台本概要

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タイトル 始末屋の二人 01
作者名 読川詩朗
ジャンル その他
演者人数 2人用台本(男1、女1)
時間 20 分
台本使用規定 非商用利用時は連絡不要
説明 言葉足らずで幼い女の子 キラ
そして口調が荒い男 ブルーノの二人が暴れるお話

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キャラ説明  

名前 性別 台詞数 説明
ブルーノ 67 口が悪い殺し屋 でも面倒見がいいおっちゃん
キラ 51 幼いながらにも強い女の子 口数が少ない
※役をクリックするとセリフに色が付きます。

台本本編

文字サイズ
0:大きな電波塔の頂上 キラ:今日は満月か・・・はぁ・・今日はよく冷えるなぁ・・・ 0:耳に着けてるブルートゥースからコールが鳴る キラ:・・・・・はい・・。 ブルーノ:あぁ、やっと出た。キラお前今どこにいんだ?言われた場所に車止めたけど?乗るなら早くしてくれよー駐禁きられたくねぇんだよ キラ:あ・・ごめん・・・忘れてた。 ブルーノ:はぁ?忘れてただぁ?ちょお前今どこにいんだよ?もうじき仕事だろ? キラ:・・いつもの所だよ・・・ ブルーノ:おま!また電波塔の上昇ってるのかよ!ったくよぉ・・・仕事には間に合うのか? キラ:・・・ブルーノ・・うるさい・・・ ブルーノ:うるさいってなんだ!俺はお前の事を思ってだな? 0:ガチャッ・・ツーツー ブルーノ:あ!おい!キラ!まだ話はっ!!・・ったくよぉ・・・先に仕事場向かうからな俺は・・・知らねーぞ! キラ:・・ブルーノはいつも・・・さてと・・じゃあ私も・・・・行くよ・・・ 0:立ち上がると冷たい風が吹く キラ:南西の風・・・じゃああっちかな・・・ 0:小走りで電波塔の頂上から飛び降りるキラ キラ:あのビルかな・・・ 0:袖からワイヤーを出してスパイダーマンのようにビルの間を飛び交うキラ ブルーノ:ふんふんふーん、やっぱパンクはいいなぁ・・・ん?ってあれキラじゃねぇか!! 0:車の窓を開けるブルーノ ブルーノ:キラ!おい!キラぁ!待てっての!! 0:目と目が合うが無視して進んでいくキラ ブルーノ:あぁあんのやろぉお!覚えてろよ・・・!! 0:とあるビルの屋上に着くキラ キラ:・・確か・・・ここだった・・・かな・・・・ 0:地上にはブルーノが車を止めて降りてくる ブルーノ:チッ!仕事してくれるからキツくは言えんが・・誰に似たのかねぇ・・・ キラ:・・・窓から入ったほうが早いな・・・ ブルーノ:あいつ・・窓から入る気か・・んじゃ俺は 0:腰から二丁拳銃を取り出す ブルーノ:正面から突破するとしますかね。 0:屋上の手すりにワイヤーをくくりつけゆっくり降りていくキラ キラ:・・・確か・・・四階の・・ここだ・・・明かりがついてる・・・ 0:エレベーターで四階に着くブルーノ ブルーノ:やぁやぁこんばんわ。始末屋のブルーノです。覚えなくてもいいので。死んでください。 0:発砲しながら進むブルーノ ブルーノ:あははは!よえぇよえぇ!俺は今腹立ってんだ!お前ら全員生きて帰さねぇから安心して死ね! キラ:始まった・・・ 0:窓を蹴破り入ってくるキラ キラ:・・・始末屋・・・キラ・・です・・・ 0:大きなナタを振り回し室内の敵を殺していくキラ ブルーノ:あん?この部屋か?オルァ! 0:ドアを蹴破るブルーノ ブルーノ:おい!キラぁ!お前!俺の獲物取るなよ!! キラ:・・・取ってない・・今から・・・ ブルーノ:今からも何もねぇんだよ!このおっさんを殺せって言われたのは俺なんだよ!依頼人は俺に言ったんだ!だから俺に殺させろ! キラ:・・・あの時・・私も・・いた・・・ ブルーノ:居ても依頼人は俺の眼を見て頼んできたんだ!だぁかぁらぁ!これは俺の獲物なんだよ! キラ:・・・私が・・殺す・・・ ブルーノ:俺だ! キラ:私・・・ 0:ドアから増援が入って銃を乱射してくる ブルーノ:おいお前ら!このおっさんを殺してもいいのか?お前らの雇い主だろ?あぁ!? 0:ボスを人質に後ろに回り込むブルーノ キラ:・・・その人・・・譲る・・・ ブルーノ:あ? 0:敵勢に走り出しナタでどんどん切り殺していくキラ ブルーノ:あ!てめぇ!ずりぃぞ! 0:ボスを押し倒すブルーノ ブルーノ:俺も混ざろ! 0:こっそり逃げようとするボス ブルーノ:どこ行くんだ?逃がさねぇよぉ?おらぁ! 0:踏みつけるブルーノ ブルーノ:なぁおっさん。お前が殺した男いたろ?その男のガールフレンドからお前を殺すよう依頼されてきたんだ。じゃ大人しく死んどけよ 0:「お前らは誰なんだ・・・」と聞いてくるボス ブルーノ:あ?俺らか?俺らは キラ:始末屋・・・ 0:投げたナタがボスの首を刎ねる ブルーノ:だぁああああ!お前ぇええ!キラぁああ!!俺に譲るんじゃねぇのかよぉおお!!! キラ:早く殺さない・・ブルーノが悪い・・・ 0:頬をつねるブルーノ ブルーノ:お前なぁあ?話し終えたら殺そうとしてたんだぜぇえ? キラ:ぶうーお(ブルーノ)・・・いはい(痛い)・・・ ブルーノ:・・ったくよぉ。まぁいいや仕事は終わったしけぇんぞキラ キラ:・・・うん・・ 0:車に乗り込む二人 ブルーノ:もう仕事は終わったし、なんか食って帰るか?何食いたい? キラ:なんでもいいよ・・・ ブルーノ:そんじゃあいつものあのラー・・ キラ:ラーメン以外・・・ ブルーノ:おまっ!なんでもいいんじゃなかったのかよ! キラ:あそこ・・美味しくない・・・し、臭い・・・ ブルーノ:あの味がうまいんだろぉ?はぁ・・まだお子様にはわかんねぇんだな? キラ:ブルーノの・・趣味が・・・変なだけ・・・ ブルーノ:ちょ!お前なぁ?まぁいいわ。適当にファストフード寄って帰るか キラ:うん・・・ 0:二人の家 ブルーノ:ふぅー食った食った・・あーもう何もいらねぇ・・・ちょっくらたばこ吸ってくるわ。先風呂入って寝とけよキラ キラ:・・いってらっしゃい・・・ 0:ベランダに出るキラ ブルーノ:んぁ?どうした?キラ キラ:なんでもない・・・月を・・見に来ただけ・・・ ブルーノ:そうかい・・・今日はいい満月だよなぁ・・・ キラ:うん・・・ ブルーノ:・・・なぁキラ キラ:なに・・? ブルーノ:普通の生活に戻りてぇか? キラ:どうしたの・・突然・・・ ブルーノ:いや、あの日もお前は一人・・満月を見てたなぁ・・ってな・・・ 0:煙草を吸いながら月を見上げるブルーノ 0:ー遡る事、数年前ー ブルーノ:はっはっは!始末屋をなめんなよ!死んどけ!くそ共が!はぁ・・はぁ・・・あーいってぇ・・・ん? 0:月を見上げる小さい女の子 ブルーノ:なんだ?ガキか・・・?こいつらの誰かがさらってきたガキか? ブルーノ:なぁお嬢ちゃ・・・ 0:そこには誰もいない ブルーノ:ん?いねぇ?グッ! 0:背中を誰かに斬られる ブルーノ:まだ誰か生きてやがったのか! 0:振り返るが誰もいない ブルーノ:あ?誰も・・いねぇ・・? 0:暗闇から物音がする ブルーノ:そこか! 0:ズガンズガンと撃つブルーノ ブルーノ:・・気配が・・ハッ!上か! 0:振り下ろされるナタを白刃取めするブルーノ ブルーノ:ぬぉ!?ぐ・・ぐぐ・・オルァ! 0:蹴り倒し首を掴むブルーノ ブルーノ:てめぇよくも・・・って、ガキ!? キラ:・・・。 ブルーノ:てめぇさっき窓に居た・・・誰だ?名前を言え キラ:ない・・ ブルーノ:あ? キラ:名前・・・ない・・・ ブルーノ:はぁ?んじゃてめぇこいつらの仲間か? キラ:・・・違う・・・ ブルーノ:じゃあてめぇ誰に雇われた!答えろ! キラ:誰にも・・一人で・・・来た・・・ ブルーノ:はぁ?てめぇみたいなガキんちょが一人で来ただ?じゃあ誰にその暗殺術を教えてもらった! キラ:さぁ・・山の・・・おじさん・・・ ブルーノ:山野おじさん?誰だか知らんが知らねぇがガキをこんなんに仕上げるなんて・・・その山野おじさん?ってやつの元へ連れていけ! キラ:私が・・殺した・・・ ブルーノ:はぁ?殺したぁ?お前を育てた奴をか? キラ:そう・・命令・・されたから・・・私を・・倒せる人が・・・新しい・・・飼い主・・って言ってた・・・ ブルーノ:そ・・そうか・・・俺に殺意を向けないのであれば、お前を殺さないでやる。俺に殺意を向けたら殺すからな キラ:うん・・・ 0:静かに手を離すブルーノ ブルーノ:さてと、仕事も終えたし帰るか・・・ 0:後ろをちょこちょこついてくるキラ ブルーノ:なんなんだよ!ついてくんなガキが!! キラ:新しい・・・飼い主・・だから・・・ ブルーノ:あ?飼い主だぁ? キラ:私を・・倒した・・・から・・・ ブルーノ:嘘だろ・・!?お前を雇うなんてありえねぇっての!俺一人で始末屋だ!誰も仲間なんぞいらねぇ! 0:腹の音が大きくなるキラ キラ:ごめん・・なさい・・・ ブルーノ:あぁあああ!わぁーったよ!その代わりお前が大きくなったら手放すからな!!ついてこい! キラ:うん・・・! ブルーノ:じゃ行くぞキラ キラ:キラ・・? ブルーノ:お前の名前だよ。お前とかガキとかで呼びたくねぇからな。お前は今日からキラだ。 キラ:うん・・・ 0:ーそして今に戻るー キラ:ルーノ・・ブルーノ・・・ ブルーノ:あぁすまんな。どうした? キラ:見て・・流れ星・・・ ブルーノ:本当だな・・・あぁーあ!お前が風呂入んねぇなら俺が先に入るからな キラ:おじさん臭くなるから・・私が先に入る・・・ ブルーノ:おまっ!・・・ふっ、まぁいい。天体観測もほどほどにしておけよ。んじゃ俺は洗い物しておくからな キラ:うん・・・。

0:大きな電波塔の頂上 キラ:今日は満月か・・・はぁ・・今日はよく冷えるなぁ・・・ 0:耳に着けてるブルートゥースからコールが鳴る キラ:・・・・・はい・・。 ブルーノ:あぁ、やっと出た。キラお前今どこにいんだ?言われた場所に車止めたけど?乗るなら早くしてくれよー駐禁きられたくねぇんだよ キラ:あ・・ごめん・・・忘れてた。 ブルーノ:はぁ?忘れてただぁ?ちょお前今どこにいんだよ?もうじき仕事だろ? キラ:・・いつもの所だよ・・・ ブルーノ:おま!また電波塔の上昇ってるのかよ!ったくよぉ・・・仕事には間に合うのか? キラ:・・・ブルーノ・・うるさい・・・ ブルーノ:うるさいってなんだ!俺はお前の事を思ってだな? 0:ガチャッ・・ツーツー ブルーノ:あ!おい!キラ!まだ話はっ!!・・ったくよぉ・・・先に仕事場向かうからな俺は・・・知らねーぞ! キラ:・・ブルーノはいつも・・・さてと・・じゃあ私も・・・・行くよ・・・ 0:立ち上がると冷たい風が吹く キラ:南西の風・・・じゃああっちかな・・・ 0:小走りで電波塔の頂上から飛び降りるキラ キラ:あのビルかな・・・ 0:袖からワイヤーを出してスパイダーマンのようにビルの間を飛び交うキラ ブルーノ:ふんふんふーん、やっぱパンクはいいなぁ・・・ん?ってあれキラじゃねぇか!! 0:車の窓を開けるブルーノ ブルーノ:キラ!おい!キラぁ!待てっての!! 0:目と目が合うが無視して進んでいくキラ ブルーノ:あぁあんのやろぉお!覚えてろよ・・・!! 0:とあるビルの屋上に着くキラ キラ:・・確か・・・ここだった・・・かな・・・・ 0:地上にはブルーノが車を止めて降りてくる ブルーノ:チッ!仕事してくれるからキツくは言えんが・・誰に似たのかねぇ・・・ キラ:・・・窓から入ったほうが早いな・・・ ブルーノ:あいつ・・窓から入る気か・・んじゃ俺は 0:腰から二丁拳銃を取り出す ブルーノ:正面から突破するとしますかね。 0:屋上の手すりにワイヤーをくくりつけゆっくり降りていくキラ キラ:・・・確か・・・四階の・・ここだ・・・明かりがついてる・・・ 0:エレベーターで四階に着くブルーノ ブルーノ:やぁやぁこんばんわ。始末屋のブルーノです。覚えなくてもいいので。死んでください。 0:発砲しながら進むブルーノ ブルーノ:あははは!よえぇよえぇ!俺は今腹立ってんだ!お前ら全員生きて帰さねぇから安心して死ね! キラ:始まった・・・ 0:窓を蹴破り入ってくるキラ キラ:・・・始末屋・・・キラ・・です・・・ 0:大きなナタを振り回し室内の敵を殺していくキラ ブルーノ:あん?この部屋か?オルァ! 0:ドアを蹴破るブルーノ ブルーノ:おい!キラぁ!お前!俺の獲物取るなよ!! キラ:・・・取ってない・・今から・・・ ブルーノ:今からも何もねぇんだよ!このおっさんを殺せって言われたのは俺なんだよ!依頼人は俺に言ったんだ!だから俺に殺させろ! キラ:・・・あの時・・私も・・いた・・・ ブルーノ:居ても依頼人は俺の眼を見て頼んできたんだ!だぁかぁらぁ!これは俺の獲物なんだよ! キラ:・・・私が・・殺す・・・ ブルーノ:俺だ! キラ:私・・・ 0:ドアから増援が入って銃を乱射してくる ブルーノ:おいお前ら!このおっさんを殺してもいいのか?お前らの雇い主だろ?あぁ!? 0:ボスを人質に後ろに回り込むブルーノ キラ:・・・その人・・・譲る・・・ ブルーノ:あ? 0:敵勢に走り出しナタでどんどん切り殺していくキラ ブルーノ:あ!てめぇ!ずりぃぞ! 0:ボスを押し倒すブルーノ ブルーノ:俺も混ざろ! 0:こっそり逃げようとするボス ブルーノ:どこ行くんだ?逃がさねぇよぉ?おらぁ! 0:踏みつけるブルーノ ブルーノ:なぁおっさん。お前が殺した男いたろ?その男のガールフレンドからお前を殺すよう依頼されてきたんだ。じゃ大人しく死んどけよ 0:「お前らは誰なんだ・・・」と聞いてくるボス ブルーノ:あ?俺らか?俺らは キラ:始末屋・・・ 0:投げたナタがボスの首を刎ねる ブルーノ:だぁああああ!お前ぇええ!キラぁああ!!俺に譲るんじゃねぇのかよぉおお!!! キラ:早く殺さない・・ブルーノが悪い・・・ 0:頬をつねるブルーノ ブルーノ:お前なぁあ?話し終えたら殺そうとしてたんだぜぇえ? キラ:ぶうーお(ブルーノ)・・・いはい(痛い)・・・ ブルーノ:・・ったくよぉ。まぁいいや仕事は終わったしけぇんぞキラ キラ:・・・うん・・ 0:車に乗り込む二人 ブルーノ:もう仕事は終わったし、なんか食って帰るか?何食いたい? キラ:なんでもいいよ・・・ ブルーノ:そんじゃあいつものあのラー・・ キラ:ラーメン以外・・・ ブルーノ:おまっ!なんでもいいんじゃなかったのかよ! キラ:あそこ・・美味しくない・・・し、臭い・・・ ブルーノ:あの味がうまいんだろぉ?はぁ・・まだお子様にはわかんねぇんだな? キラ:ブルーノの・・趣味が・・・変なだけ・・・ ブルーノ:ちょ!お前なぁ?まぁいいわ。適当にファストフード寄って帰るか キラ:うん・・・ 0:二人の家 ブルーノ:ふぅー食った食った・・あーもう何もいらねぇ・・・ちょっくらたばこ吸ってくるわ。先風呂入って寝とけよキラ キラ:・・いってらっしゃい・・・ 0:ベランダに出るキラ ブルーノ:んぁ?どうした?キラ キラ:なんでもない・・・月を・・見に来ただけ・・・ ブルーノ:そうかい・・・今日はいい満月だよなぁ・・・ キラ:うん・・・ ブルーノ:・・・なぁキラ キラ:なに・・? ブルーノ:普通の生活に戻りてぇか? キラ:どうしたの・・突然・・・ ブルーノ:いや、あの日もお前は一人・・満月を見てたなぁ・・ってな・・・ 0:煙草を吸いながら月を見上げるブルーノ 0:ー遡る事、数年前ー ブルーノ:はっはっは!始末屋をなめんなよ!死んどけ!くそ共が!はぁ・・はぁ・・・あーいってぇ・・・ん? 0:月を見上げる小さい女の子 ブルーノ:なんだ?ガキか・・・?こいつらの誰かがさらってきたガキか? ブルーノ:なぁお嬢ちゃ・・・ 0:そこには誰もいない ブルーノ:ん?いねぇ?グッ! 0:背中を誰かに斬られる ブルーノ:まだ誰か生きてやがったのか! 0:振り返るが誰もいない ブルーノ:あ?誰も・・いねぇ・・? 0:暗闇から物音がする ブルーノ:そこか! 0:ズガンズガンと撃つブルーノ ブルーノ:・・気配が・・ハッ!上か! 0:振り下ろされるナタを白刃取めするブルーノ ブルーノ:ぬぉ!?ぐ・・ぐぐ・・オルァ! 0:蹴り倒し首を掴むブルーノ ブルーノ:てめぇよくも・・・って、ガキ!? キラ:・・・。 ブルーノ:てめぇさっき窓に居た・・・誰だ?名前を言え キラ:ない・・ ブルーノ:あ? キラ:名前・・・ない・・・ ブルーノ:はぁ?んじゃてめぇこいつらの仲間か? キラ:・・・違う・・・ ブルーノ:じゃあてめぇ誰に雇われた!答えろ! キラ:誰にも・・一人で・・・来た・・・ ブルーノ:はぁ?てめぇみたいなガキんちょが一人で来ただ?じゃあ誰にその暗殺術を教えてもらった! キラ:さぁ・・山の・・・おじさん・・・ ブルーノ:山野おじさん?誰だか知らんが知らねぇがガキをこんなんに仕上げるなんて・・・その山野おじさん?ってやつの元へ連れていけ! キラ:私が・・殺した・・・ ブルーノ:はぁ?殺したぁ?お前を育てた奴をか? キラ:そう・・命令・・されたから・・・私を・・倒せる人が・・・新しい・・・飼い主・・って言ってた・・・ ブルーノ:そ・・そうか・・・俺に殺意を向けないのであれば、お前を殺さないでやる。俺に殺意を向けたら殺すからな キラ:うん・・・ 0:静かに手を離すブルーノ ブルーノ:さてと、仕事も終えたし帰るか・・・ 0:後ろをちょこちょこついてくるキラ ブルーノ:なんなんだよ!ついてくんなガキが!! キラ:新しい・・・飼い主・・だから・・・ ブルーノ:あ?飼い主だぁ? キラ:私を・・倒した・・・から・・・ ブルーノ:嘘だろ・・!?お前を雇うなんてありえねぇっての!俺一人で始末屋だ!誰も仲間なんぞいらねぇ! 0:腹の音が大きくなるキラ キラ:ごめん・・なさい・・・ ブルーノ:あぁあああ!わぁーったよ!その代わりお前が大きくなったら手放すからな!!ついてこい! キラ:うん・・・! ブルーノ:じゃ行くぞキラ キラ:キラ・・? ブルーノ:お前の名前だよ。お前とかガキとかで呼びたくねぇからな。お前は今日からキラだ。 キラ:うん・・・ 0:ーそして今に戻るー キラ:ルーノ・・ブルーノ・・・ ブルーノ:あぁすまんな。どうした? キラ:見て・・流れ星・・・ ブルーノ:本当だな・・・あぁーあ!お前が風呂入んねぇなら俺が先に入るからな キラ:おじさん臭くなるから・・私が先に入る・・・ ブルーノ:おまっ!・・・ふっ、まぁいい。天体観測もほどほどにしておけよ。んじゃ俺は洗い物しておくからな キラ:うん・・・。