台本概要

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タイトル 第十話 ナマケモノの木 ~やまぶきいろシリーズより~
作者名 桜美さくら  (@Omi_Sakura1007)
ジャンル 童話
演者人数 1人用台本(不問1)
時間 10 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 絵のない絵本 やまぶきいろシリーズ
第十話 ナマケモノの木

やまぶきいろの大きな木で
スヤスヤ寝ているナマケモノ達
うさぎちゃんはずっと寝ている
ナマケモノ達が気になっていました

※性別不問・年齢設定演者と同期

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
語り手 不問 14 やまぶきいろの世界を語る者
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
語り手:はーい。ここに集まって。 語り手:今から「なまけものの木」って絵本を読むよ。 語り手:静かに聞いてね。分かったかな。 0:(絵本を開く) 語り手:『なまけものの木』 語り手:ふかいふかい山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は「やまぶきいろ」 語り手:今日は何が起こるのでしょうか 語り手:一緒にのぞいてみましょう・・・ 0:(ページをめくる) 語り手:やまぶきいろでニワトリさんが 語り手:朝の挨拶を皆にしています 語り手:やまぶきいろの動物達は 語り手:お布団から出て 語り手:朝ごはんの準備をします 語り手:しかし 語り手:やまぶきいろの東にある 語り手:大きな木の枝には 語り手:まだ夢の中であそんでいる 語り手:なまけもの君がねています ナマケモノ君:「ぐぅぐぅ・・・ぐぅぐぅ・・・」 0:(ページをめくる) 語り手:なまけもの君がねている木は 語り手:やまぶきいろの中で 語り手:『なまけものの木』と言われ 語り手:村のみんなが知っています 語り手:なまけものの木は 語り手:なまけものの家族が 語り手:皆で過ごしています 語り手:しかし・・・ 語り手:なまけものの家族は 語り手:皆まだ夢の中にいます 0:(ページをめくる) 語り手:お昼を少しすぎたころ 語り手:なまけものの木は 語り手:どうなっているでしょうか ナマケモノ君:「ぐぅぐぅ・・・ぐぅぐぅ・・・」 語り手:おやおや・・・ 語り手:ナマケモノ君は 語り手:まだ夢の中で遊んでいるようですね 語り手:なまけものの木の下で 語り手:じっとナマケモノ達を 語り手:見上げているのがうさぎちゃんです 語り手:うさぎちゃんは気になっていました 語り手:どうしてナマケモノ達は 語り手:ずっと寝ているのだろうか・・・ 0:(ページをめくる) 語り手:うさぎちゃんはいつも 語り手:ぴょんぴょんぴょんぴょん 語り手:忙しく動き回っています 語り手:なので、なまけものたちが 語り手:じっとしていることが 語り手:フシギでなりません 語り手:困ったかおのうさぎちゃんに 語り手:ふくろうのおじさんが話しかけました 0:(ページをめくる) ふくろうのおじさん:「うさぎちゃんはナマケモノ達が気になるのかい?」 語り手:ふくろうのおじさんが 語り手:うさぎちゃんに聞きました 語り手:うさぎちゃんはコクコクと 語り手:首を動かしふくろうのおじさんの 語り手:お話を聞きたそうにしています ふくろうのおじさん:「そうだね。 ふくろうのおじさん:うさぎちゃんのようにいつも元気よく ふくろうのおじさん:動き回っている動物たちにはフシギに見えるだろうね。 ふくろうのおじさん:だがねナマケモノ達は決して ふくろうのおじさん:なまけている訳じゃないんだよ。」 語り手:うさぎちゃんはフシギな顔をして 語り手:ふくろうのおじさんの 語り手:お話を聞いています 0:(ページをめくる) ふくろうのおじさん:「うさぎちゃんが元気に走ったり、はねたり ふくろうのおじさん:お友達と遊んだりするだろ? ふくろうのおじさん:ナマケモノ達にとってそれが寝ることなんだよ。 ふくろうのおじさん:この『やまぶきいろ』にはね。 ふくろうのおじさん:沢山、沢山の動物達がいるだろ。 語り手:うさぎちゃんは真剣に 語り手:お話を聞いています ふくろうのおじさん:「その中に寝る事が大切な動物もいる ふくろうのおじさん:もちろん走る事が大切な動物もいれば ふくろうのおじさん:隠れる事が大切な動物もいる。 ふくろうのおじさん:うさぎちゃんは、これから沢山の ふくろうのおじさん:動物達に会うと思うけど ふくろうのおじさん:自分と違う所に気付いて ふくろうのおじさん:フシギだと思ったら聞いてみると良いね。 ふくろうのおじさん:今、ナマケモノ達は寝ていて聞けないから ふくろうのおじさん:代わりにおじさんが教えてあげたんだよ。 ふくろうのおじさん:あとは、そうだな・・・ ふくろうのおじさん:フシギだって思う気持ちを大事にしなさい。」 0:(ページをめくる) 語り手:うさぎちゃんは 語り手:ふくろうのおじさんの言ったことが 語り手:あたまから離れませんでした 語り手:うさぎちゃんはお家に帰って 語り手:お父さんにふくろうのおじさんから 語り手:聞いたことを伝えました ナマケモノ君:「ふわぁぁ。よく寝たなぁ(※ゆっくりしゃべる)」 語り手:夕方近くになって 語り手:ナマケモノ君が起きました 語り手:ナマケモノ君の一日が 語り手:今はじまりましたね 0:(ページをめくる) 語り手:ふかいふかい山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は『やまぶきいろ』 語り手:いろいろな動物がおもいおもいに 語り手:生活しています 語り手:明日もどんな動物さんのお話が 語り手:聞けるのでしょうね 語り手:また遊びに来てください 0:(絵本を閉じる) 語り手:はい、今日のお話はここまで 語り手:「なまけものの木」でした。 語り手:さいごまで聞いてくれて 語り手:ありがとう。 0: 0: 0:(おしまい)

語り手:はーい。ここに集まって。 語り手:今から「なまけものの木」って絵本を読むよ。 語り手:静かに聞いてね。分かったかな。 0:(絵本を開く) 語り手:『なまけものの木』 語り手:ふかいふかい山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は「やまぶきいろ」 語り手:今日は何が起こるのでしょうか 語り手:一緒にのぞいてみましょう・・・ 0:(ページをめくる) 語り手:やまぶきいろでニワトリさんが 語り手:朝の挨拶を皆にしています 語り手:やまぶきいろの動物達は 語り手:お布団から出て 語り手:朝ごはんの準備をします 語り手:しかし 語り手:やまぶきいろの東にある 語り手:大きな木の枝には 語り手:まだ夢の中であそんでいる 語り手:なまけもの君がねています ナマケモノ君:「ぐぅぐぅ・・・ぐぅぐぅ・・・」 0:(ページをめくる) 語り手:なまけもの君がねている木は 語り手:やまぶきいろの中で 語り手:『なまけものの木』と言われ 語り手:村のみんなが知っています 語り手:なまけものの木は 語り手:なまけものの家族が 語り手:皆で過ごしています 語り手:しかし・・・ 語り手:なまけものの家族は 語り手:皆まだ夢の中にいます 0:(ページをめくる) 語り手:お昼を少しすぎたころ 語り手:なまけものの木は 語り手:どうなっているでしょうか ナマケモノ君:「ぐぅぐぅ・・・ぐぅぐぅ・・・」 語り手:おやおや・・・ 語り手:ナマケモノ君は 語り手:まだ夢の中で遊んでいるようですね 語り手:なまけものの木の下で 語り手:じっとナマケモノ達を 語り手:見上げているのがうさぎちゃんです 語り手:うさぎちゃんは気になっていました 語り手:どうしてナマケモノ達は 語り手:ずっと寝ているのだろうか・・・ 0:(ページをめくる) 語り手:うさぎちゃんはいつも 語り手:ぴょんぴょんぴょんぴょん 語り手:忙しく動き回っています 語り手:なので、なまけものたちが 語り手:じっとしていることが 語り手:フシギでなりません 語り手:困ったかおのうさぎちゃんに 語り手:ふくろうのおじさんが話しかけました 0:(ページをめくる) ふくろうのおじさん:「うさぎちゃんはナマケモノ達が気になるのかい?」 語り手:ふくろうのおじさんが 語り手:うさぎちゃんに聞きました 語り手:うさぎちゃんはコクコクと 語り手:首を動かしふくろうのおじさんの 語り手:お話を聞きたそうにしています ふくろうのおじさん:「そうだね。 ふくろうのおじさん:うさぎちゃんのようにいつも元気よく ふくろうのおじさん:動き回っている動物たちにはフシギに見えるだろうね。 ふくろうのおじさん:だがねナマケモノ達は決して ふくろうのおじさん:なまけている訳じゃないんだよ。」 語り手:うさぎちゃんはフシギな顔をして 語り手:ふくろうのおじさんの 語り手:お話を聞いています 0:(ページをめくる) ふくろうのおじさん:「うさぎちゃんが元気に走ったり、はねたり ふくろうのおじさん:お友達と遊んだりするだろ? ふくろうのおじさん:ナマケモノ達にとってそれが寝ることなんだよ。 ふくろうのおじさん:この『やまぶきいろ』にはね。 ふくろうのおじさん:沢山、沢山の動物達がいるだろ。 語り手:うさぎちゃんは真剣に 語り手:お話を聞いています ふくろうのおじさん:「その中に寝る事が大切な動物もいる ふくろうのおじさん:もちろん走る事が大切な動物もいれば ふくろうのおじさん:隠れる事が大切な動物もいる。 ふくろうのおじさん:うさぎちゃんは、これから沢山の ふくろうのおじさん:動物達に会うと思うけど ふくろうのおじさん:自分と違う所に気付いて ふくろうのおじさん:フシギだと思ったら聞いてみると良いね。 ふくろうのおじさん:今、ナマケモノ達は寝ていて聞けないから ふくろうのおじさん:代わりにおじさんが教えてあげたんだよ。 ふくろうのおじさん:あとは、そうだな・・・ ふくろうのおじさん:フシギだって思う気持ちを大事にしなさい。」 0:(ページをめくる) 語り手:うさぎちゃんは 語り手:ふくろうのおじさんの言ったことが 語り手:あたまから離れませんでした 語り手:うさぎちゃんはお家に帰って 語り手:お父さんにふくろうのおじさんから 語り手:聞いたことを伝えました ナマケモノ君:「ふわぁぁ。よく寝たなぁ(※ゆっくりしゃべる)」 語り手:夕方近くになって 語り手:ナマケモノ君が起きました 語り手:ナマケモノ君の一日が 語り手:今はじまりましたね 0:(ページをめくる) 語り手:ふかいふかい山の奥に 語り手:動物たちがゆかいに暮らす 語り手:小さな村がありました 語り手:村の名前は『やまぶきいろ』 語り手:いろいろな動物がおもいおもいに 語り手:生活しています 語り手:明日もどんな動物さんのお話が 語り手:聞けるのでしょうね 語り手:また遊びに来てください 0:(絵本を閉じる) 語り手:はい、今日のお話はここまで 語り手:「なまけものの木」でした。 語り手:さいごまで聞いてくれて 語り手:ありがとう。 0: 0: 0:(おしまい)