台本概要
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タイトル | ショートコント「社長に気に入られたい」 |
---|---|
作者名 | 読川詩朗 |
ジャンル | コメディ |
演者人数 | 2人用台本(不問2) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
BooneBooneBoone!
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キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
社長 | 不問 | 52 | |
木原 | 不問 | 56 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
木原:社長、失礼します
社長:やぁ木原君。ごめんね急に呼び出して
木原:あ、いえ。社長のお呼びだしとあらばすぐに来ますよ
社長:そうかそうか。いや、実はね近々我が社でビックプロジェクトが立ち上がるだろ?
木原:確か、全国チェーンで展開するお弁当屋さんですよね
社長:そうだそうだ。それでね、やはりお弁当屋さんって一番のウリを前面に押し出さないとだめだろ?
木原:あー確かにそうですね。ウリがないとその店の質が問われますもんね
社長:質は問われないだろぉー?
木原:質は問われないですよね
社長:とりあえず気になったの三つ用意したんだ。一緒に選んでもらえたら嬉しいな
木原:あ、私でよろしいんでしょうか?
社長:あぁ。君と一緒にこの会社を立ち上げたんだ。いい案は二人で決めていこうじゃないか!
木原:ありがとうございます!
社長:まず一つ目はこの、唐揚げ弁当なんだがどうだ?
木原:あ!いいチョイスですね!やっぱりお弁当屋さんの定番メニューと言えば唐揚げですもんね!
社長:そうだろ?それで次は煮魚弁当!これは新しいだろ?
木原:新しいですねー!今までね、焼き魚は見てきましたが煮魚ってジャンルは新しいですもんね!
社長:そうだろ?最後はこの幕の内弁当だ!
木原:出ましたね!幕の内!これはやっぱりザ!お弁当!って感じですからね!
社長:そうだろー?この三つで悩んでいるんだがどれがいいと思う?
木原:そうですねぇ、ちなみに社長はどれで悩まれてますか?
社長:僕はね、やっぱり最初の唐揚げ弁当がいいかなぁって思っててね
木原:いいですよね、やっぱり唐揚げってなると若い人たちがこぞって買いに来ますからね!
社長:だけど若い人しか来ないもんな
木原:若い人しか来ないですよね。確かに高齢者は脂っこいのとか大変ですもんね
社長:でも高齢者でも一個二個は普通に食べれるけどね
木原:食べれちゃいますよね!そうですよね!私のおじいちゃんも唐揚げ一個二個普通に食べますからね
社長:でも脂っこくしてしまうとなかなかね
木原:なかなかね!確かに!なかなかねー。じゃあ煮魚はどうでしょう?
社長:煮魚はね、これも結構いい感じに仕上げてみたんだ。
木原:確かに見てみるとバランスがいいですね。煮魚とひじきとか健康的なものが入ってますもんね
社長:そうなんだよ。結構おいしそうだろ?
木原:はい!めちゃくちゃおいしそうですね!
社長:煮魚が一番かな!
木原:煮魚が一番かもしれないですね!バランスがとてもいいですもんね!
社長:でも年寄り臭いか!
木原:年寄り臭いかもですね!
社長:魚とかひじきって若者なかなか食べないもんね!
木原:かもしれないですね!若者の層を狙うなら煮魚は絶対ないですね!
社長:絶対?
木原:絶対?
社長:今、君絶対ないって言った?
木原:え?私、今絶対ないって言ってました?
社長:あれ?言ってなかった?
木原:いや、ちょっと言ってないかもしれないですね。社長が決めた三つのお弁当ですから絶対ないなんてありえませんよ
社長:ま、絶対ないか!
木原:絶対ないですね!
社長:まぁでも煮魚・・ありかもしれないなぁ
木原:ありかもですね。一周回って逆にありかもしれないです!
社長:だよね。
木原:さすが社長ですね。悩ましい三つを選びましたね。じゃあ幕の内弁当はどうでしょう
社長:幕の内弁当はありきたりだから無しだな
木原:無しですよね!わかります!王道すぎますもんね!
社長:だよな!やっぱり王道過ぎるのはダメだな!幕の内は無しだ。無し
木原:わかりました!幕の内は無しで!となりますと唐揚げか煮魚になりますね
社長:だなぁ。ちなみに君はどっちが一番いいと思う?
木原:え?
社長:木原君はどれが一番いいか教えてもらえないか?
木原:え、あ、そうですね。やっぱ唐揚げもいいかなって思いますが煮魚も捨てがたいんですよねー
社長:やっぱりなかなか選びにくいよなぁ
木原:そうですねぇ、さすが社長!うまい具合に選んできますね!
社長:例えばだけどね、仕事でへとへとになった時、目の前に二つ置いてあったらどっち取る?
木原:そうですねぇ、ちなみに社長はどっちでしょう?
社長:うーん唐揚げかなぁ?
木原:あ、社長もそう思います?
社長:君もそう思うかい?
木原:そうですね。やっぱり私も疲れて帰ってきたら唐揚げを取りますね
社長:あ、でも疲れて帰ってきてるなら煮魚かもしれないな
木原:ですよね!やっぱり疲れた時に油物はなかなかね!
社長:いや、でもずっしり重たいのもありかもしれないな
木原:確かによくよく考えたらありかもしれないですね!
社長:でも疲れて帰ってきたら何もいらないか!
木原:逆にね!逆にいらないですね!そうですね!そう考えたらテーマが違うかもですね!
社長:お昼ご飯を食べようってなったら君はどっち取るよ
木原:昼ごはんですか?そうですねぇ、やっぱりその何といいますか、その日の気分があるといいますかね
社長:じゃあ気分がいい日はどうする?
木原:気分がいい日ですか。そうですねーんー、唐揚げもいいですし煮魚も捨てがたいですよね。社長はちなみに?
社長:僕は唐揚げだね!
木原:ですよね!気分がいいと唐揚げ食べたくなりますもんね!
社長:でもあとあと胃もたれしてしまったら気分がいいのが台無しになるよな
木原:ですよね。その瞬間のハッピーはあとあと大変ですからね!じゃあ魚もありですね
社長:でも魚は小骨ささると嫌になるわな
木原:確かに!盲点でしたね!小骨が刺さると一番大変ですもんね!
社長:じゃあ結局違うお弁当にするかもしれないな!
木原:ですよね!気分がいい日は必ずしもその二択じゃないですからね!
社長:いや、ちょっと待ってよ・・
木原:はい
社長:ここにきて逆に幕の内がありな気がしてきたぞ
木原:あ、そうですよね!逆にここで幕の内がいいかもしれないですよね
社長:やっぱないか!
木原:やっぱないですね!
社長:でも幕の内は唐揚げも焼き魚もあるからいいなぁ
木原:ですよね。両立してますしバランスもありますもんね
社長:よしじゃあ決めた!
木原:お!どれにされますか?
社長:あ、いや・・でもな・・・
木原:慎重に考えましょう
社長:うん。やっぱりそうだな。これでいこう
木原:お?
社長:君もやっぱりあれが一番だと思うだろ?
木原:え、あ、は、はい!そうですねあれが一番です!
社長:そうだそうだ。あれが一番だ。ちょっと今から会議があるから木原君、印刷会社にあれを一番ウリってことを伝えておいてくれ
木原:え?しゃ、社長?
社長:それじゃ頼むね。じゃ、会議に行ってくるよ
木原:え、あ、え・・?
木原:あ、もしもし。はい。いつもお世話になっております木原です。はい。
木原:先日お伝えしたお弁当屋のポップの件ですが、えっと、唐揚げ弁当、煮魚弁当、幕の内弁当どれも一部ずつメインにして我が社に送っといて。はい。お願いします
木原:ふぅ。いい仕事したぁー!
0:終わり
木原:社長、失礼します
社長:やぁ木原君。ごめんね急に呼び出して
木原:あ、いえ。社長のお呼びだしとあらばすぐに来ますよ
社長:そうかそうか。いや、実はね近々我が社でビックプロジェクトが立ち上がるだろ?
木原:確か、全国チェーンで展開するお弁当屋さんですよね
社長:そうだそうだ。それでね、やはりお弁当屋さんって一番のウリを前面に押し出さないとだめだろ?
木原:あー確かにそうですね。ウリがないとその店の質が問われますもんね
社長:質は問われないだろぉー?
木原:質は問われないですよね
社長:とりあえず気になったの三つ用意したんだ。一緒に選んでもらえたら嬉しいな
木原:あ、私でよろしいんでしょうか?
社長:あぁ。君と一緒にこの会社を立ち上げたんだ。いい案は二人で決めていこうじゃないか!
木原:ありがとうございます!
社長:まず一つ目はこの、唐揚げ弁当なんだがどうだ?
木原:あ!いいチョイスですね!やっぱりお弁当屋さんの定番メニューと言えば唐揚げですもんね!
社長:そうだろ?それで次は煮魚弁当!これは新しいだろ?
木原:新しいですねー!今までね、焼き魚は見てきましたが煮魚ってジャンルは新しいですもんね!
社長:そうだろ?最後はこの幕の内弁当だ!
木原:出ましたね!幕の内!これはやっぱりザ!お弁当!って感じですからね!
社長:そうだろー?この三つで悩んでいるんだがどれがいいと思う?
木原:そうですねぇ、ちなみに社長はどれで悩まれてますか?
社長:僕はね、やっぱり最初の唐揚げ弁当がいいかなぁって思っててね
木原:いいですよね、やっぱり唐揚げってなると若い人たちがこぞって買いに来ますからね!
社長:だけど若い人しか来ないもんな
木原:若い人しか来ないですよね。確かに高齢者は脂っこいのとか大変ですもんね
社長:でも高齢者でも一個二個は普通に食べれるけどね
木原:食べれちゃいますよね!そうですよね!私のおじいちゃんも唐揚げ一個二個普通に食べますからね
社長:でも脂っこくしてしまうとなかなかね
木原:なかなかね!確かに!なかなかねー。じゃあ煮魚はどうでしょう?
社長:煮魚はね、これも結構いい感じに仕上げてみたんだ。
木原:確かに見てみるとバランスがいいですね。煮魚とひじきとか健康的なものが入ってますもんね
社長:そうなんだよ。結構おいしそうだろ?
木原:はい!めちゃくちゃおいしそうですね!
社長:煮魚が一番かな!
木原:煮魚が一番かもしれないですね!バランスがとてもいいですもんね!
社長:でも年寄り臭いか!
木原:年寄り臭いかもですね!
社長:魚とかひじきって若者なかなか食べないもんね!
木原:かもしれないですね!若者の層を狙うなら煮魚は絶対ないですね!
社長:絶対?
木原:絶対?
社長:今、君絶対ないって言った?
木原:え?私、今絶対ないって言ってました?
社長:あれ?言ってなかった?
木原:いや、ちょっと言ってないかもしれないですね。社長が決めた三つのお弁当ですから絶対ないなんてありえませんよ
社長:ま、絶対ないか!
木原:絶対ないですね!
社長:まぁでも煮魚・・ありかもしれないなぁ
木原:ありかもですね。一周回って逆にありかもしれないです!
社長:だよね。
木原:さすが社長ですね。悩ましい三つを選びましたね。じゃあ幕の内弁当はどうでしょう
社長:幕の内弁当はありきたりだから無しだな
木原:無しですよね!わかります!王道すぎますもんね!
社長:だよな!やっぱり王道過ぎるのはダメだな!幕の内は無しだ。無し
木原:わかりました!幕の内は無しで!となりますと唐揚げか煮魚になりますね
社長:だなぁ。ちなみに君はどっちが一番いいと思う?
木原:え?
社長:木原君はどれが一番いいか教えてもらえないか?
木原:え、あ、そうですね。やっぱ唐揚げもいいかなって思いますが煮魚も捨てがたいんですよねー
社長:やっぱりなかなか選びにくいよなぁ
木原:そうですねぇ、さすが社長!うまい具合に選んできますね!
社長:例えばだけどね、仕事でへとへとになった時、目の前に二つ置いてあったらどっち取る?
木原:そうですねぇ、ちなみに社長はどっちでしょう?
社長:うーん唐揚げかなぁ?
木原:あ、社長もそう思います?
社長:君もそう思うかい?
木原:そうですね。やっぱり私も疲れて帰ってきたら唐揚げを取りますね
社長:あ、でも疲れて帰ってきてるなら煮魚かもしれないな
木原:ですよね!やっぱり疲れた時に油物はなかなかね!
社長:いや、でもずっしり重たいのもありかもしれないな
木原:確かによくよく考えたらありかもしれないですね!
社長:でも疲れて帰ってきたら何もいらないか!
木原:逆にね!逆にいらないですね!そうですね!そう考えたらテーマが違うかもですね!
社長:お昼ご飯を食べようってなったら君はどっち取るよ
木原:昼ごはんですか?そうですねぇ、やっぱりその何といいますか、その日の気分があるといいますかね
社長:じゃあ気分がいい日はどうする?
木原:気分がいい日ですか。そうですねーんー、唐揚げもいいですし煮魚も捨てがたいですよね。社長はちなみに?
社長:僕は唐揚げだね!
木原:ですよね!気分がいいと唐揚げ食べたくなりますもんね!
社長:でもあとあと胃もたれしてしまったら気分がいいのが台無しになるよな
木原:ですよね。その瞬間のハッピーはあとあと大変ですからね!じゃあ魚もありですね
社長:でも魚は小骨ささると嫌になるわな
木原:確かに!盲点でしたね!小骨が刺さると一番大変ですもんね!
社長:じゃあ結局違うお弁当にするかもしれないな!
木原:ですよね!気分がいい日は必ずしもその二択じゃないですからね!
社長:いや、ちょっと待ってよ・・
木原:はい
社長:ここにきて逆に幕の内がありな気がしてきたぞ
木原:あ、そうですよね!逆にここで幕の内がいいかもしれないですよね
社長:やっぱないか!
木原:やっぱないですね!
社長:でも幕の内は唐揚げも焼き魚もあるからいいなぁ
木原:ですよね。両立してますしバランスもありますもんね
社長:よしじゃあ決めた!
木原:お!どれにされますか?
社長:あ、いや・・でもな・・・
木原:慎重に考えましょう
社長:うん。やっぱりそうだな。これでいこう
木原:お?
社長:君もやっぱりあれが一番だと思うだろ?
木原:え、あ、は、はい!そうですねあれが一番です!
社長:そうだそうだ。あれが一番だ。ちょっと今から会議があるから木原君、印刷会社にあれを一番ウリってことを伝えておいてくれ
木原:え?しゃ、社長?
社長:それじゃ頼むね。じゃ、会議に行ってくるよ
木原:え、あ、え・・?
木原:あ、もしもし。はい。いつもお世話になっております木原です。はい。
木原:先日お伝えしたお弁当屋のポップの件ですが、えっと、唐揚げ弁当、煮魚弁当、幕の内弁当どれも一部ずつメインにして我が社に送っといて。はい。お願いします
木原:ふぅ。いい仕事したぁー!
0:終わり