台本概要

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タイトル 櫻井さんちの大掃除
作者名 薙介  (@Gy_voicone)
ジャンル コメディ
演者人数 3人用台本(男3)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 三兄弟がわちゃわちゃしている。
タイトルコール一度だけ母親が出るので、兼役で済ませてください。

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ごぎょう 55 長男
すずしろ 54 次男
ほと 43 三男
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
: :櫻井さんちはいつも賑やか。 : ごぎょう:長男。よくわからないガチャガチャをやるタイプ。 すずしろ:次男。「で、集めてどうするの?」とは言うけど特に止めないタイプ。 ほと:三男。ダブりを貰って喜ぶし自分もやってみるタイプ。 母:母。タイトルコールのみ登場。兼役。 0: 0: : ほと:「櫻井さんちの大掃除!」 : ごぎょう:「うっそだろ『そち鶴』まだ連載してんじゃんうわいつのだよこれ」 ほと:「おかーん、二階の窓掃除終わ…ずぁっっ!!!」(荷物の入った段ボール箱に腿がヒット) ごぎょう:「うわ、ばっかでぇ」 ほと:「……………ぐ…(小声)」 ごぎょう:「まじか、そこまでか」 ほと:「………」 ごぎょう:「あー……」 ほと:「…………」 ごぎょう:「痛いの痛いの飛んでけー?」 ほと:「……どこに」 ごぎょう:「あん?」 ほと:「俺の!痛いのは!何処に飛んでくの!」 ごぎょう:「八つ当たりが過ぎるんだよなぁ」 すずしろ:「何、何か凄い音したけどどうしたの?」 ごぎょう:「あ、シロ」 すずしろ:「うん?」 ごぎょう:「の、膝」 ほと:「なんてこった」 すずしろ:「え、なに?」 ほと:「ごめんねシロ兄」 すずしろ:「なにが?」 ごぎょう:「コイツが下見て歩かんせいでシロが犠牲に」 ほと:「俺が上を向いて歩く向上心の塊だったせいでシロ兄が犠牲に」 ごぎょう:「やかましい」 すずしろ:「だから何が?」 ごぎょう:「これから暫く大変だろうけど元気出せよ」 ほと:「負けんなよ」 すずしろ:「いやだから何が???」 0:(間) すずしろ:「櫻井さんちの大掃除」 0:(間) すずしろ:「ほと君バケツ持ってる時はちゃんと下見なさい」 ほと:「うえーぃ」 ごぎょう:「なあ」 すずしろ:「あと母さんがお餅焼くけど何個って」 ほと:「あー、3つかなぁ」 ごぎょう:「なあってば」 すずしろ:「兄貴は?」 ごぎょう:「3つ。なあ何で俺今どつかれたの?」 すずしろ:「ごめん殴れば黙るかと思って」 ごぎょう:「いやヤクザじゃん。え、なんで俺だけ?ホトは?」 すずしろ:「ごめん見せしめは一人で十分かなって」 ごぎょう:「ヤクザじゃん」 ほと:「考え方がヤクザのそれじゃん」 すずしろ:「…………」 ごぎょう:「え、何々怖いんだけど。無言で肩に触るのやめて。顔が。真顔が怖い」 すずしろ:「よろしく」 ごぎょう:「何が?」 すずしろ:「ほと君の『痛いの』」 ごぎょう:「…………」 ほと:「…………」 ごぎょう:「ぐあぁ!!!肩があぁ!!!」 ほと:「ごっちゃああああああんんん!!!」 すずしろ:「じゃ、一通り遊んだら降りておいでねー」 ごぎょう:「放置!」 0:(間) ごぎょう:「……櫻井さんちの…大掃除……」 0:(間) すずしろ:「んんん……えー……イヤそもそも左右対称じゃないんだから曲げずに飾るの無理ゲーじゃない?これ」 ほと:「しめ縄?」 すずしろ:「ん?お飾りじゃなかった?ほと君車は?」 ほと:「終わった。屋根までガッツリ」 すずしろ:「中は?」 ほと:「神様フロントしか見ないと思う」 すずしろ:「神様多分ダストボックスまでしっかり見ると思うよ」 ほと:「ねえあの人何でいつもそんなに細かいの?」 すずしろ:「君神様と知り合いかなんかなの?」 ほと:「割と長い付き合いになる」 ごぎょう:「まじか」 すずしろ:「うわびっくりした」 ごぎょう:「ホト、神様に100万円くださいって言っといて」 すずしろ:「俺もお飾り曲がってても気にしないで下さいって伝えといて」 ごぎょう:「お飾り?」 すずしろ:「あれ?しめ縄だっけ?」 ほと:「あの人今忙しいからシメカザリの事とか『え?あー!いいよ!適当にね!やっちゃって!!』とか言うと思う」 ごぎょう:「混ざっちゃったじゃん」 すずしろ:「あ、いや合ってるかもしれない」 ごぎょう:「しめかざり?」 すずしろ:「しめかざり」 ごぎょう:「あったかあ?そんなの」 すずしろ:「いや正直自信はない」 ほと:「この時期絶対車の中まで確認してる時間とかないって神様。スルーだよスルー」 ごぎょう:「神様はスルーしてもかあちゃんはしねえからなぁ」 ほと:「あー……」 すずしろ:「あれ、そういえば肩の痛いのは?飽きたの?」 ごぎょう:「さっきかーちゃんに飛ばしてきた」 すずしろ:「親不孝の塊なの?」 ほと:「この忙しいのに遊んでんじゃないって怒られた?」 すずしろ:「そこまで自覚しての所業だったの?」 ごぎょう:「打ち返された」 ほと:「うん?」 ごぎょう:「内角高めの痛いのを場外までふっ飛ばされたから多分今頃裏の佐竹の爺ちゃんが腰いわしてると思う」 すずしろ:「わぁ」 ほと:「うちのおかん最強じゃん」 0:(間) 母:「櫻井さんちの大掃除」 0:(間) ごぎょう:「あーーーーぁ部屋に炬燵……最高」 すずしろ:「またダラダラしてる」 ごぎょう:「俺の大掃除は終了です。母さんは?」 すずしろ:「蕎麦とおせちの準備。ホト出たら兄貴も風呂入っちゃいなよ」 ほと:「なーなー!ちょ、見て!見てこれ今日の痛いののやつ!青タン!!」 ごぎょう:「見せに来んな(同時)」 すずしろ:「見せなくていいから(同時)」 ごぎょう:「てか青ってより黒くね?」 すずしろ:「絶対しみるやつじゃんそれ」 ほと:「そういやとーちゃんどっか行ったの?靴なかったんだけど」 すずしろ:「佐竹さんち。お爺ちゃん大掃除で腰痛めたらしくて見舞いと称して飲みに行った」 ごぎょう:「うわおかん」 ほと:「おかんじゃん」 すずしろ:「いやいや」 ごぎょう:「だって」 ほと:「飛ばしたもん」 すずしろ:「ないって」 ごぎょう:「いやいやいや」 ほと:「ねー?って、何?あっ!ちょっ待っイタタタタいったい!いたい!うっそじゃん!?え、押す?普通青タンのとこ親指で押す!?」 すずしろ:「ほら大丈夫。ほと君の痛いのはちゃんとここにあるよ」 ほと:「何もだいじょばないんですけど!?」 ごぎょう:「笑顔がヤクザのそれじゃん」 すずしろ:「兄貴入んないなら日付変わる前に俺入っちゃうよ」 ごぎょう:「え、俺も入るし」 すずしろ:「『も』?」 ほと:「俺も入る」 すずしろ:「ほらまたホトが真似するじゃんー」 ごぎょう:「お前はまず服を着ろ」 ほと:「湯冷めしてきた」 ごぎょう:「やめろやめろ俺の炬燵にパンイチで入るな」 すずしろ:「俺風呂入るからね?絶対乱入して来ないでよ?」 ごぎょう:「何でだよ作ろうぜ地獄絵図」 すずしろ:「何でだよはこっちの台詞ですけども」 ほと:「みんなで炬燵に入ればいいじゃん」 ごぎょう:「お前は服着ろ(同時)」 すずしろ:「君は服を着なさい(同時)」 0:(除夜の鐘) ほと:「あ」 ごぎょう:「お?」 すずしろ:「あー」 : ごぎょう:「あーあ、越したなぁ」 すずしろ:「もー…」 ほと:「あ!蕎麦食ってない!!おかーん!!俺の蕎麦はー!?」 すずしろ:「服着て行きなよ!」 ごぎょう:「……ふふ、なーんか」 すずしろ:「うん?」 ごぎょう:「今年も一年こんなもんなんだろうなぁ」 すずしろ:「ははっ、やんなっちゃうなあ」 : ほと:「なー!ふたりともお餅溶けるってー!」 ごぎょう:「おかんそれ年越しってか力蕎麦じゃね?」 すずしろ:「どうも毎年お雑煮とがっちゃんこするんだよなぁ」 0: 0: 0: ごぎょう:「櫻井さんちの大掃除」 : ほと:「本年も!来年も!!」 : ごぎょう:「よろしくお願い致します(同時)」 すずしろ:「よろしくお願い致します(同時)」 ほと:「よろしくお願い致します!(同時)」 : すずしろ:「揃わないんだよなぁ(同時)」 ごぎょう:「締まらん(同時)」 ほと:「(笑)(同時)」

: :櫻井さんちはいつも賑やか。 : ごぎょう:長男。よくわからないガチャガチャをやるタイプ。 すずしろ:次男。「で、集めてどうするの?」とは言うけど特に止めないタイプ。 ほと:三男。ダブりを貰って喜ぶし自分もやってみるタイプ。 母:母。タイトルコールのみ登場。兼役。 0: 0: : ほと:「櫻井さんちの大掃除!」 : ごぎょう:「うっそだろ『そち鶴』まだ連載してんじゃんうわいつのだよこれ」 ほと:「おかーん、二階の窓掃除終わ…ずぁっっ!!!」(荷物の入った段ボール箱に腿がヒット) ごぎょう:「うわ、ばっかでぇ」 ほと:「……………ぐ…(小声)」 ごぎょう:「まじか、そこまでか」 ほと:「………」 ごぎょう:「あー……」 ほと:「…………」 ごぎょう:「痛いの痛いの飛んでけー?」 ほと:「……どこに」 ごぎょう:「あん?」 ほと:「俺の!痛いのは!何処に飛んでくの!」 ごぎょう:「八つ当たりが過ぎるんだよなぁ」 すずしろ:「何、何か凄い音したけどどうしたの?」 ごぎょう:「あ、シロ」 すずしろ:「うん?」 ごぎょう:「の、膝」 ほと:「なんてこった」 すずしろ:「え、なに?」 ほと:「ごめんねシロ兄」 すずしろ:「なにが?」 ごぎょう:「コイツが下見て歩かんせいでシロが犠牲に」 ほと:「俺が上を向いて歩く向上心の塊だったせいでシロ兄が犠牲に」 ごぎょう:「やかましい」 すずしろ:「だから何が?」 ごぎょう:「これから暫く大変だろうけど元気出せよ」 ほと:「負けんなよ」 すずしろ:「いやだから何が???」 0:(間) すずしろ:「櫻井さんちの大掃除」 0:(間) すずしろ:「ほと君バケツ持ってる時はちゃんと下見なさい」 ほと:「うえーぃ」 ごぎょう:「なあ」 すずしろ:「あと母さんがお餅焼くけど何個って」 ほと:「あー、3つかなぁ」 ごぎょう:「なあってば」 すずしろ:「兄貴は?」 ごぎょう:「3つ。なあ何で俺今どつかれたの?」 すずしろ:「ごめん殴れば黙るかと思って」 ごぎょう:「いやヤクザじゃん。え、なんで俺だけ?ホトは?」 すずしろ:「ごめん見せしめは一人で十分かなって」 ごぎょう:「ヤクザじゃん」 ほと:「考え方がヤクザのそれじゃん」 すずしろ:「…………」 ごぎょう:「え、何々怖いんだけど。無言で肩に触るのやめて。顔が。真顔が怖い」 すずしろ:「よろしく」 ごぎょう:「何が?」 すずしろ:「ほと君の『痛いの』」 ごぎょう:「…………」 ほと:「…………」 ごぎょう:「ぐあぁ!!!肩があぁ!!!」 ほと:「ごっちゃああああああんんん!!!」 すずしろ:「じゃ、一通り遊んだら降りておいでねー」 ごぎょう:「放置!」 0:(間) ごぎょう:「……櫻井さんちの…大掃除……」 0:(間) すずしろ:「んんん……えー……イヤそもそも左右対称じゃないんだから曲げずに飾るの無理ゲーじゃない?これ」 ほと:「しめ縄?」 すずしろ:「ん?お飾りじゃなかった?ほと君車は?」 ほと:「終わった。屋根までガッツリ」 すずしろ:「中は?」 ほと:「神様フロントしか見ないと思う」 すずしろ:「神様多分ダストボックスまでしっかり見ると思うよ」 ほと:「ねえあの人何でいつもそんなに細かいの?」 すずしろ:「君神様と知り合いかなんかなの?」 ほと:「割と長い付き合いになる」 ごぎょう:「まじか」 すずしろ:「うわびっくりした」 ごぎょう:「ホト、神様に100万円くださいって言っといて」 すずしろ:「俺もお飾り曲がってても気にしないで下さいって伝えといて」 ごぎょう:「お飾り?」 すずしろ:「あれ?しめ縄だっけ?」 ほと:「あの人今忙しいからシメカザリの事とか『え?あー!いいよ!適当にね!やっちゃって!!』とか言うと思う」 ごぎょう:「混ざっちゃったじゃん」 すずしろ:「あ、いや合ってるかもしれない」 ごぎょう:「しめかざり?」 すずしろ:「しめかざり」 ごぎょう:「あったかあ?そんなの」 すずしろ:「いや正直自信はない」 ほと:「この時期絶対車の中まで確認してる時間とかないって神様。スルーだよスルー」 ごぎょう:「神様はスルーしてもかあちゃんはしねえからなぁ」 ほと:「あー……」 すずしろ:「あれ、そういえば肩の痛いのは?飽きたの?」 ごぎょう:「さっきかーちゃんに飛ばしてきた」 すずしろ:「親不孝の塊なの?」 ほと:「この忙しいのに遊んでんじゃないって怒られた?」 すずしろ:「そこまで自覚しての所業だったの?」 ごぎょう:「打ち返された」 ほと:「うん?」 ごぎょう:「内角高めの痛いのを場外までふっ飛ばされたから多分今頃裏の佐竹の爺ちゃんが腰いわしてると思う」 すずしろ:「わぁ」 ほと:「うちのおかん最強じゃん」 0:(間) 母:「櫻井さんちの大掃除」 0:(間) ごぎょう:「あーーーーぁ部屋に炬燵……最高」 すずしろ:「またダラダラしてる」 ごぎょう:「俺の大掃除は終了です。母さんは?」 すずしろ:「蕎麦とおせちの準備。ホト出たら兄貴も風呂入っちゃいなよ」 ほと:「なーなー!ちょ、見て!見てこれ今日の痛いののやつ!青タン!!」 ごぎょう:「見せに来んな(同時)」 すずしろ:「見せなくていいから(同時)」 ごぎょう:「てか青ってより黒くね?」 すずしろ:「絶対しみるやつじゃんそれ」 ほと:「そういやとーちゃんどっか行ったの?靴なかったんだけど」 すずしろ:「佐竹さんち。お爺ちゃん大掃除で腰痛めたらしくて見舞いと称して飲みに行った」 ごぎょう:「うわおかん」 ほと:「おかんじゃん」 すずしろ:「いやいや」 ごぎょう:「だって」 ほと:「飛ばしたもん」 すずしろ:「ないって」 ごぎょう:「いやいやいや」 ほと:「ねー?って、何?あっ!ちょっ待っイタタタタいったい!いたい!うっそじゃん!?え、押す?普通青タンのとこ親指で押す!?」 すずしろ:「ほら大丈夫。ほと君の痛いのはちゃんとここにあるよ」 ほと:「何もだいじょばないんですけど!?」 ごぎょう:「笑顔がヤクザのそれじゃん」 すずしろ:「兄貴入んないなら日付変わる前に俺入っちゃうよ」 ごぎょう:「え、俺も入るし」 すずしろ:「『も』?」 ほと:「俺も入る」 すずしろ:「ほらまたホトが真似するじゃんー」 ごぎょう:「お前はまず服を着ろ」 ほと:「湯冷めしてきた」 ごぎょう:「やめろやめろ俺の炬燵にパンイチで入るな」 すずしろ:「俺風呂入るからね?絶対乱入して来ないでよ?」 ごぎょう:「何でだよ作ろうぜ地獄絵図」 すずしろ:「何でだよはこっちの台詞ですけども」 ほと:「みんなで炬燵に入ればいいじゃん」 ごぎょう:「お前は服着ろ(同時)」 すずしろ:「君は服を着なさい(同時)」 0:(除夜の鐘) ほと:「あ」 ごぎょう:「お?」 すずしろ:「あー」 : ごぎょう:「あーあ、越したなぁ」 すずしろ:「もー…」 ほと:「あ!蕎麦食ってない!!おかーん!!俺の蕎麦はー!?」 すずしろ:「服着て行きなよ!」 ごぎょう:「……ふふ、なーんか」 すずしろ:「うん?」 ごぎょう:「今年も一年こんなもんなんだろうなぁ」 すずしろ:「ははっ、やんなっちゃうなあ」 : ほと:「なー!ふたりともお餅溶けるってー!」 ごぎょう:「おかんそれ年越しってか力蕎麦じゃね?」 すずしろ:「どうも毎年お雑煮とがっちゃんこするんだよなぁ」 0: 0: 0: ごぎょう:「櫻井さんちの大掃除」 : ほと:「本年も!来年も!!」 : ごぎょう:「よろしくお願い致します(同時)」 すずしろ:「よろしくお願い致します(同時)」 ほと:「よろしくお願い致します!(同時)」 : すずしろ:「揃わないんだよなぁ(同時)」 ごぎょう:「締まらん(同時)」 ほと:「(笑)(同時)」