイ:貴方様の・・後をつけてきました 勇者:ちっ、一体いつから見ていた・・・まぁ、いつかはお前を倒さねばならなかったのだ・・ちょうど良い!ここでお前を消してやろう!!・・今、ここで!! 008 魔王エリス:セバスチャン・・ セバスチャン:魔王様・・ 魔王エリス:勇者よ・・やれ!! ロイ:魔王様ああああああああああああ!! 勇者:いくぞ!セバスチャン! セバスチャン:うおおおおぉぉ・・どえむうううう・・(オーラ音)ゴゴゴゴゴゴゴ・・シュイン!シュイン!シュイン!シュイン! 勇者:炎の精霊王フェニックスよ、我が紡ぐ命約の言葉にて現れ、その全てに裁きを与えん!!極大魔法!インフェルノ・ストーム!! ロイ:氷の精霊王シヴァよ、我が紡ぐ命約の言葉にて現れ、その全てに裁きを与えん!!極大魔法インフェルノ・ブリザード!! ロイ:な!!・・貴様も極大魔法を?!・・・うわあああああああああああ!!! 魔王エリス:(N)勇者の放った極大魔法がセバスチャンの魔法を飲み込み、吹き飛ばす 勇者:・・・貴様が来るまでどの位時間があったと思う・・魔法など全て習得済みよ!! 魔王エリス:今の勇者のレベルはこの眼鏡型レベル測定器 によると3万を超えておる、貴様に勝機はない、・・おとなしく死んでくれ ロイ:くそおお、・・・炎の精霊王フェニックスよ、我が紡ぐ命約の言葉にて現れ・・・ 0:(かぶせ気味に) 勇者:あひゃひゃひゃ!、遅い!!(N)・・瞬間、セバスチャンの背後に一瞬で移動・・魔法が発動する前に拳(こぶし)と蹴りの乱打をぶちかます!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!! ロイ:ああぁぁん・・最高ですぅぅ~・・違う!!ぐほぁ!(血を吐く) エリスの兼役、ナレーション:・・・・N・T・Rシステムにより魔法、スキルの使用制限を解除します・・・セバスチャンの全身のオーラは・・黄金から青へと変化していた。 ロイ:N・T・Rシステムだと・・なんでもいい・・やつを倒す魔法が・・スキルが欲しい・・俺に力を貸してくれぇ!! エリスの兼役、ナレーション:特殊魔法パルプンデ・・使用可能・・防御不可、追尾、当たった相手は社会的に死ぬ ロイ:ふ・・俺は・・この魔法に!!魂をかける!!うおおおおおおおおおおおおおおおお!!・・特殊魔法パルプンデ!!! 勇者:なに!!・・なんだこの魔法・・多重発動!!ミラーバリアフォース!!・・・ 勇者:セバスチャンから放たれた、正体不明の魔法を跳ね返すべく十体以上のミラーバリアフォースを展開、こいつは魔法の威力に関わらず必ず跳ね返す性質を持った最強の防御魔法だ、それを十体分設置!!どうだ・・セバスチャン!! エリスの兼役、ナレーション:しかし、放たれた攻撃魔法は防御魔法をいとも簡単に破壊・・・無情にも勇者に直撃しようとしていた ロイ:当たれぇぇぇ!! 魔王エリス:勇者・・だめぇぇぇぇ!!! ロイ:魔王様!!? 魔王エリス:私は勇者の前へ飛び出し・・両手を広げ・・そしてパルプンデに直撃した 勇者:エリス!! セバスチャン:魔王様!! 勇者:そんな・・エリスゥゥゥ!・・・セバスチャン!!!・・貴様ぁぁ! セバスチャン:魔王様・・なんでそいつの事を庇うんですか?・・そやつは勇者、あなたの命を奪おうとしていた者ですぞ・・・お前が・・お前がすべての元凶だぁぁぁ!! 魔王エリス:勇者・・オルガぁぁぁぁぁぁ・・ 勇者:エリス・・顔が・・エリスの顔がぁぁぁ エリスの兼役、ナレーション:しかし二人の呼びかけに答える事は出来なかった何故ならエリスは顔だけが犬になってしまったからだ エリス(元魔王):クゥーーーン・・・っはっはっはっは♪

ロイ:魔王のセバスチャン、ドМのド変態、フローラという妹がいる、 勇者:オルガ、魔王に一目惚れされる 魔王エリス:ロイに想われるがオルガに一目惚れ、ドS ロイの兼役、戦士:一言だけ 魔王エリスの兼役、賢者:一言だけ エリスの兼役、ナレーション:後半少しあります 0:ここから本編 0:~とある魔王城、魔王の間~ 魔王エリス:ふぁぁぁ・・・暇じゃのう~わらわが魔王になって随分と経ったが・・とうとう誰も挑んで来なくなってしまったわ 0:(魔王エリス手を叩きながら) 魔王エリス:(パン!パン!)・・おい!・・セバスチャン!セバスチャンはおらぬか!? ロイ:は!・・貴方様の犬はココに! 魔王エリス:は?・・・いつからお前はわらわの犬となったのだ?少し目にかけているからと言って調子に乗るなよゴミめが!! ロイ:申し訳ありません魔王様、私ごときゴミ屑が魔王様の犬を名乗るなど・・ 魔王エリス:図が高い!・・ヨツンヴァインになれ・・ ロイ:・・はっ!、ありがとうございます!! 魔王エリス:ふん・・汚らわしい(セバスチャンの背中を踏む) ロイ:あふぅ! 魔王エリス:それはそうと、貴様、知らぬか・・わらわと張り合える様な猛者(もさ)を? ロイ:はぁはぁ・・魔王様のレベルは限界突破の9999ですからね、張り合える人間なんてまず居ないでしょう、しかし!魔王といえば勇者!対極の存在!こやつならば必ずや、魔王様を満足させることが出来るのではないでしょうか? ロイ:あ、そういえば数時間前に魔王城への勇者パーティの侵入が報告されていたのでもうじき来るはずです! 0:(魔王、セバスチャンの胸倉を掴み無理やり起こし、ビンタする) 魔王エリス:おい・・バシーン!(顔面をビンタ) ロイ:はぅん、魔王様のビンタ!最高です! 魔王エリス:まったく、貴様は報連相(ほうれんそう)も出来んのか?その程度でわらわの犬を名乗ろうとはおこがましいにも程があるな。 ロイ:はぁはぁ、わたくしめにどうか・・どうか、ご慈悲を! 0:(魔王、ビンタしながら) 魔王エリス:はっ!!汚らしいゴミめが!これが!・・これが!・・これが欲しいのか! ロイ:あぁ・・あぁぁぁ・・・あああぁぁ・・!!ありがとうございます!!ありがとうございます! 魔王エリス:くく、くははは!貴様、こんなに叩かれて喜ぶとはどうしようもない本物のドМじゃわい ロイ:魔王さまぁ 勇者:・・ばーーん!!(扉を開ける音)魔王!!今日こそお前を倒す! 勇者:私は勇者・・今日こそ魔王、貴様を倒す!!! 魔王エリス:貴様が勇者か、ほほう・・なかなかのイケメンよ!! 勇者:・・貴様を倒すためにようやく此処まで辿り着いた、みんなの為にも・・必ず、魔王・・貴様を打ち倒してみせる! ロイ:くっくっく・・それはそうと勇者殿!、ほかの仲間はどうした?パーティで来たとは聞いておったが、死んだか? 勇者:ふ、みんなは俺を行かせるために下で戦っているさ・・ ロイ:そうか・・・ならばじきに我らの援軍が向かうだろう、これは死ぬなぁww ロイ:しかし案ずるな、貴様は魔王様の忠実な犬である、このセバスチャンがあの世へおくってやろう!! 勇者:犬www 魔王エリス:・・まて、セバスチャンまず貴様はわらわの犬ではない!今日からは勇者!!貴様をわらわの犬としてやろう!! ロイ:ふぁ!?そんな! 勇者:犬だと?ふざけるな!・・誰がなるか! ロイ:私は犬になりたい・・! 勇者:行くぞ魔王!!Lv999カンスト勇者の力を見せてやろう!!ゴッドライジングソードォォォ!! 勇者: 勇者:ぐっ!!俺の・・最上級魔法剣が止められただと! 魔王エリス:これが貴様の全力かぁ?・・ぬるいのぅ!!(顔面をビンタ) 勇者:な、ビンタ?ビンタされただと 魔王エリス:ふははははははは(往復ビンタSE) 勇者:ぐあぁ・・・やばい!!コレは・・コレは・・なんかだんだん気持ちよくなって、ああぁぁん! 勇者:みんな、すまない・・俺に力を貸してくれぇ ロイの兼役、戦士:みんなの為に・・魔王を倒してくれ・・お前なら、勇者なら出来るはずだ 魔王エリスの兼役、賢者:貴方なら出来る・・平和な世界を作り出せるわ 勇者:N(次の瞬間、勇者の中で何かが切れる音がした・・) 勇者:勇者の体が金色のオーラに包まれる。おおおおおおおおおおおお、ドエムゥ~~~!! 勇者:Nオーラ音(ゴゴゴゴ・・・シュイン!シュイン!シュイン!シュイン!) ロイ:もしやアレは、伝説のドМ形態!すべての痛みを欲しがる!!特殊な形態!!! 勇者:ふしゅるるぅぅ・・欲しい・・欲しい・・痛み、魔王ぅぅ!! ロイ:ってオイ!!まてまてまて~い勇者!、魔王さまに責められて喜ぶのは私の特権だぞ!!!   ロイ:魔王様!!そやつは危険です!!私がそやつを倒します!! 006 魔王エリス:小声で(勇者かっこいい・・)くはははは・・セバスチャン・・控えろ・・・わらわは今!!勇者と楽しんでいるのだ!!シャドウバインド!! 勇者:N(魔王の手から影が伸びセバスチャンの体に絡みつく) ロイ:ぐあああ・・そんな・・魔王様~~!! 魔王エリス:さぁ勇者よこいつは耐えることが出来るか?・・レインアロー!!!! 魔王エリス:N(勇者の頭上より多数の光の矢が降り注ぎ勇者の体をハチの巣にする) 勇者:イ・・イタミ~~!!あひゃひゃひゃ・・いいぞ、いい感じだぁぁ!! ロイ:バカな!!バカな~~!!喜ぶ前に死ねよ・・致命傷だろう!? 勇者:セバスチャンよ貴様は一つ勘違いしているぞ!!今の私は痛みを・・喰らったダメージの数十分の一をレベルに変換しているのだ・・ 勇者:エクスリジェネ!勇者の体中から血が噴き出しているが、すぐに傷が塞ぎ何事も無かったように歩き出す。 ロイ:そんな・・そんなドМは・・邪道だ!!うおおおおおおおお ロイ:N(怒りに震えたセバスチャンはその怒りで自身を縛っていた影を振りほどく、その体は、金色のオーラに包まれていたぁ!) ロイ:これが私のドМ形態!!貴様のドМ形態はただ、レベルを吸収したいがだけの強欲!!邪道!!邪悪!!・・レベルは自力で上げるのが正道よ!! ロイ:Nオーラ音(ゴゴゴゴゴ・・シュイン!シュイン!シュイン!) 魔王エリス:セバスチャン・・なんてレベルじゃ・・この眼鏡型レベル測定器によると1万・・2万・・2万五千だと!!セバスチャンの勇者への怒りが彼を変えてしまったのか・・ 魔王エリス:ちなみに勇者のレベルは2千ぐらいじゃ、このままでは勇者は殺されてしまう ロイ:・・いくぞ、勇者! ロイ:N(瞬間、勇者へと急速に接近・・拳と蹴りの乱打で魔王城の壁を突き破り外へ飛び出してしまう)ハハハハ・・皮肉なものだな勇者・・これほどのレベルになると耐えられる武具も無い・・!!結局は素手!!素手が至高よ! 勇者:あひゃひゃ、うっかりイっちまいそうだったぜ、くははは、なんだアノ執事化け物ではないか!まさか、こんな荒野まで吹っ飛ばされるとは、しかし今の猛攻で大分レベルを上げさせてもらったわ 魔王エリス:おい!勇者よ・・ 勇者:うわっ・・いきなり背後に立つんじゃない、なんなんだ 魔王エリス:今の貴様ではわらわはおろか、セバスチャンに勝つ事は出来ん、だから今からわらわと特訓してもらうぞ 魔王エリス:(どらえ〇ん風に)精神と時の扉、ぽーたぶるぅ~♪ 勇者:うぉ・・何も無い所から巨大な扉が!? 魔王エリス:大丈夫じゃ、この中では5秒が1年の遅さで時間が経過するから、しっかりとレベルを上げてセバスチャンと対決することが出来るんじゃ~食料や生活に必要なものも一通り揃っておるからなその気になれば・・・はぁはぁ♪ 勇者:心配はそこじゃないんだが・・、なぁ・・なんで魔王はそこまでしてくれるんだ 魔王エリス:正確にはもう魔王ではない・・セバスチャンのレベルがわらわを大幅に超えてしまったから実質セバスチャンが魔王じゃわい・・わらわが魔王の座に戻るためにもおぬしにセバスチャンを倒してもらうほかないのじゃ 魔王エリス:小声で(・・実際には貴様をわらわの犬にする為じゃがな・・くはははは) 勇者:そういう事情か、とにかく今の時点でセバスチャンには勝てないのは分かった 勇者:鍛えてくれるというなら願ったり叶ったりだ、魔王、じゃないのか・・名前を教えてくれ、私はオルガ、勇者オルガだ 魔王エリス:エリスじゃ!!!そうと決まったら行こう!!今すぐ行くぞ!! 0:(間) 勇者:N(こうして勇者とエリスは精神と時の扉(愛の巣)へと入り修行を開始したのであった。・・・それから三年後・・) ロイ:なんなんだここは、・・何故か勇者と魔王様が手を繋いで、変な扉に入って行くところが見えたから自分も入ってみたが・・ ロイ:真っ白な空間に巨大な宮殿・・そこにいるんですか?魔王様・・・すぐに私が参りますぞ!! 0:(間) 魔王エリス:・・・・・ふふふ、今日も勇者とSとMのプレイと楽しめるとは最高じゃのう 魔王エリス:セバスチャンが魔王の座を奪ったときは本当に殺してやろうかと思ったものじゃが 魔王エリス:お陰でこんな最高の環境が出来上がってしもうたから奴には感謝の言葉しかないわい 魔王エリス:ぐふふふ、・・さぁ今日も勇者と特訓の為、訓練場へいくのじゃ 0:(間) 勇者:ま・・待たせたなエリス・・はぁはぁ 魔王エリス:・・ようやく来たな、勇者よ服を脱ぐが良い!! 007 勇者:わかった・・ 魔王エリス:さっそく今日の特訓を行うぞよ!ヨツンヴァインになるが良かろう 勇者:・・早く、痛みを! 魔王エリス:大分着け慣れてきたのじゃ・・では今日もお前に、お前の大好きな痛みをくれてやろう!! 魔王エリス:ポチっとな 勇者:枷から電流が!!おおおお!ぐはぁぁ!! 魔王エリス:あははは、どうじゃ勇者!気持ち良いか? 勇者:エリス・・どうか・・貴方の手で次の痛みを!! 魔王エリス:ふふふ、わらわ、みずから甚振ってほしいと?我儘な犬め! 勇者:早く!・・早くぅ!・・次の痛みを~~~ 魔王エリス:勇者・・貴様は犬じゃ・・わらわの犬・・ポチじゃ 勇者:は・・はい!エリス様ぁ!! 魔王エリス:は?・・なんで、犬が人間の言葉を喋っておる? 勇者:は・・申し訳・・わ・・わん・・わんわん!! 魔王エリス:良くできたのう!・・褒美じゃ!(蹴り) 勇者:ぐはぁぁ・・最高だわん 0:(二~三秒の間) 魔王エリス:(小声で)あぁ・・勇者オルガ!貴様をわらわ抜きでは生きられぬ体にしてやるわ・・ 魔王エリス:わらわの犬としてその生涯を此処で捧げるがよい・・ははははは!! 勇者:(N)その時!、訓練室のその最奥で、その様子を覗き見る、孤高の紳士の姿がそこにはあった! ロイ:はぁ、はぁ、勇者が犬に・・・魔王様・・なんで・・なんでぇ・・ 魔王エリス:あははは、勇者の!!うめき声!!たまらぬぞぉ!! 勇者:その時!勇者の中で何かが切れる音がした!!おおおおおおおおおおおぉ・・どえむううううううううううう!! 勇者:(オーラ音)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・シュイン、シュイン、シュイン、シュイン!!勇者の体を金色のオーラが包み込む!! 魔王エリス:ふはははは・・勇者よ、ようやくドМ形態となったか・・ここからが本当の修行じゃぞ。 勇者:はぁはぁ・・痛み・・もっと・・はぁぁぁぁぁん 魔王エリス:くっくっくお主にはセバスチャンを倒してもらわねばならんからのう 魔王エリス:しっ~かりと痛みをレベルに変えてヤツを倒せるほどに成長してもらわなければのう ロイ:え・・なに・・魔王様?・・魔王様は私を倒すためにコレをやっているのですか?・・・なんで?わからない・・ ロイ:私を倒そうとしている魔王様の真意がわからない!!・・・あああああああぁぁ!! 0:(二~三秒の間) 魔王エリス:さぁ次はこういうのはどうじゃ!!バトルウィップ!!(N)魔王の手のひらから無数の鞭が勇者へと襲い掛かる! 勇者:ぶぺぺぺぺぺ!!・・はぁ・・はぁ・・このうねうねした感じ!!最高です!! 魔王エリス:はははぁ・・そうであろう、そうであろう・・くくく・・最高じゃ勇者!!尊い!尊しぃぃ! ロイ:違う・・二人とも私をダシに遊んでるだけ?なんで? 勇者:あぁ・・もっと!もっとぉぉ!! 魔王エリス:良きっ良きぞおおおぉぉ!!勇者ぁぁ! ロイ:魔王様ぁ・・貴方は勇者に騙されているだけなのです・・おのれぇぇ・・おのれぇぇぇ・・勇者!!・・勇者ァァ!!・・ニクイィィ!! エリスの兼役、ナレーション:固有名セバスチャンの(えぬてぃーあーる)N・T・R、システムが解放しました 魔王エリス:さぁ次はこいつを試して ロイ:(かぶせ気味で)魔王様!・・目を覚ましてください!! 魔王エリス:な!・・貴様はセバスチャン!!何故ここにいるのじゃ? ロイ:貴方様の・・後をつけてきました 勇者:ちっ、一体いつから見ていた・・・まぁ、いつかはお前を倒さねばならなかったのだ・・ちょうど良い!ここでお前を消してやろう!!・・今、ここで!! 008 魔王エリス:セバスチャン・・ セバスチャン:魔王様・・ 魔王エリス:勇者よ・・やれ!! ロイ:魔王様ああああああああああああ!! 勇者:いくぞ!セバスチャン! セバスチャン:うおおおおぉぉ・・どえむうううう・・(オーラ音)ゴゴゴゴゴゴゴ・・シュイン!シュイン!シュイン!シュイン! 勇者:炎の精霊王フェニックスよ、我が紡ぐ命約の言葉にて現れ、その全てに裁きを与えん!!極大魔法!インフェルノ・ストーム!! ロイ:氷の精霊王シヴァよ、我が紡ぐ命約の言葉にて現れ、その全てに裁きを与えん!!極大魔法インフェルノ・ブリザード!! ロイ:な!!・・貴様も極大魔法を?!・・・うわあああああああああああ!!! 魔王エリス:(N)勇者の放った極大魔法がセバスチャンの魔法を飲み込み、吹き飛ばす 勇者:・・・貴様が来るまでどの位時間があったと思う・・魔法など全て習得済みよ!! 魔王エリス:今の勇者のレベルはこの眼鏡型レベル測定器 によると3万を超えておる、貴様に勝機はない、・・おとなしく死んでくれ ロイ:くそおお、・・・炎の精霊王フェニックスよ、我が紡ぐ命約の言葉にて現れ・・・ 0:(かぶせ気味に) 勇者:あひゃひゃひゃ!、遅い!!(N)・・瞬間、セバスチャンの背後に一瞬で移動・・魔法が発動する前に拳(こぶし)と蹴りの乱打をぶちかます!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!! ロイ:ああぁぁん・・最高ですぅぅ~・・違う!!ぐほぁ!(血を吐く) エリスの兼役、ナレーション:・・・・N・T・Rシステムにより魔法、スキルの使用制限を解除します・・・セバスチャンの全身のオーラは・・黄金から青へと変化していた。 ロイ:N・T・Rシステムだと・・なんでもいい・・やつを倒す魔法が・・スキルが欲しい・・俺に力を貸してくれぇ!! エリスの兼役、ナレーション:特殊魔法パルプンデ・・使用可能・・防御不可、追尾、当たった相手は社会的に死ぬ ロイ:ふ・・俺は・・この魔法に!!魂をかける!!うおおおおおおおおおおおおおおおお!!・・特殊魔法パルプンデ!!! 勇者:なに!!・・なんだこの魔法・・多重発動!!ミラーバリアフォース!!・・・ 勇者:セバスチャンから放たれた、正体不明の魔法を跳ね返すべく十体以上のミラーバリアフォースを展開、こいつは魔法の威力に関わらず必ず跳ね返す性質を持った最強の防御魔法だ、それを十体分設置!!どうだ・・セバスチャン!! エリスの兼役、ナレーション:しかし、放たれた攻撃魔法は防御魔法をいとも簡単に破壊・・・無情にも勇者に直撃しようとしていた ロイ:当たれぇぇぇ!! 魔王エリス:勇者・・だめぇぇぇぇ!!! ロイ:魔王様!!? 魔王エリス:私は勇者の前へ飛び出し・・両手を広げ・・そしてパルプンデに直撃した 勇者:エリス!! セバスチャン:魔王様!! 勇者:そんな・・エリスゥゥゥ!・・・セバスチャン!!!・・貴様ぁぁ! セバスチャン:魔王様・・なんでそいつの事を庇うんですか?・・そやつは勇者、あなたの命を奪おうとしていた者ですぞ・・・お前が・・お前がすべての元凶だぁぁぁ!! 魔王エリス:勇者・・オルガぁぁぁぁぁぁ・・ 勇者:エリス・・顔が・・エリスの顔がぁぁぁ エリスの兼役、ナレーション:しかし二人の呼びかけに答える事は出来なかった何故ならエリスは顔だけが犬になってしまったからだ エリス(元魔王):クゥーーーン・・・っはっはっはっは♪