台本概要
49 views
タイトル | 第十話 ナマケモノの木 ~やまぶきいろシリーズより~ |
---|---|
作者名 | 桜美さくら (@Omi_Sakura1007) |
ジャンル | 童話 |
演者人数 | 1人用台本(不問1) |
時間 | 10 分 |
台本使用規定 | 非商用利用時は連絡不要 |
説明 |
絵のない絵本 やまぶきいろシリーズ 第十話 ナマケモノの木 やまぶきいろの大きな木で スヤスヤ寝ているナマケモノ達 うさぎちゃんはずっと寝ている ナマケモノ達が気になっていました ※性別不問・年齢設定演者と同期 49 views |
キャラ説明
名前 | 性別 | 台詞数 | 説明 |
---|---|---|---|
語り手 | 不問 | 14 | やまぶきいろの世界を語る者 |
※役をクリックするとセリフに色が付きます。
台本本編
語り手:はーい。ここに集まって。
語り手:今から「なまけものの木」って絵本を読むよ。
語り手:静かに聞いてね。分かったかな。
0:(絵本を開く)
語り手:『なまけものの木』
語り手:ふかいふかい山の奥に
語り手:動物たちがゆかいに暮らす
語り手:小さな村がありました
語り手:村の名前は「やまぶきいろ」
語り手:今日は何が起こるのでしょうか
語り手:一緒にのぞいてみましょう・・・
0:(ページをめくる)
語り手:やまぶきいろでニワトリさんが
語り手:朝の挨拶を皆にしています
語り手:やまぶきいろの動物達は
語り手:お布団から出て
語り手:朝ごはんの準備をします
語り手:しかし
語り手:やまぶきいろの東にある
語り手:大きな木の枝には
語り手:まだ夢の中であそんでいる
語り手:なまけもの君がねています
ナマケモノ君:「ぐぅぐぅ・・・ぐぅぐぅ・・・」
0:(ページをめくる)
語り手:なまけもの君がねている木は
語り手:やまぶきいろの中で
語り手:『なまけものの木』と言われ
語り手:村のみんなが知っています
語り手:なまけものの木は
語り手:なまけものの家族が
語り手:皆で過ごしています
語り手:しかし・・・
語り手:なまけものの家族は
語り手:皆まだ夢の中にいます
0:(ページをめくる)
語り手:お昼を少しすぎたころ
語り手:なまけものの木は
語り手:どうなっているでしょうか
ナマケモノ君:「ぐぅぐぅ・・・ぐぅぐぅ・・・」
語り手:おやおや・・・
語り手:ナマケモノ君は
語り手:まだ夢の中で遊んでいるようですね
語り手:なまけものの木の下で
語り手:じっとナマケモノ達を
語り手:見上げているのがうさぎちゃんです
語り手:うさぎちゃんは気になっていました
語り手:どうしてナマケモノ達は
語り手:ずっと寝ているのだろうか・・・
0:(ページをめくる)
語り手:うさぎちゃんはいつも
語り手:ぴょんぴょんぴょんぴょん
語り手:忙しく動き回っています
語り手:なので、なまけものたちが
語り手:じっとしていることが
語り手:フシギでなりません
語り手:困ったかおのうさぎちゃんに
語り手:ふくろうのおじさんが話しかけました
0:(ページをめくる)
ふくろうのおじさん:「うさぎちゃんはナマケモノ達が気になるのかい?」
語り手:ふくろうのおじさんが
語り手:うさぎちゃんに聞きました
語り手:うさぎちゃんはコクコクと
語り手:首を動かしふくろうのおじさんの
語り手:お話を聞きたそうにしています
ふくろうのおじさん:「そうだね。
ふくろうのおじさん:うさぎちゃんのようにいつも元気よく
ふくろうのおじさん:動き回っている動物たちにはフシギに見えるだろうね。
ふくろうのおじさん:だがねナマケモノ達は決して
ふくろうのおじさん:なまけている訳じゃないんだよ。」
語り手:うさぎちゃんはフシギな顔をして
語り手:ふくろうのおじさんの
語り手:お話を聞いています
0:(ページをめくる)
ふくろうのおじさん:「うさぎちゃんが元気に走ったり、はねたり
ふくろうのおじさん:お友達と遊んだりするだろ?
ふくろうのおじさん:ナマケモノ達にとってそれが寝ることなんだよ。
ふくろうのおじさん:この『やまぶきいろ』にはね。
ふくろうのおじさん:沢山、沢山の動物達がいるだろ。
語り手:うさぎちゃんは真剣に
語り手:お話を聞いています
ふくろうのおじさん:「その中に寝る事が大切な動物もいる
ふくろうのおじさん:もちろん走る事が大切な動物もいれば
ふくろうのおじさん:隠れる事が大切な動物もいる。
ふくろうのおじさん:うさぎちゃんは、これから沢山の
ふくろうのおじさん:動物達に会うと思うけど
ふくろうのおじさん:自分と違う所に気付いて
ふくろうのおじさん:フシギだと思ったら聞いてみると良いね。
ふくろうのおじさん:今、ナマケモノ達は寝ていて聞けないから
ふくろうのおじさん:代わりにおじさんが教えてあげたんだよ。
ふくろうのおじさん:あとは、そうだな・・・
ふくろうのおじさん:フシギだって思う気持ちを大事にしなさい。」
0:(ページをめくる)
語り手:うさぎちゃんは
語り手:ふくろうのおじさんの言ったことが
語り手:あたまから離れませんでした
語り手:うさぎちゃんはお家に帰って
語り手:お父さんにふくろうのおじさんから
語り手:聞いたことを伝えました
ナマケモノ君:「ふわぁぁ。よく寝たなぁ(※ゆっくりしゃべる)」
語り手:夕方近くになって
語り手:ナマケモノ君が起きました
語り手:ナマケモノ君の一日が
語り手:今はじまりましたね
0:(ページをめくる)
語り手:ふかいふかい山の奥に
語り手:動物たちがゆかいに暮らす
語り手:小さな村がありました
語り手:村の名前は『やまぶきいろ』
語り手:いろいろな動物がおもいおもいに
語り手:生活しています
語り手:明日もどんな動物さんのお話が
語り手:聞けるのでしょうね
語り手:また遊びに来てください
0:(絵本を閉じる)
語り手:はい、今日のお話はここまで
語り手:「なまけものの木」でした。
語り手:さいごまで聞いてくれて
語り手:ありがとう。
0:
0:
0:(おしまい)
語り手:はーい。ここに集まって。
語り手:今から「なまけものの木」って絵本を読むよ。
語り手:静かに聞いてね。分かったかな。
0:(絵本を開く)
語り手:『なまけものの木』
語り手:ふかいふかい山の奥に
語り手:動物たちがゆかいに暮らす
語り手:小さな村がありました
語り手:村の名前は「やまぶきいろ」
語り手:今日は何が起こるのでしょうか
語り手:一緒にのぞいてみましょう・・・
0:(ページをめくる)
語り手:やまぶきいろでニワトリさんが
語り手:朝の挨拶を皆にしています
語り手:やまぶきいろの動物達は
語り手:お布団から出て
語り手:朝ごはんの準備をします
語り手:しかし
語り手:やまぶきいろの東にある
語り手:大きな木の枝には
語り手:まだ夢の中であそんでいる
語り手:なまけもの君がねています
ナマケモノ君:「ぐぅぐぅ・・・ぐぅぐぅ・・・」
0:(ページをめくる)
語り手:なまけもの君がねている木は
語り手:やまぶきいろの中で
語り手:『なまけものの木』と言われ
語り手:村のみんなが知っています
語り手:なまけものの木は
語り手:なまけものの家族が
語り手:皆で過ごしています
語り手:しかし・・・
語り手:なまけものの家族は
語り手:皆まだ夢の中にいます
0:(ページをめくる)
語り手:お昼を少しすぎたころ
語り手:なまけものの木は
語り手:どうなっているでしょうか
ナマケモノ君:「ぐぅぐぅ・・・ぐぅぐぅ・・・」
語り手:おやおや・・・
語り手:ナマケモノ君は
語り手:まだ夢の中で遊んでいるようですね
語り手:なまけものの木の下で
語り手:じっとナマケモノ達を
語り手:見上げているのがうさぎちゃんです
語り手:うさぎちゃんは気になっていました
語り手:どうしてナマケモノ達は
語り手:ずっと寝ているのだろうか・・・
0:(ページをめくる)
語り手:うさぎちゃんはいつも
語り手:ぴょんぴょんぴょんぴょん
語り手:忙しく動き回っています
語り手:なので、なまけものたちが
語り手:じっとしていることが
語り手:フシギでなりません
語り手:困ったかおのうさぎちゃんに
語り手:ふくろうのおじさんが話しかけました
0:(ページをめくる)
ふくろうのおじさん:「うさぎちゃんはナマケモノ達が気になるのかい?」
語り手:ふくろうのおじさんが
語り手:うさぎちゃんに聞きました
語り手:うさぎちゃんはコクコクと
語り手:首を動かしふくろうのおじさんの
語り手:お話を聞きたそうにしています
ふくろうのおじさん:「そうだね。
ふくろうのおじさん:うさぎちゃんのようにいつも元気よく
ふくろうのおじさん:動き回っている動物たちにはフシギに見えるだろうね。
ふくろうのおじさん:だがねナマケモノ達は決して
ふくろうのおじさん:なまけている訳じゃないんだよ。」
語り手:うさぎちゃんはフシギな顔をして
語り手:ふくろうのおじさんの
語り手:お話を聞いています
0:(ページをめくる)
ふくろうのおじさん:「うさぎちゃんが元気に走ったり、はねたり
ふくろうのおじさん:お友達と遊んだりするだろ?
ふくろうのおじさん:ナマケモノ達にとってそれが寝ることなんだよ。
ふくろうのおじさん:この『やまぶきいろ』にはね。
ふくろうのおじさん:沢山、沢山の動物達がいるだろ。
語り手:うさぎちゃんは真剣に
語り手:お話を聞いています
ふくろうのおじさん:「その中に寝る事が大切な動物もいる
ふくろうのおじさん:もちろん走る事が大切な動物もいれば
ふくろうのおじさん:隠れる事が大切な動物もいる。
ふくろうのおじさん:うさぎちゃんは、これから沢山の
ふくろうのおじさん:動物達に会うと思うけど
ふくろうのおじさん:自分と違う所に気付いて
ふくろうのおじさん:フシギだと思ったら聞いてみると良いね。
ふくろうのおじさん:今、ナマケモノ達は寝ていて聞けないから
ふくろうのおじさん:代わりにおじさんが教えてあげたんだよ。
ふくろうのおじさん:あとは、そうだな・・・
ふくろうのおじさん:フシギだって思う気持ちを大事にしなさい。」
0:(ページをめくる)
語り手:うさぎちゃんは
語り手:ふくろうのおじさんの言ったことが
語り手:あたまから離れませんでした
語り手:うさぎちゃんはお家に帰って
語り手:お父さんにふくろうのおじさんから
語り手:聞いたことを伝えました
ナマケモノ君:「ふわぁぁ。よく寝たなぁ(※ゆっくりしゃべる)」
語り手:夕方近くになって
語り手:ナマケモノ君が起きました
語り手:ナマケモノ君の一日が
語り手:今はじまりましたね
0:(ページをめくる)
語り手:ふかいふかい山の奥に
語り手:動物たちがゆかいに暮らす
語り手:小さな村がありました
語り手:村の名前は『やまぶきいろ』
語り手:いろいろな動物がおもいおもいに
語り手:生活しています
語り手:明日もどんな動物さんのお話が
語り手:聞けるのでしょうね
語り手:また遊びに来てください
0:(絵本を閉じる)
語り手:はい、今日のお話はここまで
語り手:「なまけものの木」でした。
語り手:さいごまで聞いてくれて
語り手:ありがとう。
0:
0:
0:(おしまい)